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MY NAME IS KAI Ⅲ 2013 “MEETS AGAIN”甲斐よしひろ×押尾コータロー

2013-12-01 | LIVE LIVE LIVE!

2013/11/30


              【日時】2013月11月30日(土)
              【会場】中野サンプラザ
              【座席】1階0列33番
              【開演】18:20
              【終演】20:40 
              【観衆】2100人


昨夜は9月から始まった、甲斐×押尾ツアーのツアーファイナル中野サンプラザへ。
11月最終日の師走前、新宿も中野も人が溢れてすっかり年末の漂いの中で会場到着。
時刻は17時なのに真っ暗、外の気温は10℃程だけど熱いLIVEを披露してくれました。




17時半過ぎに入場、残念ながら当日券が8900円で販売されてる状況。
広い2階に行ってみたら前半分は埋って、後ろ半分はまばらな状態でした。





今回の座席は、なんとO(オー)列と記されオーケストラピットの2列目。
2月の甲斐バンドNHKホールに引き続き、こんな良い席で大ラッキー!
いつもチケットを取ってくれるMさんには感謝感激、いつも本当にありがとう。





定刻20分押しでスタート、SEから照明が入り甲斐さん登場前にスタンディングへ。
黒のジャケットに黒のパンツ、そして中も黒なので黒づくめ、2列目なので近いぞ。
黒いサングラスでなく透けてるので表情がはっきり、呼吸まで感じられる距離だ。
何しろオープニングから独りアコギなので、緊張感がビンビンに伝わって来ます。
まずはスローから入る「ポップコーン」、場内大合唱となり背後から2千人の圧力が。
後から前からと早くもHOTな空間に、ビルボードも良いけどやはりホールがお似合い。
そして2曲目「魔女の季節」、弾き始めに呼吸を整えると更なる緊張感がヒシヒシと。
ボーカル付近には一切歌詞を見る環境はなし、間違いなく完璧に唄う姿に惚れ惚れ。
それにしても今回のツアーの選曲はお見事、前半から序盤は大好きな曲オンパレード。
ここで挨拶を放ち「やるよウエスキャン!」と、「三つ数えろ」から立って唄います。
「TOKIOに書いた曲を」と「ひかりのまち」を、照明に色が入り艶やかで美しいぞ。
次はビルボードで4回やり直した「天使」、なんとまたもや歌詞が出て来ないでは。
「指の肉が削ぎ落ちて。。」とビルボードの時を自己解説、ドリンクを口に一呼吸。
思い切り集中するかのような表情で唄い出して2回目でクリア、いやー、良い曲だぁ。
「アップルパイ」を挟み「冷血」へ、独りアコギの真骨頂が炸裂し赤い照明が美しい。
続いて「ブライトンロック」、これぞこのスタイル原点ナンバーなので格が違います。
会場内の熱気も一段階アップ、「俺の導火線に火がついて」部分を唄わせ大合唱に。
どうだばかりに唄い放ち、甲斐さん「ここで待望の押尾コータローを!」と呼び入れ。
遂に魔法の様な凄いギターテクが間近で見れる時が、まずは名曲「ボレロ」から。
指の押さえまではっきり見えるけど、見えれば見えるほど不思議さが膨らんで来ます。
1人で3役は当たり前といった押尾ワールド、「Ready Go !」はステージを広々使用。
圧巻の2曲を披露し拍手喝采の中を甲斐さんが登場、ここからMEETSの世界がスタート。
まずは「かりそめ」から、押尾氏のカウントの地声が聞こえて一層スリリングに。
唄う甲斐さんの横を見ながら演奏するシーンが印象的、もうこれがファイナルです。
この夜、MCで何度となく「本当にこれで最後?」と押尾氏が語った話がされました。
出来る事ならこのユニットを続けたい、そんな想いがステージを一段と熱いものに。
そして待ちかね「イエロー•キャブ」、まるで重厚な甲斐バンド演奏が再現されます。
キーボード前野氏も加わり音が厚くなり、一体押尾氏のギターが何役こなしてるのか。
3人編成だけど物凄いパワーが放たれ、そこに甲斐さんの変らぬ歌声が融けこみます。
「安奈」で一旦着席を伝え静かに鑑賞、でも次の「無法者」で再びスタンディングへ。
今回のツアーで一番のお楽しみがこの曲、アルバム『虜』や当時のツアーが甦ります。
前野氏のコーラスが美しく押尾氏も一緒に、早くも気持ちは甲斐バンド40周年へと。
続くは「25時」、アコースティック編成とは全く感じられず別世界の甲斐バンドだ。
甲斐バンドを愛する押尾氏だからこその演奏、40周年ツアーのゲストに来て欲しい。
遂にここで目玉の「氷のくちびる」が炸裂、このユニットの代表的ナンバーの1つ。
甲斐バンド全盛期のライヴバージョンを、押尾氏が独りで出来る限りを尽くし弾く。
あのツインドラム&ツインギターが主軸の甲斐バンドに、全くひけをとらない演奏。
間奏の2人決めポーズ、ギターなし甲斐さんはマイクスタンド握り斜めにカッコイイ。
このシーンこそMEETSステージを代表する見せ場、ホール内の歓声が沸き上がります。
充実の表情から一瞬笑みがこぼれる押尾氏、そして間髪入れず「アウトロー」へ。
余裕綽々の激しく唄う甲斐さん、どこからどう見てもこの夜は絶好調がうかがえます。
遂に「最後の曲になります」と、場内大合唱となった「破れたハート」は最高潮に。
アンコールでは2人共に真っ白のシャツへ、ガラッとイメージが変り「風の中の」へ。
これまた場内が一体化へ、そのままの余韻を保ちながら「ナイト•ウェイブ」へと。
これがまた素晴しい、甲斐さんの表情が気持ち良さげで充実感に満ち溢れているでは。
まだまだ続く圧巻のステージは「最後の夜汽車」へ、イントロの音色がゾクゾク。
ステージは3人きりだけど音は甲斐バンドだ、甲斐さんの声がホール内に響きます。
ダブルアンコールは切なく唄う独りアコギな「HERO」から、場内一緒に唄うシーンも。
とどめはもちろん「LADY」、なんとビルボードの1stステージでは外されたそうで。
これが本当に最後の最後の甲斐×押尾、また観れるのか、でもきっとこれで終わり。
振り返れば、2009年甲斐バンドツアーに押尾氏がゲストに出たのが事の始まりでした。
そんな色んな想いを楽しみながら、甲斐×押尾ならではの「LADY」を聴き入ることに。
完璧にに締め括ってくれ感動のフィナーレへ、ステージを去る押尾氏の目には涙が。
そして遂に押尾氏の左目から涙が落ち、思わずもらい泣きしそうに。
少し複雑な表情の甲斐さんだったけど、確実に次の40周年へと視線は向っていました。


【セットリスト】

01 ポップコーンをほおばって
02 魔女の季節
03 三つ数えろ
04 ひかりのまち
05 天使
06 アップルパイ
07 冷血
08 ブライトン•ロック
09 ボレロ/押尾コータロー
10 Ready Go !/押尾コータロー
11 かりそめのスウィング
12 イエロー•キャブ
13 安奈
14 無法者の愛
15 25時の追跡
16 氷のくちびる
17 漂泊者
18 破れたハートを売り物に

E1 風の中の火のように
E2 ナイト•ウェイブ
E3 最後の夜汽車

E3 HERO(ヒーローになる時それは今)
E5 LADY




ライヴ後は、中野駅近くの台湾料理店にて7人で乾杯!
昨年2月のMEETもこのお店を利用、「味王」というお店です。
このブログや甲斐バンドライヴ会場で知り合った面々との語らいは楽しい~








円卓を囲んでの甲斐バンドファン忘年会、また今度は新年会で会いましょう。



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵な記事をありがとうございます (gurico)
2013-12-01 15:55:29
昨日、私も会場にいました(^^)v
演奏曲目を日記にまとめたいけど
行き詰まり、まだ慣れないスマホで検索!
こちらに到着しました
あの辺りは行ったことがなく
18時ぎりぎりに着いたので
周辺があんなにキラキラしていたのも
見ていませんでした

よいお席でご覧になったのですね
こちらは、1階一番後ろで、甲斐さんも
押尾くんもちっちゃかったけど
ど真ん中だったし、後ろに誰もいないので
椅子をたてて、オシリ引っかける座り方をしていました♪(^-^;
残念だったのは、
空席だった隣席のもうひとつ向こうの席の
おじさんが歌うこと…妙に高い声で、音痴で(>_<)
あはは( ̄▽ ̄;)

いや、いいライブでした
Blue heavenさん、少し早いですが
よいお年をお迎えください
返信する
guricoさん、はじめまして。 (DBH)
2013-12-01 16:40:52
昨夜はホント素晴しいライヴでしたね!
1階の一番後ろであっても、あのステージなら存分に楽しめたことでしょう。
途中で甲斐さん、ドリンクを落として中味が出てしまったの見えましたか?
氷と液体がビチっと床へと。
噂では聞いていたけど、中はウイスキーの様でアルコールの香りがほんわりとしたような。
本当にアルコールなのか、それとも。。。いつも何飲んでるか知りたいものです。

んー、音痴なおじさんは困りますよね。
そういう人に限って声が大きかったりですね。
次のライヴ、40周年ツアーはきっと良い席でしょう。
返信する
お疲れ様でした♪ (ROKA)
2013-12-02 00:46:05
予想を上回る、と言うか…初日の三郷と違い過ぎ!?
ズルいよ甲斐さん!!引き出し有りすぎ♪

だから…ずーと、好きなんだけどね(*^^*)
35年?って、ずーと過ぎるだろう?(笑)

昨日も、またライヴで新しい出逢いが!!
次の甲斐バンドライヴで探そうーと。逢えるかな?

DBH さん
(祝)一周年ありがと~。これからも宜しくね♪
(敬語か無くなりつつ…ですね。)



返信する
押尾コータローの涙が素敵だった夜 (DBH)
2013-12-02 01:55:47
前の方の席はそんなに好きじゃないけど、あの近さだと全てに圧倒されてしまって。
とにかく後から観客の歌声がビシビシ来るので、いつもと違った迫力を感じたり。
三郷より断然良かったのは確かだったけど、「席が近いから?」なんて思いもありました。
でもやっぱりROKAさんが言うとおり、全くファイナルの方が良かったようで。
あれっ、新たな出会いがあったの??
知らなかったぁ、今度聞かせてね!
返信する
素晴らしかったです♪ (TAKA)
2013-12-02 22:25:34
今回のライブ、ホント素晴らしかった!!!

甲斐さんの歌も、押尾くんのギターも。
そして、間近で見られたことも。。。
ライブ後の打ち上げも!

みんなに感謝です♪
新年会での再会、楽しみにしてま~す(^-^)b

しかしいつも詳しいこの記憶力、ただものじゃない!
感動がよみがえってきます♪
返信する
燃えるような赤い帆を上げ海を (DBH)
2013-12-03 05:14:55
実はライヴの前夜、ローリングバースデーのDVDを全て観て完全な甲斐よしひろモード全開で中野へ向いました。
還暦を過ぎて全く衰えず精力的に活動を続ける姿勢。
「尊敬してる」と思った事はなかったけど、ここまで来ると甲斐よしひろの存在は飛び抜けたものです。
「甲斐バンドよりサザンが好き」と言っちゃったけど、桑田さんより甲斐さんが愛おしい存在。
サザンオールスターズより甲斐バンドを愛してます。
この夜、素敵な生き様をじっくり間近で楽しめ更なる刺激を頂きました。
TAKAちゃん、何から何まで素晴しい空間だったね。
次はもう40周年の甲斐バンドだ!!
返信する
東京の一夜 (荒馬)
2013-12-03 16:01:43
ハードワークに身も心も疲れはてた私に、素敵な一夜をくれたのは甲斐さんでした。

いやぁ、参った。参った!..........参りました!

アコギ、ガットギターであれだけの演奏をする押尾君は日本一のギタリストじゃないかな~

甲斐中毒の諸兄との語らい、次回は一緒に飲みたいですね。
円舞曲と夕なぎ、シスコナイトが聞きたい。
返信する
甲斐バンドの前に何か演って欲しいなぁ。 (DBH)
2013-12-03 20:47:35
荒馬さん、疲れ果てていたのですね。
中野の夜は語らえず残念でしたよ~、ぜひ新年会で。
でも、皆それぞれ満足な表情していて何だか痛快でした。
売れっ子の押尾氏、果たしてこれからアクションを起こすのでしょうか。
聞きたい曲、自分もいくつかあります。
3つ挙げると、恋時雨・スローなブギ・射程距離かな!
返信する
m(__)m (gurico)
2013-12-04 22:28:35
再びguricoです
慣れていないとは言え、初めてコメントするときは
「はじめまして」とごあいさつしなければ…
無作法ですみません
それに、コメント途中で切れていました
けど、皆さん仲良しなんですね♪
聞きたいうた「裏切りの街角」ですね
DBHさんも、皆さんもよいお年をお迎えください!
返信する
guricoさんも良いお年を! (DBH)
2013-12-05 02:17:53
こちらこそ、ブログに書き込みして頂き感激してます。
このブログや会場で知り合った面々と、ライヴ後に食事しながら語らえるのは本当に幸せです。
良かったら次回はライヴ後に来て下さいね!
40周年ツアー、きっと裏切りの街角演ってくれるでしょう。
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