コロナ禍の2020年2月に発生したダイヤモンド・プリンセス号事件の映画化。
災害派遣医療チーム(DMAT)の活躍を中心に、乗客・乗員の命を救うことに対し、関係者がどう向き合ったかの記録。
新型コロナウィルスという未知の存在よりも、世間の目や組織の面目と戦わざるを得なかった実態が明らかにされる。
結局、自分だけは危険な目に会いたくないという誰もが持つ本能との闘いだと感じた。
そのうえで、自らを犠牲にして、人命救助に当たった医療従事者の方へ、改めて頭が下がる思いがした。
言い方はよくないが、ウィルスで亡くなる人が出るのは避けられないとして、それ以外の理由で亡くなる人や苦しむ人を出さないことが大切なんだなと。
人間の悪意を刺激するようなマスコミ報道はあってはいけないというメッセージも貴重だと思う。
視聴率にも悪質なものと良質なものがあることを区別できないものだろうか。
悪意も含めて人間の本質であるということは忘れてはいけないが、エンターテインメントと報道が混じると、事実がわからなくなる。
最終的には個人が想像力を働かせて判断していくしかないのだが。
点数は、8点(10点満点)。
タイトル:フロントライン
製作年:2025年
製作国:日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:関根光才
主演:小栗旬
他出演者:松坂桃李、池松壮亮、森七菜、桜井ユキ、美村里江、吹越満、光石研、滝藤賢一、窪塚洋介
上映時間:130分
災害派遣医療チーム(DMAT)の活躍を中心に、乗客・乗員の命を救うことに対し、関係者がどう向き合ったかの記録。
新型コロナウィルスという未知の存在よりも、世間の目や組織の面目と戦わざるを得なかった実態が明らかにされる。
結局、自分だけは危険な目に会いたくないという誰もが持つ本能との闘いだと感じた。
そのうえで、自らを犠牲にして、人命救助に当たった医療従事者の方へ、改めて頭が下がる思いがした。
言い方はよくないが、ウィルスで亡くなる人が出るのは避けられないとして、それ以外の理由で亡くなる人や苦しむ人を出さないことが大切なんだなと。
人間の悪意を刺激するようなマスコミ報道はあってはいけないというメッセージも貴重だと思う。
視聴率にも悪質なものと良質なものがあることを区別できないものだろうか。
悪意も含めて人間の本質であるということは忘れてはいけないが、エンターテインメントと報道が混じると、事実がわからなくなる。
最終的には個人が想像力を働かせて判断していくしかないのだが。
点数は、8点(10点満点)。
タイトル:フロントライン
製作年:2025年
製作国:日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:関根光才
主演:小栗旬
他出演者:松坂桃李、池松壮亮、森七菜、桜井ユキ、美村里江、吹越満、光石研、滝藤賢一、窪塚洋介
上映時間:130分

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