とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「マダム・ウェブ」(ネタバレ注意)

2024-02-24 23:59:00 | 映画
「マーベル初の本格ミステリー・サスペンス」というキャッチフレーズ。
スパイダーマンに登場するマダム・ウェブというキャラクターの誕生物語という位置付けの作品。

映画レビューサイトの評価はあまり高くないようだが、作品単体としては、まとまっていて面白かった。

ヒロインのマダム・ウェブの特殊能力が未来予知と戦闘能力に長けているわけではなく、派手さに欠けるところは否めない。
未来予知のシーンと、現実シーンが同じ映像なので、どちらか分かりにくさもあった。
マダム・ウェブは普段はニューヨークの救急救命士キャシー・ウェブなので、指名手配中にペルーに行ったり、自宅に戻れるかも突っ込み所はある。

敵であるエゼキエルとの圧倒的な戦闘力の差をどう埋めるのかが見所。
特殊能力が覚醒するシーンがクライマックス。

予知能力を持つことが必ずしも幸せではないことが語られていたと思うが、未来は変えられるということがメッセージだろうか。
一方、都会に暮らす人間の孤独みたいなものも描かれていて、単純なヒーローものではないところが、賛否のあるところかもしれない。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:マダム・ウェブ
原題:MADAME WEB
製作年:2024年
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズ
監督:S. J. Clarkson
主演:Dakota Johnson
他出演者:Sydney Sweeney、Isabela Merced、Celeste O'Connor、Tahar Rahim
上映時間:116分


ジュジュ苑スーパーライブ スナックJUJU東京ドーム店

2024-02-17 23:59:00 | 音楽
ジュジュ苑スーパーライブ スナックJUJU東京ドーム店に参加。

JUJUにそっくりなママが経営するスナックにお邪魔するというスタイルのコンサート。
歌われるのは、昭和の歌謡曲。
JUJUとママは友達で、JUJUの紹介で大物ゲストがやってくる。

JUJU(ママ)のシンガーとしての表現力が存分に味わえる。
コロナ後はカラオケにも行かなくなったが、久々に聴いてみると、昭和の歌謡曲もいい。

ゲストは、鈴木雅之、NOKKO、小田和正。
どの曲も懐かしさで溢れているが、「ラブ・ストーリーは突然に」を生で聴けたのは嬉しかった。
大御所の小田さんがママに乗せられて、「どうも!」を連発していたのが微笑ましかった。

中森明菜の「DESIRE」と「ミ・アモーレ」のカバーを聴いて、当時の中森明菜の年齢を考えると、素晴らしい表現力と改めて思う。

アンコールは、JUJUが登場。
新曲「一線」とJUJUメドレー2024で締めくくり。

いつかデュエットしたいと思いつつ、そんな運も度胸もないが、幸せな時間を過ごせた。
ママ、どうも有難うございました!


「罪と悪」(ネタバレ注意)

2024-02-11 23:59:00 | 映画
齊藤勇起監督の初監督作品。高良健吾主演。

とある地方都市に暮らす3人の男(春、晃、朔)の人間模様。
中学時代に友人の1人が殺され川で遺体が発見される事件が起きる。
3人は近所に暮らす老人が怪しいと思い、その家に行くが、老人と揉み合いになり、殺してしまう。
3人は老人の家に火を放つが、春が罪を1人で被って、少年院に入り、離れ離れになる。

約20年の時が流れて、春は地元で建設会社を営む傍ら、ヤクザや警察とも関係している。
晃は親の後を継いで刑事になり、東京から地元に戻ってくる。
朔は、地元で農家として生計を立てている。

晃と朔は、春とは事件以来、会っておらず、春一人に罪をかぶせた罪悪感に苛まれ、悶々としながら、人生を歩んできている。
春は、地元の若者たちの面倒をみながら、家族関係もよく、充実した人生を歩んでいる。

春を演じる高良健吾の立ち居振る舞いに凄みを感じる。
罪をかぶった春が、罪を乗り越えて、堂々と生きているのに対して、晃と朔は、迷いの中にいる。
この対比が人生というものを表しているように感じた。
悪は、罰されることで浄化され、人に覚悟を与える面があるのだと思う。

中学生時代と同様に、川で遺体が発見される事件が起きて、3人が再会する
苦しみ抜いた中学生時代の事件の真相と3人の結末が悲しい。

手を汚すことに迷いのない大人になることは、いろんなものを背負ってどこかにたどり着く旅なのだろうか。
他人のために避けなれない悪と自分を守るための悪。
両方ともないほうがよいが、「必要悪」という言葉もある。
「毒を以て毒を制する」という言葉もある。

結局、価値観は、自分で決めないといけないし、決めた価値観の因果は自分が受けねばならないということだろうか。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:罪と悪
製作年:2023年
製作国:日本
配給:ナカチカピクチャーズ
監督:齊藤勇起
主演:高良健吾
他出演者:大東駿介、石田卓也、村上淳、市川知宏、勝矢、奥野壮、坂元愛登、田代輝、柴崎楓雅、石澤柊斗、深澤幸也、佐藤浩市、椎名桔平
上映時間:115分


クロスボーダーラグビー2024 第4戦 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs ギャラガー・チーフス(秩父宮ラグビー場)

2024-02-10 23:30:00 | イベント
秩父宮ラグビー場にて、クロスボーダーラグビー2024 第4戦 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs ギャラガー・チーフスを観戦。



試合開始前のチーフスのハカで、会場も盛り上がる。


スピアーズがペナルティゴールで先制し、勝負へのこだわりのある試合になることを期待。
しかし、これがスピアーズにとって、裏目に出たように感じた。

チーフスは、5トライとすべてのコンバージョンが成功して35点。
スピアーズは、2ペナルティゴール、4トライと2コンバージョンで30点。
結果的に、35-30の接戦で、見ごたえのある試合だったが、ペナルティゴールの場面は、確実に点を取るより、トライを狙って欲しかった。

チーフスの攻めは個人の突破力とモールの力強さが圧巻だった。
スピアーズはスクラムは完全に上回っており、何度もチャンスを作ったが、あと一歩というところ。

今回は、ニュージーランドの本場のラグビーの面白さと日本のラグビーのレベルの高さを体感できて満足。




「笑いのカイブツ」(ネタバレ注意)

2024-02-03 23:59:00 | 映画
笑いに憑りつかれた男、ツチヤタカユキを岡山天音が熱演。

多くの漫才やコントも考えに考えて作られているものだと思うが、突き詰めている部分が露骨にみえると、笑えなくなってしまう。
笑い以外に生きる術がないというのは、かなり切実だ。
それでいて、「人間関係不得意」という、非常に困った状況。
酒に逃げたくなる気持ちもわからなくはない。
そんな袋小路にはまったような才能を岡山天音が渾身の演技で表現。
ほぼほぼ体調が悪いというのは、演技としてもしんどかったに違いない。

脇を固めるのが、菅田将暉に仲野太賀に松本穂香。
おかん役の片岡礼子も温かかった。

反面教師的な見方もできるが、わかっていても世間に合わせられないやるせなさを味わいたい作品だ。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:笑いのカイブツ
製作年:2023年
製作国:日本
配給:ショウゲート、アニモプロデュース
監督:滝本憲吾
主演:岡山天音
他出演者:片岡礼子、松本穂香、前原滉、板橋駿谷、淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平、菅田将暉、仲野太賀
上映時間:116分