ネット上で一部話題の(新聞にも時々広告が載ってます)「住友銀行秘史」を読んだ。
扱っているテーマは非常に面白いし、作者の当時のメモをそのまま文字にしているせいか、生々しさを感じた。(主なテーマはイトマン事件そのものではなく、むしろイトマン事件に対する住友銀行上層部の対応や内部権力闘争。作者が許永中本人らとやり合ったりしているわけではない。)
ただ、多くの人が指摘しているように、行間から漂う作者の自己顕示欲に読んでいて辟易した。
そして何より、メモをそのまま文字した生々しさと引換えに、誰が何を言ったのかが非常に分かりづらい。主語は誰なのか、引用部分はどこからどこまでなのか、その辺が一々気になって、最後には読んでいて飽きてきた。
きっと読み返すことはないと思い、即ブックOフへ600円で売りました。
扱っているテーマは非常に面白いし、作者の当時のメモをそのまま文字にしているせいか、生々しさを感じた。(主なテーマはイトマン事件そのものではなく、むしろイトマン事件に対する住友銀行上層部の対応や内部権力闘争。作者が許永中本人らとやり合ったりしているわけではない。)
ただ、多くの人が指摘しているように、行間から漂う作者の自己顕示欲に読んでいて辟易した。
そして何より、メモをそのまま文字した生々しさと引換えに、誰が何を言ったのかが非常に分かりづらい。主語は誰なのか、引用部分はどこからどこまでなのか、その辺が一々気になって、最後には読んでいて飽きてきた。
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