2010/02/27
【日時】2010年02月27日(土)
【会場】東京厚生年金会館大ホール
【座席】1階10列23番
【開演】18:10
【終演】20:55
【観衆】2000人
いよいよツアーラスト2days、その初日となる新宿厚生年金会館。
今夜の甲斐バンドのライヴは、73歳になる母を連れて。
初めて買ったシングルは、姉から頼まれ巣鴨のレコード店まで自転車で『HERO』を。
思春期の頃、実家の部屋で大音量で聞いていた甲斐バンドのLPやカセット。
決して大きな家でないので、ステレオの音量は家中に響き渡ります。
そう、母は自然と甲斐バンドの曲を良く知っているのです。
いつしか姉と自分同様に、母も甲斐よしひろの歌声のファンに。
更にパワーアップした今夜のライブ、3時間近くの長丁場ながら母は元気いっぱい。
前のめりにリズムを取りながら、翼あるもの・ポップコーンでは拳を振り上げます。
オープニングから、「ブライトンロック」で場内大炸裂。
完璧にステージは進められ、この夜の「嵐の明日」は素晴らし過ぎて涙もの。
そしてお待ちかねのゲストタイム、シンプルに「甲斐名都です」と紹介して登場。
サプライズゲストは次女、派手な衣装で全く緊張してなく「こんばんわ~」と。
その1曲目は父娘での見事なハーモニー、変則リズムでの妖しげなデュオを披露。
もう1曲は「ランフリー」を壮大に、やり直しの美味しいアクシデント勃発も。
遂に実現した親子の共演、想像以上に甲斐名都の存在が大きくて眩しくて。
最後のハグシーンが微笑ましく、一郎は他メンバーとは握手を交わして2曲終了。
中盤から後半へ、王道コースは文句の付けようがない完璧さ。
甲斐名都の効果なのか、ステージ上がいつも以上に弾けてる感じがします。
アンコール曲がツアー前半とは入れ替わり、冷血&破れたハートが素晴らしい出来。
ラストの「熱狂」、歌詞に感情が入り込み見事な唄いっぷりを披露してくれ大迫力。
甲斐バンド王道・甲斐ソロ・KAI FIVE、更にはサプライズゲスト・甲斐名都の登場。
3時間近くに及ぶ重厚ライブは、紛れも無く自分の中では過去最高の甲斐バンドに。
途中のMCでは、4月10日&11日での博多照和での2daysも発表されました。
【セットリスト】
M01.ブライトン・ロック
M02.ダイナマイトが150屯
M03.フェアリー(完全犯罪)
M04.エメラルドの爪先
M05.マドモアゼル・ブルース
M06.ナイト・ウェイブ
M07.BLUE LETTER
M08.嵐の明日
------MC---------
M09.昨日のように
M10.恋のバカンス※甲斐名都
M11.ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)※甲斐名都
------MC---------
M12.安奈
M13.目線を上げて
M14.氷のくちびる
M15.ポップコーンをほおばって
M16.翼あるもの
M17.漂泊者(アウトロー)
M18.この夜にさよなら
M19.風の中の火のように
-------EC1-------
M20.電光石火BABY
M21.朝まで待てない
M22.冷血(コールドブラッド)
-------EC2-------
M23.破れたハートを売り物に
M24.HERO(ヒーローになる時、それは今)
M25.熱狂(ステージ)
【バンドメンバー】
甲斐よしひろ/ボーカル&ギター
松藤英男/ドラムス・ギター&ボーカル
田中一郎/ギター
坂井紀雄/ベース
前野知常/キーボード
佐藤英二/ギタ-
JAH-RAH/ドラムス
マック清水/パーカッション
徳広裕/サックス
ライヴ後は、母と1939年オープンの新宿東口ライオンへ。
大のビール好きな母は、いつもの様に特製大ジョッキ1030円をゴクゴク。
ここの生ビールは美味しいですね、ちなみに自分はエビス黒生をグビっと。
さぁ、明日はとうとうツアー最終日です。
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