THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(BERRY JAM編)

2024-09-06 23:35:01 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
会場内に流れるBGMはザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」。
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
レイ・パーカーJR「パーティ・ナウ」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
KC&サンシャイン・バンド「シェイク・ユア・ブーティ」
EW&F「セプテンバー」
ボニーM「サニー」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」(ザ・ビートルズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ。


それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ。
時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

後半戦へ勢いにのって突入
それにしてもこんな素敵なバンドが12番手だなんて勿体ないくらい・・・・

16:50~17:15
[BERRY JAM]
ジャンルは洋楽アラカルト!
隣り街・札幌からの出演。
3年連続4回目。
バンドは2016年の結成、ポップスや歌謡曲を中心に演奏です

伊達男スギちゃんが率いる「杉ちゃんバンド」
(マサは小樽でのベリージャム&スギちゃんバンドで数年前に知り合いになったのだ。
その後も小樽ライブ会場でばかり会うものだから、最初は小樽のバンドだと勝手に思い込んでいたくらい。)のバックで、以前は燻し銀の演奏を繰り広げていた「berry jam」
このバンドに会えるのを、心待ちにしているファンが一杯いるのだよ。
この日一番の観客動員を記録したのもベリージャムでした。
そうそう、そのスギちゃんも早々から元気一杯応援に駆けつけていましたよ。


 ベリージャムはSTAと数年前からずっと、対バンでの出演が続いていました。
ちょっとご無沙汰気味ではありましたが、ちょうど一年ぶりの対バン(この去年の北運河サウンドエナジー以来)
そういうわけで満を持して「BERRY・JAM」がステージに現れました

  結成13周年を迎えた「BERRY・JAM」
(ジャンルは往年のスタンダードが中心)。

一度でもライブを見た方ならばお分かりでしょうが、曲ごとに全然タイプの違う落ち着き払ったムードを堪能させてくれるのだから驚愕ですよ。

主に札幌を中心に活動しているのだけど、先述のとおり、何故だか以前は小樽屋外イベントでばかり観ていました。

場所はマリンフェスタや浅草橋
(5年前は曜日違いでタイバンできなかったけどね・・・・
北運河サウンドエナジーでは観客として訪れてもいました
本当にメンバーの皆さんは研究熱心で、ライブの雰囲気が大好きなのですね。)

その都度、鉄壁なる熱演を繰り広げてくれたのです。

それが縁でマサからのラブコールに応えるべく、STA企画「リブレーション」ライブにも、ちょくちょく参加してくれるようになったのです。
(白石ピグスティ&ススキノ・ホットタイムなどで)

3年前の12月だって一緒だったし、一昨年のスターライト(リブレーション)、小樽ゴールドストーン、雪明りの路とずっと対バンが続くよ。
去年の3月13日の日曜日、小樽ゴールドストーン・フレンズライブでもご一緒しました。
すっかりとファミリーバンド化しているね。
結果としては良いことだ。

一昨年のクリスマス・ライブ打ち上げ時にも、ナベさんはじめメンバーの皆さんとじっくりと会話ができて大収穫。
今まで知らなかった新事実を、たくさん耳にすることができたもんね。
目から鱗とはこのことさ。

バンドからのメッセージが届いています

「6年前に雪明かりの路オールディズライブを観て、小樽の皆さんの情熱を知りました。5年前、遂に念願叶い音楽の街・小樽浅草橋に出演することができました。
そして近年はピグスティ&ホットタイムなどなど他のビッグイベントにも参加ができて嬉しく思います。
たくさんのバンドさん、プレイヤーさんとも親交が持てればと思います
お洒落で音楽好きな大人の方にフィットする、曲づくりとサウンドを目指し活動してきましたが、今後も個性が出せるよう音楽づくりに励んでいきます!
どうかよろしくお願いします!」

 
5年前夏のステージではロングへアに花飾り、妖艶にムームーを着こなしていた女性シンガー・チエミさんでしたが(アルトサックスも巧みにこなす。
その際にはキャンディ・ダルファーのよう)、ここでは艶やかなる雰囲気を目いっぱいに漂わせ、フロントセンターにてボーカルを披露しながらライブは進行。

で、今回のいでたちはというと・・・・ほとんどをラフかつワイルドに決めたメンバー陣と差別化を図るがごとく、茶髪のロングヘア、目にもまばゆい全身黒でスタイリッシュに決めてくれました。

アダルティックさを基調とした衣装で統一したチエミさんは、なんまらセンス良くお似合いでカッコイイ。
嫌味さを感じる派手さもなく自然な着こなし。
マダムのような様相を呈していて、バッチリと絵になるよ。
羨望の眼差しが注がれていました(写真を参照)。
帽子やネックレスなど、こういうファッショナブルなところも、一つの楽しみですね。

札幌のティナ・ターナーとは彼女のことさ!
STAのアイちゃんも、チエミお姉さんの大ファン。

(ホットタイムの時にはトリプルギターだったり、キーボードのトモミ嬢も在籍していましたが、近年は原点回帰とばかりに急遽5人編成へ立ち返りました。)

最近は何故だか、サングラス姿のメンバーが少なくなったよ。

去年のような忌々しい豪雨もなく、開場内は気分爽快で晴れやかだ。

素晴らしいメンバーの紹介をしようっと

ドラムは毎度お馴染み涼しい顔をして何でも叩きこむ、頼りになる超絶技巧派テクニシャンの若者ノリくんが鎮座。
サッサ解説者の評価も高い。
「正確かつ多すぎないパラディドル。
明らかにここで取り上げている音楽は、タイムリーに聞いていないはずなのに、そんな世代間のギャップなんて軽く超越しちゃう技術力。
スキルが高過ぎる!」
去年の事・・・・・先に出演したボウイ・コピーバンド「狼威」のドラマー伊達くんがスネアを持ってきていなかった・・・・その時にも快く自分のスネアを貸し出ししてくれて助かったよ。
正に好青年とはノリちゃんのためにあるような言葉さ。
スタッフのユリちゃんはその後、予備のスネアを持ち込んで事なきを得た。

ベーシスト&コーラス&ヴォーカルのトモさんは、いつも堂々たるシェイプのHSアンダーソン黒ベースをフィンガーピッキングでプレイするというスタイル(ローズ指板・モリダイラ楽器)が多くなっています
激レアなる1本
これはサッサ評論家のリサーチによると、セルフ・ビルドとのこと。
各パーツの選定を0から施しているのだ
黒いパンツに珍しく白いハットと焼いシャツ姿
サングラスも装着

ツイン・ギターはファーストギタリスト&コーラスの好青年タイキ君
(毎度お馴染みの3トーン・サンバーストボディにメイプル指板のST)。
彼もまだ20代と若いのに、いぶし銀のプレイで相変わらず観客の心を惹きつけてくれるのです。
いつも使用している黒に大きな白い音符が縫い付けられたストラップ。
これがスティーヴィー・レイ・ヴォーン風で思わずニンマリさせられちゃうよ。
全身黒づくめといういつものスタイル


セカンド・ギター&コーラスはリーダーのナベさん。
バンマスは事前にマサへ直々丁重なるご挨拶をしに来てくれました。
重鎮なのに腰の低い方です。
皆も見習わなきゃあね。
4年前の前半まではアコースティックギターをも担当するという二刀流でしたが、近年はエレキに専念。
去年の3月の時にはブロンドボディカラーのフェンダーUSAヴィンテージ・ストラトキャスター、ローズ指板を使用していたけど、今回はブラウンサンバーストのギブソン335でプレイ
ジーンズにトレードマークの帽子は必須アイテム

ナベさんの音楽的なルーツに興味しんしん。
アーロ・ガスリーやPPM、アイ・ジョージとかね。
全然ロックの道を通っていない。
ビートルズやストーンズとかは皆無・・・。
意外性の連続でびっくりだよ。
(本当はギタリストにはなりたくなかったとかね)。
ちなみに奥様は、とっても素敵な御方なのですよ。
まさに内助の功。

ほとんどのメンバーがボーカル&コーラスをこなせるというのは、最大の強みですなあ
(ヴォーカルにはリバーブを深めにかけて頂きました)。
羨ましい限り・・・・。
あっぱれだ!
その再現力には、ただただ脱帽モノだ。
それは本人達にも直接伝えちゃったさ。

 
豪華絢爛なるberry jamのセットリストを基準に、ドッサリと進行してみたいと思います!
(数年前の夏からずっと組み入れていた、ジェフベックグループ第1期&2期から、例の2曲は時間の都合で残念ながら今回は割愛されていた・・・・また次の機会に期待)

 
このバンドのレパートリーは膨大な量なので、ライブごと、自由自在に大幅な入れ替えを施しています。
しかもジャンルや年代が多方面にわたっているので、ありとあらゆる音楽通らに受けがいいのだ。
その神髄をまざまざと見せつけられちゃいました。
隅から隅まで、とっても勉強になるなあ


メンバー全員、さすが貫禄の佇まいでのセッティング。
サウンドチェック時にも無駄のない動きでスムーズに進行。
音合わせで軽くちょっと演奏したのですが、もうその瞬間から会場内の空気が一変したのが如実に伝わってきました。
すでの皆が大注目しているのがよくわかるし。
瞬きするのも勿体ないくらいに食い入るように注視。
さあ、これからどのような音を紡ぎだしてくれるのか・・・と胸をワクワクと踊らせていました。

とにもかくにも、時間がちょっと押しているそうなので、早めに進行・・・・

それでは前置きが大変長くなりました。

さあ、いよいよ佳境だよ。

グッとジャジーなサウンドで迫ってくるベリージャム

都会的な雰囲気が漂うステージを展開してくれました。

前後対バン達との対比がすこぶる面白い。
これはもしかして確信犯なのかな?

見事なくらいのライブ・セットリストに対する妥協なき徹底ぶりに拍手喝采
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
準備万端整っているので十分に余裕があります。

若きヒカルちゃんはステージ上で俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてください((´∀`))」

さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してのショーが幕開けだ
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

それはそうと・・・・・実はこの日最大のトラブルが勃発しました
前日の北運河サウンドエナジー(土)の模様がナベさんのフェイスブックにアップされていました
写真は我が盟友「ジンギスカンクラブ」の1枚
テツの話だと、ベリージャムは前日入りして10分ほど会場にいたそうですよ
後は小樽観光・・・??!!((´∀`))
ところが風邪をひいてしまったチエミさんは声が出なくなってしまった
ガラガラにかすれてしまった
歌どころではない緊急事態が発生
で、苦肉の策としてチエミさんの親友ピンキー嬢が駆けつけてくれて代理のボーカルを担当してくれて事なきを得た
麗しき友情物語
持つべきものは友達、とは昔の人はうまいことを言った
事前にマサがライブレポート用にナベさんから受け取ってたセトリは丸ごと却下
全てを入れ替えて本番へと臨みました
普通のバンドならば諦めてドタキャンでしょう
さらっとやっちゃうところが別格の証

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした斎藤氏が、会場の後方受付カウンターからステージへと向けての司会進行役。
「お待たせしました!
小樽北運河サウンド・エナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ色々なバンドが出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど、今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら、必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンドも、素晴らしい歌声を披露してくれますよ
興味津々のジャンルは洋楽&邦楽のカバーが中心。
更にパワーアップしてきました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それではベリージャムの皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

まずは名刺代わりに・・・・ファンキーなイントロから
「スーパースティション
(スティーヴィー・ワンダー。
邦題は迷信。
1972年11月リリース。
全米ビルボードホット100シングルチャートでは第1位を記録。
アルバム・トーキングブックに収録。
当初はあのスーパーカリスマギタリスト、ジェフ・ベックのために書かれた曲であった。
ちなみにこの曲をこの日、STAはかぶっちゃうことを避けるために外させていただきました)!!」
おお!
いきなり初っ端からこれですかあ!
衝撃ですな
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
開始の狼煙はこれ。
オープニングナンバーに相応しい
スティーヴィー・ワンダー名曲中の名曲
先のヴィジョンズも2曲取り上げていましたね
被ってはいなかったけれども・・・・(回想とサー・デューク)
やや重めのドラムによるリズム・ワークにのり、チエミ嬢がオーディエンスの視線を一身に集めています。
クラヴィネット風なギターリフから、アップテンポにはじけ飛ぶ旋律に煽られて、いやがうえにも無意識に体が高揚する。
ここにホーンセクションが吹き荒れたら、文句なしにパーフェクトだ・・・・て、それは贅沢すぎる注文かいな((´∀`*))。
それはともかくも、ミュート気味のパーカッシブなファンキー・ギターによる表現、しっかし上手いよなあ・・・・
だってクラヴィネットの音にそっくりな音色
そして跳ねる感覚まで絶品だ
異質なモータウンのトーンに感化されて、アドレナリンが全身から噴出。
グルーヴィーなアンサンブルが一体化して、勇猛果敢に、より巨大なる音像を構築する。
さすがだ!
毎回タイプの異なるテーマを掲げて観客に提示してもくれます。
早速、1曲目からやってくれました。
ベリー・ジャムのニューワールドへとサラッと誘う
相変わらず、やることが心憎い限り。
ご挨拶替わりとばかりに、意外性を狙ったのか、ゴージャスなサウンドを展開。
ウオーミングアップ程度に巧みにこなしているよ。
中々に生きのいい余裕と貫禄で盛り上げてくれました
でも決して気取った嫌味な感じは与えないところがミソ。
その派手なリフ絡みとインパクトの匙加減が絶妙に漲っている
このバンドはスティーヴィー・ワンダーの大ファンなんだろうねえ
この曲には思い入れがひと際強いと読んだ
生き生き伸び伸びと輝いていたよ。
エンディングでの変態的な連発ブレイクもスリリングにバッチリとハマっていた。
テンションもマックス状態で恍惚の領域に達していたさ・・・・
チエミさんはハスキーヴォイスで別人みたいだけど・・・・・
彼女に負担をかけないように他のメンバー達が交互に歌い継いでいましたよ

「さあ、・・・・がんばろう!!
ドウ―ビー・ブラザースで・・・・・・ロング・トレイン・ランニン!!」
1973年に発表された初期ドゥービーの定番曲。
アルバム「キャプテン&ミー」に収録。
ここからの第1弾シングル。
アメリカのチャートでは最高ランク8位。
ギタリストならば必ずコピーしちゃうであろう、究極のギターカッティング。
何と言ってもこれが痺れるのだ。
この曲はもう数えきれないくらいにライブで演奏するバンドを見てきましたが、ベリージャムも披露するとは夢にも思わなかった。
ウエスト・コースト・ロックも守備範囲だったとは・・・・。
今までに聞いてきた色々なバンドの演奏中、群を抜くほどの完成度を誇っているよ。
しかも凛々しいタイキくんがリードボーカルも担当
これは完全無欠の嬉しい裏切り行為です。
このバンドにはキーボードがいないけど、ツイン・ギターで十分に役割分担しているので問題なし。
この曲ではそれが遺憾なく発揮されている。
パーティー気分へダメ押しとばかり、もっともっと煽るような行為に発展していく。
決めのタイトルパートコールでは、後方観客席からナイスなタイミングで合の手が入る。
よくぞ、わかってらっしゃる。
トリッキーなナチュラルトーンによるリックを絡めた、乾いたサウンドのギターストローク。
ポーカー・フェイスのトモさんによる重量感タップリのボトム・ライン刻みとチョッパー奏法が切り込む
コーラスもいぶし銀。
普段のニコヤカなる佇まいとは一閃を画すほど。
声援が絶えず送られています。
対バン連中も客席も大合唱!
恐ろしき脅威のパフォーマンス集団だ。
テナーサックス・ソロで鮮やかな彩を添えるチエミさん。
しかも終盤では一種独特な凝りまくった焦らし技でぐいぐいと牽引。
余力を振り絞ってのドラムソロから、怒涛のギターソロへとなだれ込む。
お約束の一端ブレイク・・・・・
ノリちゃんが小声で「せ~の!」((´∀`*))
タメを聞かせて最後の1音に至るまでチームワークが絶妙。
仲の良さがこちらサイドにまで伝わってくる

というわけでして・・・ナベさんがMCを請け負う
「ありがとうございます!!
実は皆さんには内緒だったんだけど…((´∀`))ボーカリストが昨日から声が出なくなりました・・・・・
そこで新たにセトリを変えて一発本番でこなしています
メンバーの3人は目が充血していて吐きそうです・・・((´∀`*))
じゃあ、次はベースのトモさんが歌います
(必ずトモさんのボーカル・パート・コーナーが用意されています
トモさんの声質、キーやキャラクターから吟味された選曲の妙も爽快。
最近は歌っていないけれど、イーグルスなんかも、そりゃあ最高なんですよ!
特筆すべき点は、トモさんとナベさんが兄弟のようにみえるところ((´∀`*)))
・・・僕は愛するあなたに電話をかけたい
・・・・恥ずかしいほどに
・・・・そして愛してる、アイラブユーと言いたい
・・・今すぐにでも伝えたい
・・・・なんていう歌詞です。
みんな、愛してるって言ってほしいよね
・・・・・・いっぱい言おうね」
「俺は、いつも言ってるよ」( ´艸`)
口笛ピーピー!
「オーケー、一気に黄金のR&Bワールドへと突入します~・・・・・!!」

威勢のいいカウント「1・2・3・4!!」から飛び出してきたのは・・・・・もうご存じでしょう
「・・・・心の愛」(天才スティーヴィー・ワンダーの作品)
多くの国で1位を獲得した、モンスター級のビッグヒットソング。
1984年リリースのアルバム「ウーマン・イン・レッド」に収録。
うんちくを・・・・・これは元々、1979年にブレッド&バターへ提供した曲だというのだから驚き!!
(私はEPを持っています)
ベテランならではの味わい深いひと時。
もう余裕綽綽に構えているんだからなあ。
全体を覆いつくすかのようなタイキくんによる、壮大なるギターの音色が効果覿面。
ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は脳天ヒューズ・スパークしまくり。
熱冷ましとばかりにこの曲をここへもってくるなんて、心憎い粋な配慮ですなあ。
シンプルなバッキングが圧巻だよ。
皆でニコニコと大合唱だ。
華麗なるチエミ嬢&ナベさんによるコーラス。
もちろんベリー・ジャムは、こだわりにこだわりぬいた趣向を施して、へヴィーな演出で場を盛り上げていました。
ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせは非の打ち所がない
敬服しちゃう。
ツインギターによるアンサンブルも見事過ぎだ。
しかもベリージャムのメンバー達の許容量の幅は玄人はだしだね。
なんでもこなせちゃうんだから。
ロック、オールディズからディスコ、ソウル、R&B、果てはラテン、J-POP、ボレロに至るまで一大網羅しています。
ありとあらゆる経験にもとずいた自信を基盤にしているだけに、守備範囲の広さが容易に窺い知れます。
まあ、いずれにせよ、決して古臭くなったりしない、これは光輝くトドメのポップ・アイコン。
よりコンパクトに纏め上げられた、もってこいの一撃ですね。
何から何まで申し分ない・・・・皆、楽しそうだよ。
この光景を後方の席から眺めていたんだけど・・・うかつにもシミジミと感動しちゃったさ・・・・。

何度もしつこく言うけどギターのタイキくんは、メンバーの中では息子ほどの年齢差なのに、これまた卓越した腕前なんだから恐れ入っちゃったよ。
牽引役もムーディーに請け負っていたし。
時には先輩達を凌駕するほどの存在感も発揮していて、風格さえ滲んでいるよ

ここでチエミさんがMC
頑張れ!!
「しかし、私の声が出ないことをばらすかねえ・・・((´∀`))
あ!!あそこに友達がいる!!
心配してきてくれた仲良しがいる」
ピンキーちゃんを紹介
心強き存在だねえ
ホッとした表情を浮かべるチエミさん
ピンキーさんがボーカルを請け負う

「情熱の花」

パワフルなピンキー嬢の真骨頂
十八番なのかな
とても生き生きとしながらシャウトしていたよ
正に魂の咆哮さながらの様相を呈していた
これはひじょうにひねりのきいたセレクション

よくよく聞いてみると歌メロはあのマエストロ・ヴェートーヴェン「エリーゼのために」をオールディズ風にアレンジしているのさ

1957年にアメリカのグループ、ザ・フラタニティ・ブラザースが発売
翌年イタリアで「パッション・フラワー」としてヒットを放つ
ヨーロッパの歌手カテリーナ・ヴァレンテが1959年にフランス語盤、ドイツ語盤としてカバー
同年ザ・ピーナッツが孫カバーとして日本語に訳詞されたものを発表した
でもピンキー嬢が取り上げたものは多分、フランスかドイツ語のバージョンぽいなあ
日本語でなく英語でもなかったからねえ
聞きなれない言葉だった
そのうち、機会があればナベさんに聞いてみるよ
兎にも角にも懐かしいの一言に尽きるね

涙腺が緩みそうだ

歌謡曲とロカビリーを上手くブレンドして大ヒットした

程よくポップでウキウキ気分に浸れちゃうもんなあ。

狙いはバッチリと的中だ

チエミさんはテナーサックスやシェイカーで参戦
終いにはピンキー嬢とも妖艶なる絡みのフォーメーションも演じるサービスぶり
転調するパートも綺麗に決まった

観客たちは浮かれてダンスフロアにて踊り狂っているよ

中々にベリージャムは策士だね。

楽々会場中のハートを独占しちゃったよ

バッチリとツボにはまっちゃった

ピンキー嬢は今年の1月に花園町にコーヒーどころスナック「ピンキー」をオープンしたそうだ
店の宣伝告知はしっかりと忘れない

「はい、ありがとうございます・・・・・

それではもう1曲お送りしたいと思います

ビー・マイ・ベイビー(邦題:あたしのベビー)!」

周囲の観客が「コンプレックスの・・・?」とのたまっていました・・・まったくもう・・・・・(笑)そんなわけないだろうが・・・・

これはガールズ・グループ、ザ・ロネッツが1963年8月に放った楽曲。

同年10月に全米2位を記録

プロデューサーのフィル・スペクターによる「ウォール・オブ・サウンド」の傑作として高い評価を受け、後の音楽シーンに多大なる影響を与えた代物

うるさ型に通受けする黄昏度の高い珠玉の傑作・・・・
一押しだよん
甘くとろけちゃいそうだ・・・・
大好きな極めつけのナンバー
何から何までメローでセクシー漲る金字塔でのバラード
文句なしだろう
一瞬でムード満点で酔いしれちゃった
こんなひと時も乙なものさ

ピンキー嬢も豪華絢爛にゴージャスな歌声で大健闘

ここでもチエミさんはシェイカーをリズムに乗ってにこやかに降り続ける
感情をこれでもかあというほどにあおるギター・リフと、咽び泣く哀愁の洗練された旋律が、グッと雰囲気を引き立ててくれます

この曲はどこもかしこも難しい。

緻密に入り組んだ構成やら、計算され尽くしたメロディーライン。

好きこそモノの上手なれ!



「大きな拍手をありがとうございます
それでは早いものでもう最後の曲となりました
ひじょうにマニアックなものに開き直って突入します
次の曲は5大ブラスロックの一つで、シカゴの強力なるライバルとも言われた悲劇の一発屋バンド。
ダンサンブル・ビートが大受けしてもてはやされた、アイズ・オブ・マーチで・・・・ヴィークル」
(STAの最も得意とするチューン
だって受けるんだもん)
激しいホーンセクションのフレーズはギターが再現
違和感が全くない
MCの一言一言に頷いている人もいた。
わかってくれているんだね。
 観客席からも、威勢のいい連中がエキサイトしているではないか。
対バンのメンバー達もベリージャムと共に両手を高々とあげ、全身全霊を込めて大歓迎のジェスチャーを掲示しながら拳で合流。

テツは最早いても立ってもいられない、といった様子での参戦だ。
好き者にとっては極め付けとばかりに、血液逆流しそうな炎のナンバー。
文句のつけようもないくらいに、ヒップなアタック感で熱狂。
待ってましたとばかりに、チエミさんは満を持してのリード・ボーカル担当
ボーカルがノビノビとしていて優雅で圧巻。
熱唱に次ぐ熱唱という構成
ベリージャムは、まるで自分達のオリジナルソングのように捲くし立てる。
今回のライブセットリスト構造は、全曲に多彩な仕掛けをぶち込むという強引なまでの強硬システムを導入。
タイキくんは体を仰け反らせて、渾身の弾き込み。
トモさんは、ネックをグルグルと上下にひねり回し振り上げる。
後ろへ振り返ったり、お馴染みのパートではドラムセット前にてクルクル。
一時たりともジッとしていません。
その様を逐一冷静に見ながら片手を頭上高く掲げ、客席に向けアピールしているチエミさん。
レディス版エマーソンになる日も近いか!?
手数王ノリくんも、シンバルの乱れ打ちで対応。
まるで、千手観音パフォーマンスさながらの状態。
それはともかく、時折ナベさんとタイキくんが向き合っての相乗効果を煽りあう、火花散るインター・プレイも微笑ましい。
チエミさんが「ギター!!」とシャウトしながら、ギターソロへと橋渡し。
70年代初期を反映したかのように頷きながら呼応する、不敵なタイキくん渾身のギター・ソロは確実に的を得ているね。
フロントにまで飛び出してきたナベさんはこの手の曲でも、的確なるコードワークの度に腕を突き出して盛りたてる。
凄まじき光景。
ギター・リックも伸びやかなるサスティーンも、一際異彩を放ち、ここでも獅子奮迅・・・・
まあ、そこはベテランのなせる技。
最後まで男気を貫いていたよ。
これも一つの糧((´∀`*))
グッと渋みを増した、メンバー達のコーラス・ワークもピカイチ。
決めのブレイクタッチ・フレーズでは、メンバーと観客達が何度も大合唱。
続々と詰め掛けてきた観客の中には、プレイ・スタイルを真似ている輩も出現。
エンディングにおける一瞬の空間を突き破るがごとく、目一杯なひねりもきかせて喉を振るわせる、ブルージーなチエミさん絶叫ソロ・ボーカル・パート。
腰をやや低く落とし気味に構えてもなお、自己陶酔の極み!
このひとことで観客達が「ヒューッ!!」と歓声。
ここでも、カメラマン達が、ベストショットをとらえるべく、左右以外にも前から後ろから舐めるように激写(対バンのお友達も、写真や動画を撮影してくれたよ)。
震えがくるほどの高評価を下したくなるほど。
口笛ピューピュー吹きならされる・・・・・・なんという夢心地な空間であろうか
レッドゾーンは振り切れ寸前
余力を振り絞っての熱演
曲者ら全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない
あらら・・・・?
どこからか現れたおじさんがシャボン玉を次々と飛ばしてステージに彩を添えてくれる
フワフワと漂う数多くの綺麗なシャボン玉を見ていると、童心に戻ってしまうね
チャイナシンバルの連打を目印にソロを受け継ぐバック陣
目まぐるしいバトン・タッチ
締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
そこからスネアロールでタム回しを迎える
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会
お祭り騒ぎ
ライブならではの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演
「ベリージャムでした。
まだまだ、この後もイベントは続きますよ。
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
どうぞ、よろしくお願いいたします
どうも今日はありがとうございました!!」

フィナーレを迎えたベリージャムは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました。
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了。
爽やかな疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


会場後方テント内に陣取る司会進行役の斉藤さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス。
「ありがとうございました。
ベリージャムの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらを見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
5人(ゲスト1人!)も後のイベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ。
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています。
トンボたちもたくさん青空を飛んでいて、秋の気配は、もうすぐそこにまでやってきていますね。
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!


追記:
チエミさん、お大事にね…

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません。
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
ラルクアンシェルのカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」




コメント
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グッと涼しくなってきた今日この頃ですなあ・・・・!

2024-09-06 08:20:33 | リハーサル
はい、さてさて、皆さま
その後いかがおすごしでしょうか
あわただしい毎日を送っているご様子ですが体調管理だけは万全の体制でのぞんでいきましょうよ
私の周囲でも色々とドタバタしている人達がけっこういます
まあ、とりあえず猛暑のほうはピークをすぎたようで夜ともなると窓を開けていたら風邪をひきそうになるくらい
内地の方面はまだまだ厳しい日々のようですが・・・・
異常気象と騒ぎになているけれども、もう異常でも何でもないような感じ・・・・・
それが普通の状態
一体全体、地球はどうなっちゃうんだろうか・・・?

そんなこんなで昨夜はSTAの最終リハーサルが行われました
キューブガーデン・ライブに向けての2回目スタジオ入り
例によってずっと御贔屓にしているスタジオ・クリームに大集合

今回はコーラスの練習はなし
けっこうなまとまりで良いのでは・・・との判断の元で決定
これって大きな前進

この度の編成は8人
マサ、タカ、もっちん、ミツ、アキ、トモちゃん、ユーちゃん、そして前ちゃんという布陣

オーナーのキンさんにまずはご挨拶
トイレを済ませてカウンターに置いてあるサービス品の喉飴をもらう
早速、美味しいホットコーヒーを飲んでいるのはもっちん&アキちゃんの常連組

キンさんから「それではSTAさん、Kスタにどうぞ!!」
ありがとうございます

ユーちゃんのパーカッションは久しぶり
また皆で打楽器類の運び込み
これ、一瞬で完了
賑やかに行われました

アキちゃんも「やっぱりパーカッションが入るととってもいいわあ」と大喜び

マサは前ちゃんとユーちゃんを紹介する
ご両人ともに初対面らしい

今回は前回わすれてきたセットリスト表をマサがホワイトボードに貼り付ける
譜面台を配布
ギタースタンドも設置
ケースから各自が楽器を取り出してセッティング
チューニング、ウォーミングアップ
その最中も談笑はとまらない
アキはシールド2本を買ってきたからちょっと自慢気
トラブル防止のために青、赤のカラーで色分け
3メートルだから短いけどね・・・・・
床まで置けなく空中でブラブラしていて危なっかしい・・・・・
床屋さんみたいだ、とからかう
接続したボーカル・マイクのレベルやトーンも調整
マサはシュアーのヘッドセットワイヤレスマイクを装着
ひじょうに心地よい雰囲気が漂う
リラックスム―ドに突入

前ちゃんは前回ギターアンプで四苦八苦した
本来ならばお気に入りのローランドJC120を使いたいんだけど、接触不良のノイズが発生
泣く泣くフェンダーのツインリバーブに使用変更

アキちゃんはこのブログ用に写真撮影
STA専用ライングループ様に録音も施す

ケースをかたずけてスコア、歌詞カードとにらめっこ
ドリンク類を飲んで準備完了

時間計測をしつつ、演奏開始
もっちんは前ちゃんに「ギターもカッティングしてね」と説明
アキがシンセでSEを流す
ハイハットの刻み、パーカッションのサウンドもブレンド
「司会者がSTAを紹介
バンド名コール・・・1・2・3!!」
盛大なる号砲を放つ
いつものオープニングナンバーに
前ちゃんは2回目の合流とは思えないくらい
最近は全員が手慣れたもの
最早余裕と貫禄さえ漲っている
グレードアップした姿は感動的だ
ミキサーのバランスも良好
流れも順調
汚いノイズを出す輩は皆無
リズムセクションも正確無比
安定感抜群
だからこそ、音に集中して専念できる
変拍子もかっこよく決まる
ミツのトロンボーン・ソロが美しい音色を発する
タカは一番若いだけに貪欲なほどチャレンジ精神旺盛
彼は不在のトランペット・パートのすべてをソプラノ・サックスで担当
見事過ぎる采配に絶賛の嵐が飛び交う
トランペット・ソロの箇所も違和感が全くなし
酔いしれちゃいそうだ
念願が叶ってよかったね
初のソプラノでのライブだそうだ
信じられないよ
これリハの直前にマサがテナーでトランペットソロの依頼をしたら、自ら提案してきた
即座にその意見を取り入れて全トランペット譜を集め実践
拍手喝采だったよん
そのタカ・・・な、な、何と14日に結婚式を挙げるのだ!!
ついこの間、それを皆がスタジオで知りビックリ
本当におめでとう
末永くお幸せにね!!

前ちゃんのギターソロはテリー・キャスに対するリスペクト精神が目いっぱいに詰まっている
フレーズの1音1音に込められた愛が感動を呼ぶ
エンディングのベルトーンはキーボードが聞こえないとひじょうに危ないから慎重にトライ
多分、会場のモニターは大丈夫でしょうよ

ピアノの旋律に導かれてのメドレー
コーラスも絶品
前ちゃんのコードによるバッキングも含めてね
ユーちゃんの巧みなコンガ、タンバリンが絶妙な光沢を放つ
ノリノリな環境はすこぶるアグレッシブに連鎖していく

トモちゃんはじめホーンセクションのトリオは椅子に座ってプレイ
時にはミツがすっくと立ちあげって熱い吹込みをぶちかます
それに刺激されたもっちんも立ち上がって叩きこむ
マサもジャンプをぶちかます

MCのパート
諸事情により曲順も入れ替わる
もっちんは速度を確認後カウントを打つ
ギター、ドラムによるイントロ
前ちゃんが半音間違った・・・((´∀`))
「ジミヘンみたいになっちゃった・・・・(-_-;)」
仕切り直し
モッチン曰く「丁寧に歌って
コーラスもね」
中間部分の変態的な箇所にも「ここのアクセントは踊りずらいよなあ・・・」
それは敬愛するシカゴなのだ
まともな構成にはしないのさ
ユーちゃんはこれ初の演奏
エンディングのブレイクからイントロに戻るスリリングな流れも一発で把握
さすがだなあ・・・・

中間部は最大の鬼門ともいえる組曲
でも手慣れたもの
モッチンの鮮やか過ぎるカウントから開始
前ちゃんも慣れてきたのかギターソロで大爆発
素早いピッキングを繰り広げる
幾つかは難しいとこも散見
でも力業で乗り切る

漂うように揺れるホーンセクション
間髪入れずドラムフィルイン
リードボーカルとコーラスが交互に歌われる面白い曲
1分ほどのミディアム・ソング

ピアノの連打からソプラノサックスソロ
ドラマティックでプログレッシブ
タカは前回の反省点を克服
バッチリと完成形にした
ここまで吹ける奴は中々いないよ

先の読めないような進行
アタック感満点
再び1分ほどのインストウルメンタル
モッチンもフィルイン再び
一丸となっての雪崩込み
珍しいベースとトロンボーンによるユニゾン

そこからフィナーレへとつながる
ここの小節数をもっちんが説明
キーボードとギターのバッキングを要求
1分ほどだけど濃厚この上ない
パワー全開
一致団結の賜物
最高のメンツ故に鳥肌が立つほどエキサイティング

メンバー紹介を経ての後半戦
ここではギターをフェンダー・ストラトキャスターからギブソンのレスポールに持ち替え
6弦が1音下がっているのだ
パーフェクトに再現
もっちんのテクニカルなドラムフィルからヘヴィーな曲へ
2分ちょいなんだけど休む暇もなく全力疾走な曲
エネルギーの消耗率が半端ない
コーラスと合いの手も多忙だしなあ・・・・・
エンディングはちょっと施してエディット・バージョン

休む暇はない
トロンボーンはアドリブ
ベースは残響音
シンバルも連打

ここでもギターを持ち換えるか、チューニングを変えるかで話し合う
タイミングがモノを言う

マサがラストコール、そしてタイトルを告げる
ギター剃ろではオートワウを使用
もしかしたらクライベイビーを使うかも・・・とは前ちゃん
あまりこのペダル奏法は得意ではないとのこと

予備の曲も一応トライ
さりげなく無難に
イントロではソプラノ、エンディングではとろんぼーん・ソロが嘶く
ミツとマサは「この曲、こんな風にさらっとやれちゃうなんてすごいことだよねえ」

1時間経過
小休止のところがユーちゃん曰く、長い休憩になっちゃった

最初は
映画「ウッドストック」をロードショーでもっちんが見たと話しだしたのがキッカケ
日活映画館だったらしい

その後、男性のメンバー達が空想特撮話題で白熱してしまった
ゴジラ、ガメラ、ウルトラQ,ウルトラセヴン、帰ってきたウルトラマン、タロウ、エース、終いにはフランケンシュタイン、サンダ対ガイラ、マタンゴ、怪奇大作戦、河童の三平、悪魔くん・・・ととりとめもなく・・・・・・

正気に戻って残り時間を全力集中でぶっ通し
時間ギリギリに終了

ロビーではトモちゃんが缶ビール、カップ麺をプレゼントしてくれた
皆、大喜び
キンさんにも差し入れ

マサの車にはベース、キーボード、シンバル、スネアを積み込む

幕ノ内のメンバー達と久しぶりに会う
懐かしいのう
お互いに元気そうでなによりだ
和気藹々・・・・・に包まれる
ドラムのマッシモはエリック・クラプトンのTシャツ姿

マサはシカゴの水色Tシャツ
マッシモとアッキーが注目していた
そのアッキーは腹を抱えて((´∀`)のジェリー黒Tシャツ
モッチンはジルジャンのTシャツ
前くんはエアロスミスのTシャツ

外の空気もちょうどいい感じ
暑くもなく寒くもない

8日のライブは見逃し厳禁
前ちゃん初のSTA
タカも初のソプラノサックス本番
話題騒然さ

追記・・・・STAではトランペットを随時募集しております
一緒に初期シカゴのブラスロックで燃え上がりましょうよ!!
よろしくね!!
それでは会場で会いましょう!!
OH,YEAH!!!










































































































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