オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

初秋のブラウンを撮影 その壱

2022-05-09 22:44:23 | ブラウントラウト
初秋のブラウンを撮影 その壱



20XX-9-6 (日) 晴れたり曇ったり 29度C


天気予報では大型で史上最強の台風10号がくるぞ、すごいぞとしきりに警戒と恐怖をあおっている。



AM 8:50 十勝の大平原の川に繁殖しているブラウントラウトを見に北見市の自宅を出発。



山を越え、峠を越え、林をぬけてひた走り、十勝地方に入ると大きな碁盤の目みたいな作りの単調な長い道が広大な畑作地帯を縦横無尽に走るため、一本曲がり角を間違えると迷宮に入ったみたいに道がわからなくなる。最初の頃は ナビ の使い方も不慣れであったせいか、ずいぶん道に迷った。


しかし、さすがに10年も通っていると、もう道順はすっかり身について、広大な十勝の大畑作地帯の唯一点、目的のブラウントラウトの繁殖場所にまっすぐに到達できるようになった。年に数回、なんとなくブラウンに会いたくなったら出かける。



この時期、入渓地点の上流も下流も一面に背の高いヨシが水面を覆って水面が見えなくなりどこが川だかわからなくなることもある。


今回は、何故かそれが著しく、水面がヨシで埋め尽くされてしまって釣りにはならないところが多い。


なんとか川面が開いているところを見つけては腰まで深い水につかってヨシをかきわけてすすむと、ブラウンがばしゃりと水面に躍り出て昆虫を補食している。



でかい。40cmくらいか。オショロコマ用の仕掛けをデカニジマス用の強靱な仕掛けにとりかえ振り込むと、なんと水面から飛び出したブラウンが空中で食いついた。そのあとは、地の底に引き込むようなブラウン独特の猛烈な強い引き。短い手竿が極限まで絞り込まれて バーンっ と破裂しそうだ。



ランデングネットですくおうとするが数回手元で素早くターンされ、道糸がヨシにひっかかったりして手こずる間に浅い針かかりの針が身切れではずれてしまい逃げられた。



すぐ2匹目がヒット、これは慎重にネットして草の葉をバックに撮影。












ブラウンの斑紋には変化が多く、撮影していて飽きない。













私の場合は 単なる魚体の大きさ よりも美しい色調・斑紋の個体変異、水域ごとの変化の方に遙かに心が躍る。










ブラウンを釣っては撮影、ていねいにリリースを繰り返す。
















季節は、もう秋の始まり。ナナカマドの実が黄色く色づきはじめている。これから冬にかけて真紅の実になってゆく。






     この項、続く。



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