オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

知床半島S川上流域早春のオショロコマ、♂♀の比率

2013-04-26 19:34:19 | 渓流魚、蝶、自然
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早春の知床半島S川上流域のオショロコマ、♂♀の比率
20XX-5-10  晴れ 風が冷たい

下流域に魚がいないのでどうにもならない。

そこで思い切って、いつもはヒグマを恐れて入って行かない上流域へ、今回初めて行ってみた。

奇岩が並び、ちょっと変わった独特の風景だ。










落差溝の下流から海までと、その上流とではオショロコマの外観がやや変わる。

上流域では河口付近と違いオショロコマは小型で、下流域の個体群と似た個体もいるが、概して多彩、かつ野性的な外観だ。

小型だが個体数は多い。しばらくいくと遡行が難しい雰囲気になり無理をせずそこから引き返した。

♂は昨年秋の産卵行動の傷跡が残る個体が多かったが、これから初夏にかけては十分に摂食して、またみずみずしいお肌になってゆくと思われた。

今日、この水域での♂と♀の比率が気になり、釣れた魚を全て撮影して♂♀の比をみた。

明らかな♂、明らかな♀のほかにどちらかな?と判断にとまどう個体もいる。

オショロコマは一体どの発達段階から♂♀にはっきりと分化してゆくのだろうか。

今日のところは明らかな♂15匹、明らかな♀16匹、♂か♀か迷うもの10匹であった。











明らかに♂と思われる個体たち。

















明らかに♀と思われる個体たち。



















♂か♀か、 外見的に迷ってしまう個体たち




















夏場は圧倒的に♀が多くなるのだが、早春のこの時期、上流域では ♂と♀の比率は 約1 : 1 であった。




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