THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,216 FEEL SO GOOD~LIVE in CUBEGARDEN(ZEST 編)

2024-09-16 11:14:51 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプはアンペグ。
左右のPAはヤマハ製品。
ギターアンプはJCMのマーシャル1ハーフ。
スピーカーはトップ。
ローランドのJC-120。
ドラムセットはブラックのSHELL

ハイ、さてさて皆さま
4番手の登場です

「ZEST」
17:00~17:30
このバンドは数年前から知っていたからとっても気になっていたんだよん
でもいざ蓋を開けてみたらお馴染みの連中がずらりと勢ぞろいさ
それとこのバンド・・・・自分が昔に東京で結成していたバンド名と同じさ
まあ、そちらは当時大ブームを呼んでいたジャパニーズヘヴィーメタルだったんだけどね(懐かしの専門雑誌ロッキンFにも載った!)
ところがこちらのジャンルは対極に位置するあの「ZARD」

そうなのです
伝説のJ-POPグループだね
スタンダード化したヒット曲も膨大
北海道が生んだ歌姫、大黒摩季も新人の頃コーラスで参加していたのは超有名な話
だからこそトリビュートバンドはとっても多い
真っ先に思い出されるのはマヤマくん、ミサトちゃん、トモちゃんらが率いる「ブレッツア」
こちらは数えきれないほどに対バンを組んでいるから思い入れが強い
彼等のおかげでザードもずいぶんと勉強させてもらったしなあ・・・・((´∀`))

はい、さてさて皆さま
ZESTにも期待感でワクワク気分だよ
いざ、お手並み拝見とまいりましょうか!!

思いっきりワイルドで行こう!!

地元の札幌から参加で今回は8人組みです

なかなかの大所帯
まあ、STAよりはやや少ないけどね

リーダーのヒロくん、中々にやりくり上手

猛然と手腕を発揮している
長年にわたって築きあげてきた人脈をフルに活用
このバンドは多方面でマイペースに気を吐いている

もはやありとあらゆるイベントで濃厚なる繋がりを持つ

半分にあたる4人の女性メンバー達は、他のバンドの女性ミュージシャン達とはまた一味違った魅力を全開
キュートでセクシーに迫る歌声やパフォーマンスを届けてくれましたよ
皆のアイドル群がズラリ

マサはそれが強烈な印象に残っていたので楽屋できっぱり、麗しきレディにそのことを告げたら、ちょっとはにかんでいました・・・・(´;ω;`)

というわけで、贅沢にもディーヴァ3人とキーボード嬢を擁するバンド
常に見ごたえ、聞きごたえバッチリだね

今回も大会場という重圧を、見事にはねのけ立派に堂々と勤め上げてくれました
すっかりとパフォーマンスにも慣れっこになったご様子
最近じゃあ、華麗な貫禄さえ滲み出ているもんなあ
アドリブや遊び心まで交えている
トークにもお茶目な面が加味されてきたし

出演前、会場ですれ違ったメンバーは「緊張してきました・・・」と不安気ではありましたが、はじける笑顔を絶やすことなく歌い切ってくれました
10バンド中、7バンドに女性メンバーが加入している
後で気づいたんだけど、これはとってもいいことだ。
もっともっと女性がスポットライトを浴びる音楽シーンになってもらいたいものだ
バンドの活性化にも繋がるしね
男どもも、うかうかしてはいられないよん

さてさて編成はといえば・・・・・
ヴォーカルにはラフにデニムジーンズの衣装を着こなした麗しのミーコ嬢。(黒いシューズ)
お洒落なアクセサリーも楽しみの一つさ
シェイプアップしてナイスバディに!
ドキドキしちゃうほどだ
相変わらず若々しくって元気そうで素敵だね
男顔負けなアクティブな彼女
ビックリするほどのバンドに在籍しながらイベントなども企画立案しちゃうのだ
おっと、この日も3バンドに出演
リードボーカル、コーラスガール、そしてキーボードにと八面六臂の活躍
さすがのワーカホリックぶりをフルに発揮
絶対、私にはマネはできません・・・・
死んじゃいます・・・・・
心底、音楽とバンドとライブを愛していないと現実的成しえない芸当
そういうわけでして、私もたくさんお世話になった古くからの友人
な、な、何と段差に足をとられて転倒してしまい骨折していた・・・(´;ω;`)
最近、やっとギプスがとれたばかりらしいよ
そんなこと、全くわからないほどにはじけまくっていた
良かったなあ


可憐なミホ子ちゃんとヒロミちゃんはコーラスを担当
目にも眩い白のshirtとジーンズを着用しているところが1ポイント

ギター&コーラスは白いストレートロングヘア姿のカズ氏
(チェリーサンバースト・ボディカラーのヒストリーレスポールモデル・エレキギターをプレイ。
ローズ指板。
黒シャツ、黒パンツ、眼鏡にペンダントは必須アイテムだ)

更にはもう一人、心強きヘルプがいるではないですか!
先月末、スターライト還暦セッションでマサとレインボウの「銀嶺の覇者」で共演を果たしたタンピ―ちゃんも早速ギタリストに変身して陣取っているではないか!!
鬼に金棒状態の領域に達した感あり
本当に直前に合流リハをしたらしい
起用な愛すべき男
方々で引っ張りだこの人気者なのもわかるような気がする
愛器のポール・リード・スミスを使用
グレーのボディカラー
メイプル指板
2ハムバッキングマイクをマウント
いつものキャップとペンダントを装着
颯爽とスタンバイ
まるで今までずっとこのバンドでブイブイと弾きまくっていたような佇まいを誇っているではないか
大したものだ

キーボード(ヤマハMODX5)を駆使する綺麗な長髪のチエ氏
いぶし銀のテクニシャン
これでサウンド・バリエーションが益々、増幅されるね
粋な采配だ
眼鏡をつけて椅子に座ってのプレイスタイルが信条

パワフルなドラマーは、売れっ子フクくん
ペンダントと黒いNYキャップ姿
この後にも超絶技巧なバンド出演も控えている猛者
彼と会うのは久しぶり
ビッグ・サプライズだ!
お互いに再会を喜んだ
アニメバンド「爆音戦隊ドリフトクィーン」もお馴染み

なるほど、マルチプレイヤーが数人所属しているのもこのバンドの強み
因みにギターのご両人は本来ハードロック系の方々なんですよ

そしてべースは重鎮ヒロくんだあ
(ホワイトボディにローズ指板のお馴染みヤマハのメーカーを使用
よほどのお気に入りなんだね。
ゴールドパーツの5弦
皮製の茶色いストラップを接続
バンマスは、黙々と渋くフィンガー・ピッキングでプレイをするのです)
黒shirtとパンツがダンディだ

このバンドの面々とはほとんどが長年の音楽仲間

もう彼らとは、別のバンドで数え切れないほどにタイバンをしました
札幌を手はじめに小樽、夕張、岩見沢、江別から他の地方にまで及ぶ・・・・
ミーちゃんはSTAの「リブレーション」にも出演してくれましたよ
そうやってお互いに刺激を与え合って励ましあい、紆余曲折を経て今日までずっと切磋琢磨してきたわけであります

だから酸いも甘いも噛み分けた同士でもあるわけです

そんな彼らが新たに結成したのがZEST

まだライブは10数回だそうです
そんな風に全く感じられないほど、最近は波に乗っているけどね
地方遠征も積極的に行っている
鉄壁のチームワークを誇っていて羨ましい限り
見習いたいものだ
今度、コツを教えてよ

今後とも、お互いによろしくだ

正直に言わせてもらおう!
ブレッツアとは、ちょっとご無沙汰気味で、ここのところ他のザードカバーバンドの印象が強烈なんだよ
だから激しいビートからJーPOPを披露する彼らZESTを見ていると不思議と癒されたものだ
まだまだ今年後半の活躍にも乞うご期待!!
また違った魅力が全開するはずだ
まあ、なにはともあれ、色々な面で俄然注目だね

オフステージで会ったメンバー達はすこぶるリラックスしたチャーミングさを発揮

でもこの日のライブに向けては、セットリストに力が入りつつタンピ―も相当に苦労したようです

サウンドチェックでは決定打のナンバーを惜しげもなく一部でありますが演奏
早速、やんやの喝采を浴びる

前置きが長くなりました
準備万端整った
何時でも大丈夫だよ、のゴーサインが出される
アイコンタクトを受けて司会進行のアっ子ちゃんが盛大にアナウンス
「ハイ、皆さん
今日はようこそおいでくださいました
けっこう初出演のバンドが多いですよ
楽しいライブイベントになりそうな気配
さあ!
マジに泣いても笑っても4バンド目の時間となりましたよ
以前にご一緒した際、私は一発でファンになっちゃいました
それ以来、ずっと出演交渉を続けて遂に今日実現したわけです
見た目もキュートに、滅茶苦茶素敵ですよ
観客のハートを鷲掴みすることは必至
絶対に惚れ込みますから
たくさんの拍手でお迎えください!」
それでは元気いっぱいに開演といきましょうか!!
いざ参ろう!!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
HEY!
COME ON BABY!!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

今回はどこに魔物が潜んでいるかなあ・・・・
血湧き肉躍る会場内のBGM。
熱気もムンムンさ

・・・一切のダレる箇所は皆無
瞬き厳禁!

「今日は、わざわざお越しいただきまして,ありがとうございます
最初の曲は代表作品で・・・・揺れる想いです!」
1993年7月10日リリースの同名4THアルバムに収録
同年5月19日発売
8作目のシングル
オリコン週間チャートでは2週連続1位を記録
2度目のミリオンセラーを達成した
グッと光沢を放つ珠玉の金字塔を、序盤から惜しげもなく好演だ
王道路線ともいえるときめきラブソング
決して外せないポジション
フクくんのスティック・カウントから、カズ氏のギターによる、爽やかなコード・ストロークではじまるキャッチーなポップス
この辺の流れは定番ですね
一斉に波状攻撃の開始
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
斬新で貴重なショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を貫いた
絶妙なるギターによる美しいアルペジオが響き渡る
すかさずミーコちゃんが両手を高々と掲げて猛アピール
キーボードの音色が追い打ちをかけるがのごとく、全体を覆うようにドラマティックな展開へと誘う
ここいら辺に達したら、最早グッと腰を据えて聴き込むというのも贅沢な一興だ
トレードマークともいえる、伸びやかなるサスティーン・ギターが唸りをあげて更なる抑揚を演出
それにしても、織田哲郎さんは生粋のメロディ・メーカーですね
(作詞は坂井泉水さん)
個人的にもツボにはまっています
ストレートに訴えかけてくるメッセージがほろ苦く伝わってくる
メンバー達はワイルドさを基調とした、比較的シックなファッションで各自さりげなく八面六臂に自己を主張
ドレッシーなコーラスガールは、お揃いでバッチリと決めています
フロント中央に位置するディーヴァ・トリオを引き立てる男性陣によるバンド体制が、すこぶる安定感あってメリハリもあります
これならばミーコ嬢も安心して、心おきなく歌に専念できるというもの
カズくん、真っ赤なエレキギターでアレンジ面においても本領を発揮
追い打ちをかけるがごとく、エンディングでもタンピ―ちゃんのピッキングが弾きされて見事にフィニッシュ
意外にもこの時のクールな表情がダンディだったよん
まずはご挨拶替わりといったところ
そんなことも含めて、もうこの辺りで掴みは、バッチリとオーケーさ(-_-;)
メンバー達もそろそろ肩の力が抜けてきてリラックス・モードに入ってきた

「次の曲にいきたいと思います

いいですか・・・・・・続けて・・・・DON’T YOU SEE!・・・・」

19作目のシングル
1997年1月6日リリース
オリコン週間チャートでは見事に1位を獲得
アルバム「ザード・ブレンド~サン&ストーン」の11曲目に収録

ミーちゃんからのさりげない合図を受けて、フクちゃんによるスティック4カウントが打ち鳴らされる

チエ嬢によるキーボードが先導する流れから、ツインギターの持ち味をフル稼働です

ここでも、超個性的なコンビネーションが絶品

特にカズくんのスライド・バー活用による奏法は、効果絶大で轟きます

本家顔負けな豪快無比で、伸びやかなるプレイで会場を一瞬で圧倒していました

故ローウエル・ジョージばりの、表情豊かなるピッチで豪快に決めまくる

このスライドギター奏法も、ZEST売りの一つ

だってこれって数多くあるギターテクニックの中でも究極に難しい部類なんだよね

それを涼しい顔してハイポジションで、次々にフレーズを奏でる男っぷりには、ただただ脱帽

惚れ惚れしちゃいます

ちなみに自己主張がほとばしりでるところにも私は思わずニヤついてしまったのだ

ミーちゃんは酔いしれるように観客の方を指さしてウットリと歌い紡ぐ
ドキドキとする瞬間の訪れ

さてさて、曲も中間部に差し掛かりドラマティックな導入部分には目を見張るものがあります

起承転結のメリハリは相変わらずお見事の一語に尽きる
抑揚の付け方や練り上げ方も絶品
最早アートの領域に達した感あり

よくできた構成だ

そのアレンジ力はとっても勉強になるなあ・・・・

細部にわたって全員が膝つき合わせて妥協をすることもなく研究に研究を重ねた結果の表れでしょう
努力は決して裏切らない
血と汗と涙の結晶

「ミーコちゃ~~ん!」と図太いラブコールがひたすらに飛び交っています

現在も親衛隊は増殖中・・・・・((´∀`))


「こんにちは
ザードのカヴァーをしていますZESTです
次は3曲ほどMCなど一切なしでトントンといってみたいと思います
まずはフィールド・オブ・ビュー通算6枚目のシングルから
・・・・・ダンダン心魅かれてく
これ実は坂井泉水さんが作詞をしているのですよ
アニメ・ドラゴンボールGTのオープニングテーマでした」
アルバム「フィールド・オブ・ビューⅡ」の5曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録
ザードの曲でなくてもご安心くださいな
しっかりとザード節は健在だからねえ
はじけまくるJ-POPの御手本ともいえる傑作だ
ミーコ嬢はパワフルなドラミングにのって驚異の声量と声域をフルに活用して、器用に難なく歌いこなしている
強靱なる精神力には、マジで感服しちゃうよ
バックを務め上げるミュージシャン達も、的確なるアンサンブルを築き上げてのプレイに専念
リフの刻み込みも身震いするほど、理屈抜きにカッコいい
と、それまでは極力控えめにやや後方にて黙々プレイしていたカズくんが、満を持してここぞという場面で一気呵成にギター・ソロで飛び出してきた
短いフレーズの繰り返しと、軽快なラインに、流れる様なメロディーが印象的
特筆ものは、涼しい表情をしたフクくん迫力のドラム・スタイル
次々と難攻不落なボトムラインを、手数王のごとく巧みなグルーブを駆使してぶちかますという牽引役を立派に果たしている
だからこそ全体のアンサンブルも安心してプレイに専念できるというもの
シンプルだけども、なんまらキャッチーでストレート&タイトにね
責任重大なる大役を一手に引き受ける
もちろん、センターフロントに陣取るミーコ嬢を全面的にフューチャー
場面展開でもスムーズすぎて、不覚にもゾクゾクしちゃうよ
いかに彼女が気持ちよく歌えるか、を良く理解しているバンドだからこその匙加減が絶妙

「・・・・愛は暗闇の中で・・・」
44作目のシングル
アルバム「ザード・フォーエヴァー・ベスト~25TH/アニバーサリー」の13曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング3位を記録
アニメ「名探偵コナン」のオープニング主題歌
リードボーカルと共に、間髪入れず熱いビートへと雪崩れ込む
燃える様なアップテンポなイントロがはじまった途端、再度ZESTワールドに引き込まれている自分に気付いた
ザードにはこのようなモンスタークラスな隠れた傑作が数多く存在しますが、この曲もその中の一つ
刺激というスパイスが、切なくも淡い青春時代を呼び覚ます
だからなのか、いつもにも増して、ミーコ嬢の初々しきステージングが好感度高し
胸キュンの度合いも自ずと増してくるよ・・・・
ちょっと声質が、坂井泉水嬢のように聞こえるのも貴重な発見
一聴しただけで誰もが彼女の虜だ
コーラスガール達との息もぴったり
色合いの微妙に異なる2人のハーモニーなんだけど、ほどよいブレンド具合が鉄壁だ
淡々と刻み込まれるリズムも絶妙で、阿吽の呼吸だね
とにもかくにも、これを4曲目にもってくる大胆不敵な構成には脱帽
グッと成長した自信の表れか?
装飾音を施しつつも、黙々とスピーディーに進行する、ちょっと大人っぽい異色の落ち着いた構成
激しく奏でられるオブリガードが心地よい
ブレイク後、ここぞとばかりに弾き込まれるタンピ―ちゃん入魂のエモーショナルなギターソロが更なる高揚感を煽ってくる
ポップテイスト溢れる彩もバッチリだよ
天衣無縫にいざなわれる
思わず唸っちゃうよねえ

「ドラマーのフクさんによるリクエストです・・・・・・・グッディ」
間髪入れずに熱いパワーバラードへと雪崩れ込む
27作目のシングル
8枚目のオリジナルアルバム「永遠(オリコン1位!)」の8曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録
哀愁のピアノによるイントロが奏でられる
そこから思いっきりタメを効かせたドラムフィルイン
より円熟味を増しスケールアップを図る壮大な音絵巻
奥の深いセットリストに痺れちゃうよ
熟女をエスコートしてチーク・ダンスと洒落こむ紳士も現れた
満を持して隠し玉ともいえる怒涛の旋律が会場中を包み込む
憎いポジションをキープしていたもんだ
効果覿面
フレーズの一つ一つが説得力満載
このテイストからバックボーンが透けて見え隠れする
言葉を失うほどの美しき調べ
しっとりとクールで不思議な躍動感が漂うボーカル
切な過ぎて不覚にも鋼の涙腺が崩壊寸前さ
それを更に引き立てるべくナチュラルにプレイするインストメンらも、なかなか的確にコダワリぬいた、いい仕事をしています。
皆さん、よほど耳がいいんだろうなあ。
益々の臨場感を醸しだしています
凄まじき光景に鳥肌ゾクゾクで目が点になっちゃいました
テクニカル集団の極みにおもわず息を呑む
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその音像から目が離せない
そしてステージ左に佇むキーボード・レディによる流麗なシンセサイザー・ストリングス・サウンドが描き出す情景が、ドラマティック過ぎる
エンディングではフィンガーボード上をこれでもかあ、というほど滑らかに上へ下へと踊る泣きのギターが切なく響き渡る
このライブを観ていてマサは羨む
・・・ああ・・・何という贅沢な空間
もう大評判
会場のあちこちから感嘆の声が漏れ聞こえてきましたよ

「ありがとうございました!
段々と涼しく、過ごしやすくなってきましたね
実はちょっとした段差で転んでしまい何と骨折しちゃいました・・・(´;ω;`)
1週間前にギブスがとれたばかりなんですよ
今日のZESTを見て気に入ってもらえたなら、是非これからも私達のライブに足を運んでください
じゃあいよいよ最後の曲です」
「ええ~~~!!??」
「(笑)皆さんにエールを送りたいと思います
よくご存じの曲で・・・・・
思いっきり盛り上がっていきましょう!
・・・負けないで!!
(1993年の1月27日発表の6作目のシングル。
3分49秒。
オリコン週間1位
4THアルバム・揺れる想いの6曲目に収録)」
フクちゃん渾身の「1・2・3・4!!」
遂に飛び出したお約束
やはりラストを飾るのは、この熱きアンセムしかないですよね
これをやらずにステージを降りることは絶対に許されない
ザード流の応援歌
会場全員が一体となっての手拍子大会
まだまだ足りないわ、とばかりにミーコちゃんは更なるリアクションを要求
心ウキウキ、明日からもまた明るく生きていけそうな気がしてきたよ
幸せと喜びのエキスを、この勝負曲から大量に注入していただきました
元気一杯、前向きでリフレッシュした気持ちになれる歌詞の一言一言が、皆のハートにも届けられたことでしょう
大いなる励みの讃歌となって・・・・
こうやって次の世代へ延々と歌い継がれていくのだ
オーラ振りまきのカリスマ・カズちゃんも本家顔負けな豪快無比で、伸びやかなるギター・サウンドをステージ中央にまで歩み寄って紡ぎ出していました
ニヒルな顔してハイポジションで、次々にフレーズを奏でる堂々たる男っぷりには、ただただ圧倒されっぱなしで惚れ惚れしちゃいます
(己に厳しき完璧主義なんだね)
オーディエンス達は一心不乱に手拍子を打ち続けてそれに応える
ホップ・ステップで熱狂の渦状態と化す
これこそライブならではの一体感
誰も彼もコブシ突き上げコブシコール&レスポンスの応酬で大合唱の様相を呈している
沈着冷静なる燻し銀のヒロ氏ベースライン・セクションは、常に安定したボトムを支えて貫禄を醸し出しています
屋台骨フクくんとのコンビネーションもピッタリとフィット
エキサイトした熱気ムンムンの観客から絶え間なくピーピーと口笛が吹き鳴らされる
アップテンポの情念にも似た臨場感
もう、たまりませんなあ
我慢ならないよお
・・・・・・夢心地です
レッドゾーンは振り切れ寸前
ミーコ嬢は余力を振り絞って身をよじってのアクションの連続で熱演
全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
ここで・・・・一息入れてのミーコちゃんによるユニークなメンバー紹介を導入
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン
シンバルの連打を目印にソロを受け継ぐメンバー達
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
会場全体が一体となっての凄まじきダンシング
お祭り騒ぎ
だからこそ、やめられないライブの醍醐味だね
追随するかのごとく、ギターソロが儚い終焉を告げる
そこから一気呵成に終曲を迎える
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた

「どうも今日はありがとうございました
ZESTでした
まだまだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ
観客の方々が和気藹藹と賑やかだ
怒涛のジャパニーズ・ポップスショーはあっという間に終了しちゃったさあ

フィナーレを迎えたZESTは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
完全燃焼でライブは終了
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

またすぐにでも観たいよ!!
本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられ状態だよ((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役のアっ子ちゃんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス
「ありがとうございました
ZESTの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンだね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
上機嫌この上ない
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
8人も後のイベントライブを堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽こそ違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
フュージョンのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
再度フクちゃんを筆頭にヤバい奴ら揃いだ・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 ****さあ、残すところは6バンドとなりました!!(笑)****


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