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とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

2025年 日本ダービー観戦 負けられない戦い

2025-06-01 23:00:00 | 競馬
昨年末のホープフルステークス以来の競馬場。
目当てはクロワデュノールの戴冠。
三冠を期待された皐月賞はよもやの2着敗戦。
もう負けられない。



クロワデュノールはパドックの気配から落ち着きの中に闘志を秘めており、能力は十分発揮できそうな状態。
2番人気のマスカレードボールはやや気負っているがスタートが速くない馬なのでよい方に出ることもありそう。

ゲートが開いて、大外18番枠から武豊騎手騎乗のサトノシャイニングが逃げの手。
1番人気の13番クロワデュノールも好スタート。
隣の12番カラマティアノスのスタートダッシュが遅く、クロワデュノールはスムーズに内に切れ込むことができた。
1コーナーに向けて、サトノシャイニングに外から14番ホウオウアートマンが並びかけ、2コーナーで先頭に立つ。
内から3番手に2番ショイウヘイ。その外4番手にクロワデュノール。
17番マスカレードボールと皐月賞馬の7番ミュージアムマイルは中団。

1,000m通過は1分ちょうどぐらい。良馬場なのでややスローか。
皐月賞で捲ってきた15番ファウストラーゼンは最後方のままで動けないのか、動かないのか、淡々としたペース。

そのまま直線へ向かい、残り400mでホウオウアートマンを交わしてサトノシャイニングが先頭へ。
残り300mでサトノシャイニングの外からクロワデュノールが先頭に立って差を広げる。
残り100mでサトノシャイニングを交わして、マスカレードボールが2番手に上がる。
しかし、クロワデュノールに並ぶまではいかず、3/4馬身に迫ったところがゴール。
3着はショウヘイが首差サトノシャイニングの前に出た。

クロワデュノールは抜け出してからは余力があったようにも見えた。完勝。

大外からサトノシャイニングが先行したことで、クロワデュノールのいい目標になった感じ。
武豊騎手が北村友一騎手をエスコートしたわけではないだろうが、結果的にクロワデュノールに有利に働いた。

皐月賞は全馬何かしらの不利があるようなレースだったが、ダービーは紛れのないレースだった。
順当と言えば、順当な結果。

北村友一騎手のインタビューも、ホープフルステークスのような感極まることもなく、余裕を感じた。
皐月賞よりも数段、馬の出来がよくなっていたので、より自信を持って乗れたということのようだ。

クロワデュノールは凱旋門賞に予備登録したとのことだが、是非、北村友一騎手で臨んで欲しいと思う。
夢の続きが楽しみでならない。








2024年 ホープフルステークス観戦 来年のダービー馬が見えた

2024-12-28 23:59:00 | 競馬
有馬記念が不完全燃焼感があり、もう一丁でホープフルステークスを現地参戦。
ここは、来年の牡馬クラシック路線の主役の呼び声が高いクロワデュノールが出走。
前走の東京スポーツ杯2歳ステークスは馬体重+24kgでの快勝。
調整過程が順調な今回は、相手強化でも負けられない一戦。

レースが始まり、北村友一騎手の6番クロワデュノールはロケットスタート。
横山和生騎手の13番ジュンアサヒソラがダッシュよく先頭で1コーナーへ。
クロワデュノールは控えて7、8番手を追走。

スローペースなのか各馬とも手綱を引っ張り気味。
2番人気の12番マジックサンズがかなり引っ掛かっており、その内のクロワデュノールも掛かり気味。
1000mは61.4秒のスローペース。
ここで杉原騎手の11番ファウストラーゼンが後方から捲って、ジュンアサヒソラと並走で3コーナーから4コーナーを回って直線へ。
クロワデュノールも2頭を追いかけて3番手へポジションを上げる。

残り200mでファウストラーゼンを交わして、クロワデュノールが先頭立つ。
そのまま後続を突き放して、クロワデュノールが優勝。
松山騎手の1番ジョバンニがゴール前でファウストラーゼンを捕らえて2着。
ファウストラーゼンは大健闘の3着。

期待していた3番人気のピコチャンブラックは13着。
逃げを期待した10番アスクシュタインは中団からの競馬で6着。

過去を振り返っても、ナリタブライアンにしろディープインパクトにしろ、勝つときには人気薄を連れてきた。
クロワデュノールもそういう馬かもしれない。

北村友一騎手は落馬事故から復帰後の初G1制覇。
インタビューでは言葉に詰まるシーンもあった。
馬の能力を信じて、強気の競馬ができたと思う。
デビュー3戦でいろんなパターンで勝てているのは地力の証明だろう。

来年、クロワデュノールを脅かすような馬の登場を待ちたい。



1周目のゴール前




北村友一騎手のインタビュー





2024年 有馬記念観戦 主役不在の混戦

2024-12-22 23:59:00 | 競馬
中山競馬場にて、有馬記念を観戦。
今年もいろいろあったが、美しく勝って終わりたい。
ドウデュースの出走取消は非常に残念だが、馬券的な妙味は増した。
ベテランの横山典弘騎手が武豊騎手の分も頑張ってくれると期待。

レースが始まり、横山典弘騎手の1番ダノンデサイルが内から逃げの手。
狙っていたのか、馬なりでの逃げなのかはわからないが、前ポツンではなく後続を引き付けての逃げ。
2番手に横山和生騎手の5番弁ラジオオペラが続く。
3番手に内から川田騎手の7番スターズオンアース。その外に9番ディープボンド。
5番手に8番レガレイラ。その内に3番アーバンシック。
有力どころは内枠の利を活かして先行。

1周目の直線から2周目の4コーナーまで、横山親子のペースでレースが淡々と続く。
2頭で決まるかと思ったところ、残り100mぐらいから、レガレイラと大外から16番シャフリヤールの叩き合い。
2頭が頭の上げ下げでゴール。3着にダノンデサイル。

写真判定の結果、1着はレガレイラ。
サンデーレーシングのワンツーで決まった。

ドウデュースが出走していれば1着だったような気がする。まあ、これも競馬だ。
64年ぶりに3歳牝馬が優勝。

来年はどんな物語が繰り広げられるだろうか。

1周目の府ゴール前




翠松楼のチャーシューワンタンメン


レガレイラの単勝のみ的中

2024年 ジャパンカップ観戦 日本のエースの末脚に酔う

2024-11-24 23:59:00 | 競馬
外国馬の参戦で盛り上がった今年のジャパンカップ。
ディープインパクト産駒で英国ダービー馬のオーギュストロダン。
キングジョージで凱旋門賞馬を圧倒して優勝したゴリアット。
独ダービー馬で凱旋門賞9着から参戦のファンタスティックムーン。

迎え撃つ日本馬の大将格は異次元の末脚で天皇賞(秋)優勝から参戦のドウデュース。
ドウデュースは後方からの競馬になることは明らかなので差し損ねがあるかどうか。

レースが始まり、斤量が軽い3歳馬の7番シンエンペラーが逃げる展開。
1,000m手前で10番ドゥレッツァが捲って先頭に立つが、62.2秒のスローペース。
3番ドウデュースは最後方で脚を溜める。

3コーナーで14番スターズオンアースが2番手につけて、内の3番手にシンエンペラー。
4コーナーでいつの間にかドウデュースが外から中団につけている。
直線残り400mぐらいでドウデュースが先頭のドゥレッツァに並びかけての叩き合い。
ドゥレッツァも粘るが、差し返す勢いはない。
ドウデュースが先頭でゴール。
ドゥレッツァが粘るところをシンエンペラーが盛り返して、2着は同着。

4着にルメール騎手の9番チェルヴィニアが入り、5着に4番ジャスティンパレス。
結局、外国馬は掲示板には食い込めず。
スローペースからの直線の末脚勝負では日本馬の優位は変わらなかった。

欧州血統日本調教のシンエンペラーが3着、日本血統欧州調教のオーギュストロダンは8着。
血統よりも普段の調教の方が適正に影響するのだろうか。
そういう意味でも興味深いレースだった。

レース後の表彰式では野球界のレジェンド、イチローさんが登場。
武豊騎手とのツーショットは貴重。
記憶に残るジャパンカップだった。







ユタカコールがしたくて購入した単勝と馬連が的中

2024年 天皇賞(秋)観戦 ユタカマジック炸裂

2024-10-27 23:59:00 | 競馬
昨年は、絶対王者イクイノックスが驚異のレコード勝ち。
今年、そこまで突出した馬はいないが、好メンバーが揃った。
3冠牝馬リバティアイランドと秋3戦で引退が決まっているドウデュースが2強か。
これにルメール騎手のレーベンスティールがどこまで迫れるか。
昨年2着のジャスティンパレスも不気味。

調教でもリバティアイランド、ドウデュース、レーベンスティールの3頭が出色。
この3頭が上位人気で単勝オッズ1桁。
ただ、リバティアイランド、ドウデュースは後方からなので、スローペースになったときに進路がなくて届かないことはあり得る。
とは言え、先行馬が逃げ切ることもないだろうと考え、鞍上のクリスチャン・デムーロ騎手の腕込みで10番ダノンベルーガの単勝購入。
3連複で12番リバティアイランド、7番ドウデュースの2頭軸と内枠の先行勢1番べラジオオペラ、4番タスティエーラの2頭軸で勝負。

レースがスタートし、予想通り9番ホウオウビスケッツが逃げて、13番シルトホルンが2番手。
べラジオオペラとタスティエーラがその後ろにつけて向う正面。
淡々と進むかと思われたが、3コーナ手前で早めにリバティアイランドが外から3番手につける。
直線入口でリバティアイランドが上がっていこうとするが、伸び切れず、残り200mで失速。
ホウオウビスケッツが残るかと思ったが、残り50mでドウデュースが外からすごい伸びで先頭へ躍り出る。
タスティエーラが2番手に上がったがドウデュースには迫れず、そのままゴール。
武豊が小さくガッツポーズ。

内から馬群を縫って11番ジャスティンパレスがホウオウビスケッツに迫っていたが4着。
ダノンベルーガは見当たらず。

ドウデュースは直線ラスト600m32.5秒の鬼脚。
武豊は昨年、直前のアクシデントでドウデュースに乗れなかったが、1年ぶりに忘れ物を取ることができた。
見事という他ない。

リバティアイランドはいい感じで直線に向いたように見えたが、敗因が謎。
馬体が立派になって距離が持たなくなったのだろうか。

ジャパンカップは海外の有力馬の参戦もあり、かなり盛り上がりそうだ。楽しみ。