今日は堺市を歩いた話です。
堺市と言えば、大阪南部の
どちらかと言えば港湾都市
というイメージがありますね。
え?あんたが勝手に思っている
だけやろと言われるかもしれませんが、
どうもそんなイメージが強いように思えます。
でもねえ、泉北ニュータウンの
もう少し山側なんかにはいると、
山や田んぼが広がる里山風景も
結構あったりします。
春には山にコバノミツバツツジが生えていたり、
結構山菜の穴場だったりもします。
気軽に簡単に行ける里山も結構あるのです。
おすすめは、堺の公園墓地である
鉢ヶ峯霊園の奥にある
堺自然ふれあいの森当たりです。
大きな霊園なんで道は整備されていますし、
山の中もきれいに整えられていて、
気軽に里山歩きを楽しめる場所なんです。
9月頃に一度行ってみるかと
車で行ってみたのですが、
どうも月曜日で休みでした。
進入路の橋は通行止めになっていて、
中には入っていけません。
まあ山道だから、徒歩で向かって
いけないことはないのですが、
ちょっと気が引けるので、
施設が開いているときに
来ようと出直しました。
この墓地は結構広くて、
桜も咲くので花見をされる人も
多いようですが、あまり
はしゃいだりするのはあきませんね。
墓地だし。
なので焼肉なんてもってのほか、
花を見ながらお弁当食べに
来るくらいがいいかもしれませんね。
で、先日10月末に月曜日を外して
もう一度訪ねてみました。
おお~進入路の橋も通れますね。
500mくらい行くと大きな駐車場があります。
乗用車は5、6台とまっていますが、
その奥に観光バスが二台泊まっています。
団体さんが来ているのかなと思いましたが、
ここからも聞こえます。
子供たちの大きな声が、
山間にこだましています。
校外学習ですねえ。
ちなみに、ここは入場料は無料です。
進んでいくと、とおくに施設の
建物が見えてきますが
その下に小学生くらいのこども達が
わんさかいます。
うわ~これは大変だ。
タヌキみたいなおっちゃんいてるぞ~
といじめられないやろうか。
真面目な顔をして歩いてゆきましょう。
これくらいの小学生って、
教育されているんか
「こんにちは」とかいうよなあ。
100人くらいの子供に
こんにちはというのは大変。
いっそこうなったら、
錦鯉みたいに「こんにちは~」と
言ってみるかと思っていたら、
みんな並んで山の中に消えていったので、
叫ばずにすみました。
では、このすきに施設の方に
入っておきましょう。
階段を上がって、ご自由におはいり下さい
と書かれた扉を開けて入ってゆくと、
男女三人がテーブルで会議をやっておりました。
一瞬入ってもいいのかなと思いましたが、
向うからこんにちはと声がかかりました。
思わずここでも錦鯉みたいに
叫びそうになるのを抑えて、
頭を下げつつ静かに入ってゆきましたよ。
まず最初に目に入るのは、
昆虫などの標本です。
ああ、いろいろいるんですね。
蝶々なんかは目につきますね。
それからもう今は鳴いていないけど
セミなんかの標本もありました。
あ、カミキリムシのタマムシ
なんかはまだ今も鮮やかな色合いです。
少し前まで、近所の神社にも
タマムシがいて、それを見たミセスが
とっても驚いていたのを思い出します。
生まれて初めて生きているのを
見たといってました。
子供時代を大阪市内で過ごしたので、
今でも話をしていて
驚くことがいっぱいあります。
「あんたはすごい田舎でうまれたんやなあ」
なんてことを言うのです。
きっと神社にウサギがいたこと
なんか話をしたらびっくりするでしょうね。
続く