THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

北海道胆振東部地震後もずっと余震続き・・・・・

2018-09-19 15:44:50 | リハーサル

いまだに北海道民は連日の揺れに悩まされています。

私がその時に体験した地震直後のメモです。

~iPhoneが崩れた品々の下に埋もれてしまい、直後に停電…マジかよ?!
なんとかiPhoneを暗闇の中、探しだして付属ライトの光で現状確認。
崩れた書物でドアがふさがれてしまってたけど、なんとか部屋から脱出。
居間のテレビも倒れてました。
今は自家発電ラジオで情報を入手している状態です!

この状況が1日半続いたのでした・・・・~

 

さてさて、今月23日にSTAが出演するヴィニーズ・バーの企画ライブ「ラッパ祭り」

タイバンはサッポロのソウルクィーンこと、ヒロリン率いる「マイ・ソウル電気楽団」だあ。

相手にとって不足なし。

STA以上の大所帯で登場するようですよ。

あそこのメンバーでヒコ、ナカジ、ダイちゃんはSTAでもライブ演奏したことがあるし、どいつもこいつも顔見知りばかり。

今からワクワク楽しみです。

当日は入場無料ですよ(1ドリンク代500円は別途料金)。

ライブに向けてのSTAスタジオリハーサルが、今月2回行われました。

その最終リハにはギターのみスケジュールの都合で欠席。

8人のメンバーが集結しました。

マサ、クニ、シゲ、ジュン、サワケン、キムキム、ミキティ、ヤスというお馴染みの顔ぶれ!

シゲ&クニの金管楽器コンビも久し振りに復帰。

なんといっても目玉はマサが長年ラブコールを送り続けて、このたび共演が実現したキーボードのキムキム。ライブ会場では数え切れないほど顔を合わせてきましたがSTAで共にプレイするのは初。

なんたってひっぱりダコの人気者ゆえに、超多忙のキムキム。

そんな中を調整して遂に合流。

おどろいたことに、今回のSTAセットリストに彼が取り掛かったのは、17日の唯一キムキムがSTAリハにやってくるその日!

ヘッドフォーンつけて、一日中部屋に缶詰状態で取り組んだそうです。

マサが提示した全11曲はさすが無理だったらしく「できたのは8・5曲までです・・」とのこと。

時間ももったいないので、挨拶もそこそこに早速セッティング完了次第音出しです。

進行はキムキム中心で。

効果音のリクエストやオープニングの入り方、カウントを説明。

ブレイク部分、変拍子、エンディングのベルトーンに相当苦慮しているようだ。

演奏一旦ストップ。

事細かにブラス隊が再度手ほどき。

やはりプログレッシブなナンバーには泣かされている様子で、半分までしかコピーできなかったとのこと。

MCのタイミング、メドレーについても解説。そしてドンドンと雪崩れ込むようにプレイ。

キーボード・ソロではアドリブを連発。

キムキムはギターがいないので、ちょっと演奏しずらい・・・とこぼす。

それでも真横にあるキーボード・アンプに接続して、けっこうな音量で気持ち良さそう。

アイフォン、タブレットなどを鍵盤の上に置いて、必死に食らい付くように追随。

コピーが間に合わなかった2曲は自ら録音して様子見。

サワケンとヤスによる打楽器コンビのグルーブも、回を重ねるごとにうまく噛み合ってきたようだ。

ビシバシとアタック音が迫力満点で爽快。

ラテン系コンガの音が軽快に響いてきて、まるでサンタナみたいでご機嫌だ。

場面効果にとタンバリンやカウベルも打ち鳴らす。

バラードでもけっこうキムキムは手を焼いていたけど、よくもまあこの短期間でここまで自分のものにしてきたね。

感心しきり。

ジュンのボーカルを目印にフィニッシュ。

いきなり途切れるように終わりを告げるインパクト抜群なロックンロール・ソングではハモンド・オルガン・サウンドを演出。

サイケデリックソングには実際はホーンも鍵盤も入っていないので皆が皆、自由自在に軽妙に演奏。

ノイジーな爆音エンディング中でキムキムは、鍵盤音をオルガンからピアノにスイッチ・チェンジ。

そこからマサがピアノ・ソロを要求。

キムキムがイントロのリフを弾いたら「あれれれ・・・・?」

ジュンがキムキムにそっと耳打ちして修正完了。

どうやら取り込んだ鍵盤用スコアのシンコペーション部分を見落としていたようで、皆大爆笑。

曲によってはちょっとコードが違う部分があったけど、各自で指摘しあって問題は少しづつ解決の方向へ。以前の不協和音の塊だったことを考えたらこれも笑い話だね。

構成や音取りに四苦八苦した曲もあったそうで、そこはそれでキムキムのセンスにお任せね。

さすがに「11曲は多い・・・」と泣いていましたけれども。

キムキム自ら「今のはちょっと速かった?」と聞いてきたので、ジュン&マサが揃って「速い!!」(笑)

ライブの時の立ち位置を話し合った結果、キムキムはマササイドに配置。

そして逐一ジュンが、横から指示や指令を送ることに決定。

徐々に煮詰めて色々と取り決めていきましょう。

なんたって日にちが少ないわけでして。でも今のメンツならば怖いものなしだ。

ジュンいわく「キムキムは録音していたから大丈夫!」とのこと。

頼もしき存在。

クニは相変わらずトロンボーンが不在なので、フリューゲルホーンで代理奏者に徹する。他にもパーカッションやコーラスも兼任と休みなし。

シゲはトランペット、そして秘密兵器のミニホルンも活躍。

ミキティは男顔負けなアルト・サックスで分厚いブローで応戦。ジュンはSTAにおいては彼初のテナー・サックスに挑戦。

当初は「う~~ん・・・」と大変そうだったけど、いざはじめてみたら中々堂にいったプレイで違和感全くなし。大したものだ。

その流れで予備の曲では、ソロ回しで例のバトンタッチに突入。

お約束とはいえ最近ミキティもソロで大活躍。

微笑ましき光景だ。

一旦小休止して後半戦では時間ギリギリまで真剣勝負。時計とニラメッコしながらね。

後片付け後もロビーのテーブル上でクニとジュン、キムキムがスコアを広げて念入りなる打ち合わせ。

「それでは本番よろしくお願いします!!」

あとはでかい地震がこない事を祈るのみだね・・・。

 

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