吹田という市では市民ランナーが
たくさんいましたね。
大阪実業団でも吹田は1部に入っている
チームが強かったです。
それにトライアスロンでも
先駆的にやっている人も多くいましたね。
そこに挑戦だと言って挑んだ駅伝も
あと10mくらいのところで負けていました。
千里南公園はそんな吹田の
千里南のところにあります。
阪和道で吹田で降りて、
万博周回道路から「おゆば」の
ところを南に行くとその公園に出てきます。
地図で見た時は駐車場は
わからなかったのですが、
ちゃんとあります。
そこに車を止めて、
警戒に歩ける格好で、
公園内ウォーキングに
出かけてゆきましょう。
左回りに回ってゆきます。
公園は真ん中に池があって、
その周辺に緑があるという形です。
一周は1100mくらいです。
まず最初、ここには
イタリアンレストランがありますね。
そういえば、先日わが市のシーパスパークにも
新しく食堂ができると市長が行ってましたねえ。
まあうまく経営されればいいですね。
このレストランを超えてしばらく行くと、
公園の中に石が一つ立っています。
そうこの公園には各所に詩や
俳句の碑がいくつかおかれています。
これは、柳原白蓮という人の歌碑
「和田津海の沖に火もゆる火の国に
われあり誰ぞやおもわれ人は」
と書かれています。
美貌と才気と文筆で「筑紫の女王」
と呼ばれた人なんだそうです。
なぜここにあるかはわかりません。
そしてこれは兼明親王の歌碑。
「七重八重花は咲けども山吹の
みの一つだになきぞ悲しき」
ああ、これはなんか聞いたことがありますね。
これは雨降りの時に、
蓑を借りようとしたら
女性が山吹の花を差し出したんだそうです。
蓑がないことを歌に
合わせて表現したという話。
公園にこの歌碑があるのは、
天気悪いと傘を持って来い
という公園側の主張なんでしょうか。
そんなわけないよなあ。
またこれはなんと空海の歌碑です。
「阿字の子が阿字の古里立出でて
又立返る阿字の古里」
密教では万物は不生不滅で、
その真理を体得することが
悟りに至るという根本を
表現していると言われています。
なんかねえ、ここの公園の歌碑は
異様にレベルが高い歌碑が多いですねえ。
なぜこれが公園にという感じです。
それにここはこんな風に歌碑を
立てる場所に木々が多いですねえ。
イベントに応じてみんなでここに
桜を植樹したなんて碑もありましたよ。
周回道路には桜もけっこうあって、
春になったら花見で賑わうんやろなあ
って感じです。
たぶんあの疑惑の10kmを走った時は、
公園に入ってからこの木々の下を
走ってゴールに向かったんやろなあ
って感じです。
あの時は10月だったから
頭の中にそんな印象はない。
今度、桜が咲くころには
一度電車で出かけて行って、
あの頃のことをネタに
ビールを飲むのもいいかもしれないなあ。
続く