とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs ヤクルト(神宮球場 2022/7/24)九里力投も山田哲人の復帰弾に沈む

2022-07-24 23:59:00 | 野球観戦
オールスター前の最終戦。
ペナントレースの折り返し地点だが、首位ヤクルトを追ってカープは2位に踏ん張っている。
とはいえ、2位から5位までは僅差で、最後までもつれるだろう。
そんな大事な試合の先発投手を任されたのは九里。
首位ヤクルトに3連勝なるか。
一方、ヤクルトの先発投手はサイスニード。
熱い試合になりそう。



1回表のカープの攻撃。
先頭の野間のレフト前ポテンヒットと菊池の送りバントで先制のチャンス。
しかし、松山、坂倉とも凡退で無得点。

1回裏のヤクルトの攻撃。
二死から山田哲人がライトへのヒットも、村上サードフライで無得点。
両先発投手とも無難な立ち上がり。

2回裏のヤクルトの攻撃。
先頭のサンタナが初球を左中間スタンドへホームラン。0-1。
九里としては簡単にストライクを投げてしまった感じ。
不用意な一球に見えた。もったいない。

3回表のカープの攻撃。
先頭の九里が粘って7球目をファーストのオスナのエラーで出塁。
野間ショートフライの後、菊池が左中間フェンス直撃の二塁打。
続く松山がセンターへの犠牲フライで同点。1-1。
なお、二死三塁のチャンスも坂倉はセンターフライで押し切れず。

5回裏のヤクルトの攻撃。
一死から、長岡が初球をライトフェンスをぎりぎり越えるホームラン。1-2。
かなり詰まっていたので、ライトフライと思ったが、意外と飛んだ。
神宮球場はこれが怖い。

6回表のカープの攻撃。
二死から坂倉が四球で出塁。
ここで長野がセンターオーバーのタイムリーツーベース。2-2。
さすが夏男。
一気に逆転したかったが、小園はサードゴロで同点止まり。

6回裏のヤクルトの攻撃。
一死から山田哲人がレフトポール際へホームラン。2-3。
内角低めの変化球をファールにしない技術はさすが。
今日からコロナ明けでの復帰をアピールする勝ち越し弾。
この後、九里は村上をセカンドゴロに打ち取ったが、サンタナへ四球。
続く中村悠平へ2球投げたところで何かの怪我で治療も、そのまま交代。
急遽登板の松本竜也が中村悠平をファーストファールフライで切り抜けた。

7回表のカープの攻撃。
ヤクルトはサイスニードから今野へスイッチ。
今野に対し、羽月、會澤、磯村が三者凡退。

7回裏のヤクルトの攻撃。
カープのマウンドは中﨑が登板。
先頭のオスナに初球ボールの後、2球目の真ん中寄りの直球をホームラン。2-4。
早いカウントからのヤクルト打線の積極的な攻撃にやられたということか。

8回は梅野、9回はマクガフに三者凡退で負け。

結局、カープは前半戦を勝率5割で折り返し。
セリーグはヤクルトの強さだけが目立った。
現実的には、3位に入って、クライマックスでの逆転を狙うしかない状況。
そういう意味でヤクルト戦の戦い方が重要になる。
この敗戦も糧にして欲しい。







「キャメラを止めるな!」(ネタバレ注意)

2022-07-22 23:59:00 | 映画
2018年公開の日本映画「キャメラを止めるな!」のフランスリメイク版。
ストーリーがわかっていても笑える。

この作品が面白くなるかは、監督の妻役だと気付いた。
演技していないときと、演技中のギャップの表現、特に眼の座り具合が見所だ。

日本版では、有名でない俳優がキャスティングされていたが、フランス版はそうではない感じ。
ある程度のヒットを見込まれているのだろうか。

いい意味でのB級作品ぽさは失われていない。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:キャメラを止めるな!
原題:Final Cut
製作年:2021年
製作国:フランス
配給:ギャガ
監督:Michel Hazanavicius
主演:Romain Duris
他出演者:Bérénice Bejo、竹原芳子、Grégory Gadebois、Finnegan Oldfield、Matilda Luts
上映時間:122分


江戸城の事件簿(国立公文書館)

2022-07-18 20:00:00 | イベント
東京国立近代美術館からの帰りに、国立公文書館で開催の令和4年度第1回企画展「江戸城の事件簿」を鑑賞。

江戸城内で起こった刃傷沙汰や窃盗事件、及び火事や地震などの災害を公文書の記録と照らし合わせて振り返る企画だ。
江戸幕府の公文書なので、事実をそのまま書いているかはわからない。
しかし、刃傷沙汰は赤穂浪士で有名な浅野内匠頭と桜田門外の変しか知らなかったが、他にも数件、発生していた。
また、火事や地震で、御殿が何度も建て替えられていたことも記録に残されていた。

今みたいに文書検索ができないので、誰かが覚えておかないと、なかなか活用できなかっただろうと思いながらみた。

常設展の明治天皇や昭和天皇、及び当時の大臣の署名がなされた文書も見応えがあった。


ゲルハルト・リヒター展(東京国立近代美術館)

2022-07-18 18:00:00 | 美術館
東京国立近代美術館にて、ゲルハルト・リヒター展を鑑賞。

ゲルハルト・リヒターは1932年、ドイツのドレスデン生まれの90歳。
1961年に東ドイツから西ドイツへ移住し、ケルンを中心に60年間、芸術活動を続けてきた。
本展では、リヒターの代表作とも言える「ビルケナウ」(2014年製作)を含む、初期から最近の作品までを網羅する。

リヒターは、フォト・ペインティンング、カラーチャート、グレイ・ペインティング、静物画、風景画、
アブストラクト・ペインティング、オイル・オン・フォトなど多くの手法で作品を残している。
絵画とは何かを究める道程をたどる作品群に圧倒される。
写真を意識したうえで、直接的な表現でない、絵画ならではの偶然性や芸術家のメッセージを込めた表現への拘りが見える。

まず、80歳を過ぎても、進化を続ける創作意欲が凄い。
また、人類の歴史を背負う作品からごく私的な作品までの振り幅も凄い。
このエネルギーの原動力は何だろうか。そこが知りたい。



鏡に写り込むビルケナウ(写真ヴァージョン)


アブストラクト・ペインティング(2017年製作)

広島 vs 巨人(東京ドーム 2022/7/16)長野のバットが火を噴き圧勝

2022-07-16 23:30:00 | 野球観戦
最近のカープの状況は、秋山加入はあったものの、中日、横浜と2カード連続で負け越し。
昨日の巨人戦の延長での勝利の勢いを活かしたい。

先発投手はカープが森下、巨人がアンドリース。
森下の試合は投球のテンポがよいので、試合時間が短くなることが多くて、好き。

1回表のカープの攻撃。
野間ファーストゴロ、菊池センターフライ、秋山ファーストゴロで三者凡退。
アンドリースは上々の立ち上がり。

1回裏の巨人の攻撃。
吉川ショートゴロ、松原レフトフライ、丸レフトフライで三者凡退。
森下も無難な立ち上がり。

2回表のカープの攻撃。
マクブルーム、坂倉が連続三振。
続く長野もあっさり2ストライクと追い込まれたが、1球ボールをはさんだ4球目をレフトスタンドへホームラン。1-0。
小園がセンターへの二塁打で続いたが、會澤はショートゴロで追加点ならず。

3回表のカープの攻撃。
先頭の森下がレフト前ヒットで出塁。
野間もレフト前ヒットで続き、菊池の送りバントが内野安打となり満塁。
ここで秋山がライトへのクリーンヒットで2点追加。3-0。

無死1塁3塁でマクブルームの当たりはレフトへの強烈なライナー。
巨人のレフト松原は一瞬、前進しかけた分、頭上を越されて、二塁打。4-0。
定位置のまま動かなければ捕れたかもしれないが、マクブルームの打球の速さが上回った。
ここでアンドリースは降板し、戸根にスイッチ。
レフト松原はウォーカーに交代。
松原の守備を原監督はミスと考えたようだが、原監督の焦りを感じた。
巨人の選手のムードが浮足立ったように見えた。

戸根は坂倉に死球を与え、再度、無死満塁。
ここで1打席目にホームランを打った長野が登場。
初球の変化球を見逃した後の2球目をとらえた打球はセンターバックスクリーンへの満塁ホームラン。8-0。
これで今日のヒーローインタビューは決定的な状況になった。

さらに、小園がセンターへのヒット、會澤もセンターへのヒットで、無死1塁3塁のチャンス。
森下は無理せず、送りバントで、一死2塁3塁。
野間はサードへのファウルフライに倒れたが、菊池がセンターへの二塁打で2点追加。10-0。
秋山は三振で、ようやく攻撃終了。
ほぼ勝負ありの状況で、試合の関心は、森下が完封できるかに移った感じ。

4回表のカープの攻撃。
先頭のマクブルームが打った瞬間にわかる左中間スタンドへのホームラン。11-0。

7回裏の巨人の攻撃。
森下は6回まではヒットは許すも三塁を踏ませないピッチング。
完封を意識してきた分、疲れが出たのか、制球がやや甘くなり、先頭の丸に弾丸ライナーでライトスタンドに運ばれた。11-1。
気落ちしたのと三巡目で巨人打線が慣れてきたのが重なったのか、岡本にも強烈な打球でレフト前に運ばれた。
さらに、ポランコにもレフト前に運ばれ、中田翔のレフト前ヒットで、岡本がホームイン。11-2。
大城には四球を与え、無死満塁のピンチ。
中山は浅いライトフライで、一死満塁。
ウォーカーのセカンドゴロの間に1点返され、二死1塁3塁。11-3。
続く増田陸にはカーブが甘く入って、レフト前にタイムリーヒットを許した。11-4。

ここでカープは森下から矢崎に投手交代。
巨人は代打岸田。しかし、矢崎は制球が定まらず、ストレートの四球で二死満塁。
ここでこの回、先頭打者でホームランを放った丸が打席に。
満塁ホームランを打たれても3点差の場面ではあったが、矢崎の球威が勝り、キャッチャーフライで攻撃終了。

カープの継投は、8回は松本、9回は藤井が抑えて、そのまま逃げ切り。

ヒーローインタビューは予想通り、長野。
ベテランらしい落ち着いた受け答えが頼もしい。

巨人は坂本がいないと迫力がないのは否めない。
とは言え、さすがに、明日は、初回から全力で来るだろう。
これを明日のカープの先発投手の野村がどうしのぐのか。
巨人の攻撃に対して、カープが初回の攻撃で先手を取れるかも楽しみだ。

武尊選手の始球式


長野のヒーローインタビュー