とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs ヤクルト(神宮球場 2023/6/30)九里、雨中の完封劇で6連勝

2023-06-30 23:59:00 | 野球観戦
交流戦を5割で乗り切り、初戦は落としたものの、そのあと5連勝と勢いに乗るカープ。
新井監督の采配に落ち着きが出てきて、選手も監督の意図が理解できてきている気がする。

一方、村上の調子が上がらず、最下位に低迷するヤクルト。
とはいえ昨年の優勝チームの地力は侮れない。

カープの先発投手は九里。ヤクルトはサイスニード。

1回表のカープの攻撃。
菊池、野間、秋山が三者凡退。

1回裏のヤクルトの攻撃。
二死から山田がセンター前ヒットで出塁。
村上は鋭い当たりのセンターへの飛球だったが、秋山がスライディングキャッチで無失点。

2回表のカープの攻撃。
西川はストレートの四球のあと、坂倉がライトスタンドへのホームラン。2-0。
打った瞬間、坂倉はホームランを確信した様子で打球を見守る。
風もあったが、スタンド中段まで届いた。



3回表のカープの攻撃。
先頭の菊池がレフトのポール際への大飛球。
ファウルにみえたが、風で押し戻されたようで、ホームラン。3-0。
ひと呼吸遅れての歓声。

5回表のカープの攻撃。
一死から野間の三塁線への当たりを村上が取れず、レフト線への二塁打で出塁。
秋山も左中間へのタイムリー二塁打で貴重な追加点。4-0。
風に乗ったこともあり、フェンス際まで達した技ありの一打。
西川はセカンドゴロで、二死3塁。
坂倉が三塁線への二塁打で続いてダメ押し。5-0。
田中広輔もライト前へのタイムリーヒット。6-0。
デビッドソンは三振で攻撃終了。

7回表のカープの攻撃。
ヤクルトのマウンドは6回から登板した今野が回またぎで続投。
一死から坂倉が猛打賞となるセンター前ヒットで出塁。
田中広輔がライトへの二塁打で一死2塁3塁。
デビッドソンは追い込まれながらも、ストレートを三遊間に弾き返す2点タイムリー。8-0。

9回裏のヤクルトの攻撃。
ここまで来ると興味は九里の完封のみ。
先頭の並木の三遊間の当たりをサードの羽月がグラブに当てたが捕球できず、ヒットで出塁。
しかし武岡をピッチャーゴロ併殺打。
あっさり仕留めたいところも、濱田にレフト前ヒットを許し、村上を迎える。
しかし、村上はファーストゴロで試合終了。

投打がかみ合い、カープは6連勝。
九里は無四球で、二塁も踏ませない完璧な投球で6勝目。
雨だったこともあったのか、いつもよりもテンポが早くて、よかった。

順位を気にするのはまだ早いものの、2位の横浜には0.5ゲーム差まで迫ってきた。
この調子で連勝をどこまで伸ばせるか。明日も楽しみだ。


「大名倒産」(ネタバレ注意)

2023-06-28 23:59:00 | 映画
神木隆之介と愉快な仲間たち、という作品だった。

前藩主の隠し子だったことから、庶民から、いきなり大名になる小四郎を神木隆之介が熱演。
しかし、藩の財政は借金まみれで、父親である前藩主から大名倒産せよと告げられる。
大名倒産すれば切腹は免れないため、必死で倹約するとともに、悪徳商人からの借金を帳消とすべく、帳簿を調べる。

小四郎の兄でうつけ者の新次郎を松山ケンイチが演じるが、この役は受けなくてよかったのでは。
シリアスな役ばかりだと、たまにこういう役もやりたくなるのだろうか。
コメディーなので、やり過ぎないと面白くないが。

権力者の不正と闘う庶民という構図ではあるが、何も考えず、神木隆之介の困り芸を楽しむ作品。

点数は、6点(10点満点)。

タイトル:大名倒産
製作年:2023年
製作国:日本
配給:松竹
監督:前田哲
主演:神木隆之介
他出演者:杉咲花、松山ケンイチ、小日向文世、小出伸也、桜田通、宮崎あおい、キムラ緑子、梶原善、勝村政信、石橋蓮司、浅野忠信、佐藤浩市
上映時間:120分


「憧れを超えた侍たち~世界一への記録~」(ネタバレ注意)

2023-06-24 23:59:00 | 映画
まだ記憶に新しいWBC(World Baseball Classic)での日本代表チーム「侍ジャパン」の活躍を密着取材したドキュメンタリー映画。
情熱大陸の拡大版みたいな感じ。

主役は栗山監督と大谷翔平かな。
でも、一番印象に残ったのは、佐々木朗希が準決勝でホームランを打たれて降板後に、泣いているシーンだ。
こういう気持ちが彼をここまで成長させたのかな、才能だけではないのだと感じた。

もう一つ、牧秀悟がいいムードメーカーになっていたことだ。
緊張した空気の中、ふと笑いが出た。
実際にもチームが平常心を保つのに貢献していたに違いない。

結果も最高だったが、野球の未来に向けて、長期の目線でも収穫が多かったと思う。
苦しむべき選手が苦しんで成長を促す栗山監督の手腕が凄かった。

次回のWBCは現地観戦したいものだ。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:憧れを超えた侍たち~世界一への記録~
製作年:2023年
製作国:日本
配給:アスミック・エース、J SPORTS
監督:三木慎太郎
出演者:侍ジャパントップチーム
上映時間:130分


広島 vs ロッテ(ZOZOマリンスタジアム 2023/6/11)佐々木朗希から得点も惜敗

2023-06-11 22:00:00 | 野球観戦
苦手としている交流戦で、6勝5敗と健闘中のカープ。
先発投手の踏ん張りがあり、後半までもつれる好ゲームが続いている。

カープの先発投手は左腕の黒原。
ローテーションの谷間感はあるが、プロ初勝利を上げられるか。

対するロッテの先発投手は佐々木朗希。
160km超のストレートには野球ファンとして純粋に胸が躍る。

午前中まで小雨で、雨天中止を覚悟したが、本降りにはならず、試合開始。



1回表のカープの攻撃。
1番西川は初球を打って、セカンドへのファウルフライ。
2番野間はワンバウンドのフォークに空振り三振。
3番秋山は当てただけのセカンドゴロ。
160km超のストレートと140km超のフォークに歯が立たない。

1回裏のロッテの攻撃。
1番岡はセンター前ヒット、2番藤岡はライト前ヒットでいきなりのピンチ。
3番中村奨吾を三振、4番山口をセカンドゴロダブルプレーで無失点。

3回裏のロッテの攻撃。
9番藤原がセンター前ヒット、1番岡が三遊間を抜ける技ありのレフト前ヒット。
2番の藤岡が送りバントで、一死2塁3塁のピンチ。
3番中村奨吾に四球を与え、4番山口にレフトスタンドへの満塁ホームランを浴びる。0-4。
黒原はいいボールもあるが、ピンチでカウントを悪くして、甘い球を狙われた。

5回表のカープの攻撃。
先頭の4番松山がショートへの内野安打で、佐々木から初ヒットで出塁。
完全試合やノーヒットノーランもありそうだっただけに、一安心。
5番坂倉は三振も、6番田中広輔が四球、7番韮澤は三振で、二死1塁2塁。
8番デビッドソンがセンターへのヒットで二死満塁。
9番羽月が粘って9球目をレフト前へのタイムリーヒット。2-4。
165kmのストレートをファウルしての粘り勝ち。
西川は初球狙いも、平凡なライトフライで攻撃終了。

5回裏のロッテの攻撃。
藤岡のセンターフライを秋山がランニングキャッチしたかと思ったが、落球して、無死2塁。
中村奨吾のレフト前ヒットで藤岡は本塁突入も、レフト西川の返球を坂倉がショートバウンドをキャッチして、タッチアウト。
追加点を阻止。なおも一死2塁のピンチで、新井監督は、黒原をあきらめ、大道に投手交代。
しかし、大道が、山口、5番茶谷へ連続四球で、一死満塁とピンチを広げる。
ここで6番角中に左中間へのタイムリーツーベースを許す。2-6。
なおも、一死2塁3塁のピンチはしのいだが、痛すぎる四球だった。

6回表のカープの攻撃。
野間は空振り三振も、秋山が振り逃げで出塁。
松山の当たりはセンターオーバーするかと思ったが、伸びずにセンターフライ。
坂倉がライトへのヒットで、二死1塁3塁と攻めたが、田中広輔が三振で無得点。

6回裏のロッテの攻撃。
カープのマウンドは森浦へスイッチ。
難なく三者凡退で攻撃に弾みをつける。

7回表のカープの攻撃。
韮澤は三振のあと、デビッドソンが二打席連続のセンター前ヒットで出塁。
前の打席で執念のタイムリーを放った羽月に期待がかかったがセカンドゴロ。
西川もセカンドゴロで、佐々木を打ち崩せず。
ただ100球を超えたので、この回で降板か。





7回裏のロッテの攻撃。
カープのマウンドは中村祐太へスイッチ。
先頭の中村奨吾にレフト前ヒットを許したが、後続を断って無失点。

8回表のカープの攻撃。
ロッテのマウンドは左腕の坂本へスイッチ。
先頭の野間がセンター前ヒットで出塁。
秋山はセカンドゴロで、ランナーが入れ替わって、一死1塁。
松山は四球でつなぐも(代走曽根)、坂倉はセカンドゴロで、二死2塁3塁。
ここで田中広輔がセンターへのタイムリーヒット。4-6。
韮澤の打順も、代打に堂林。ここで、ロッテはペルドモに投手交代。
カープは堂林の代打で林を起用。林は粘って四球で満塁。
デビッドソンに期待が集まったが、セカンドゴロで攻撃終了。

8回裏のロッテの攻撃。
中村祐太が回またぎも好投で三者凡退。



9回表のカープの攻撃。
ロッテは守護神の益田にマウンドを託す。
先頭の羽月は空振り三振も、西川が執念のセカンド内野安打で出塁。
野間がセンター前へのポテンヒットでつないで、秋山がライトへのタイムリーヒット。5-6。
曽根の代打で菊池が登場し、四球をもぎ取り、一死満塁で、一打逆転のチャンス。
益田も力が入っていたが、坂倉は空振り三振、田中広輔はレフトフライで試合終了。
あと1本が打てずに惜敗。

益田のベテランの味にあと一歩、及ばなかった。
打者の苦手なコースや球種で巧みに揺さぶる老獪なピッチングだった。

序盤は、佐々木朗希の異次元のピッチングに、ノーヒットノーランもあり得たと思っただけに、よく追い上げた。
終わってみると、大道が与えた角中の前の連続四球が痛すぎた。
チーム一丸となっての好ゲームで、明日以降に期待が持てる内容ではあるので、あとは結果だけだ。



「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」(ネタバレ注意)

2023-06-09 23:59:00 | 映画
あまり期待せずに観に行ったが、度肝を抜かれるシーンの連続。
ローマを舞台にした爆弾とのカーチェイスやラストのダムへ飛び込むまでのシーンは凄いの一言。
登場人物が多く、過去のいきさつがわかっていれば、より楽しめたかもしれないが、理屈抜きのアクションに満足。

素直には終わらないであろう、続編が待ち遠しい。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
原題:FAST X
製作年:2023年
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
監督:Louis Leterrier
主演:Vin Diesel
他出演者:Michelle Rodriguez、Tyrese Gibson、Chris "Ludacris" Bridges、John Cena、Nathalie Emmanuel、Jordana Brewster、Sung Kang、Scott Eastwood、Daniela Melchior、Alan Ritchson、Helen Mirren、Brie Larson、Rita Moreno、Jason Statham、Jason Momoa、Charlize Theron
上映時間:141分