とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

ルーヴル美術館展(国立新美術館 2018/9/3まで)

2018-08-23 23:50:00 | 美術館
国立新美術館にて、「ルーヴル美術館展 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか」を鑑賞。

肖像とは、もともと権力の象徴だったのだ。
それが大衆化することで、単純に権威を表現するだけでなく、
モデルとなる人物の個性を表現するものへ変わっていった。

芸術の民主化と言ってもいいかもしれない。

そういう意味では、メッサーシュミットの「性格表現の頭像」が肖像の行きつく先だったというのも納得。

個々の作品というよりは、流れを楽しむ展示というのが、斬新だった。