とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs 横浜(横浜スタジアム 2021/9/24)小園が5安打1HRの活躍で快勝

2021-09-24 23:59:00 | 野球観戦
カープは巨人に2戦続けて、無得点での敗戦。
チャンスは作るものの、決めきれないのが、もどかしい。
カープの先発投手は大瀬良。横浜は宮國。

オリンピックのレガシー


試合開始


1回表のカープの攻撃。
今日は1番センター大盛。あえなく三振。
小園は三遊間への内野安打。
西川はセンターフライ、鈴木誠也は四球で、二死1塁、2塁で先制のチャンス。
坂倉は強い当たりのゴロだったが、宮國が体を張って捕球のピッチャーゴロで無得点。
決めきれない嫌な空気だ。

1回裏の横浜の攻撃。
桑原はライトフライのあと、柴田が粘って10球目をレフト前ヒットで出塁。
佐野はライトフライ、オースティンは一瞬、ホームランと思ったが、打球は伸びず、レフトフライで無得点。
大瀬良の立ち上がりは、柴田に粘られたこと、オースティンの惜しい当たりからして、絶好調でないことは確か。

2回裏の横浜の攻撃。
先頭の宮崎が初球をライトスタンドへのホームラン。
普通のライトフライと思ったが、打球がぐんぐん伸びた感じ。

3回表のカープの攻撃。
先頭の大瀬良が汚名返上とばかりにレフトへのクリーンヒット。
大盛は送りバント、小園はライト前ヒットで、一死1塁、3塁のチャンス。
西川もライト前ヒットと思いきや、柴田がダイビングキャッチして、セカンドゴロも1点返した。1-1。
誠也は2打席連続の四球で、二死、1塁、2塁で坂倉。
1打席目のピッチャーゴロは当たりは悪くなく、復調の気配はある。
坂倉は右中間へのタイムリーツーベース。3-1。
さらに畳みかけたかったが、林は三振で攻撃終了。

5回表のカープの攻撃。
先頭の大盛がセンターへのヒットで出塁の後、小園がライトスタンドへのホームラン。
内角高めの球をうまく上から叩けた。5-1。

7回表のカープの攻撃。
横浜のマウンドは6回から平田が登板。
先頭の大瀬良は打つ気がなく見逃し三振。
大盛は凡退のあと、小園が4安打目のライトへのヒット。
西川もライトへのヒットで、二死、1塁、3塁のチャンス。
誠也のホームランを期待したが、力んでショート定位置へのゴロ。
しかし、ショートの森がセカンドへの悪送球。これはいただけないレベルのミス。6-1。
続く坂倉は左中間への大飛球だったが、今少し伸びず、レフトフライで攻撃終了。

8回裏の横浜の攻撃。
二死から柴田がレフト線へのツーベースヒットで出塁。
佐野がセンターへのタイムリーヒットで1点返した。6-2。
続くオースティンに対して、大瀬良のワイルドピッチの後、レフト前ヒットで、二死、1塁、3塁。
宮崎を迎えたところで大瀬良は降板し、ケムナにスイッチ。
1点取られれば、9回は栗林が見られるかもとの期待もあったが、ケムナが宮崎をセンターフライに抑えた。

9回表のカープの攻撃。
横浜はシャッケルフォードに投手交代。
先頭の代打松山が初球をレフト前ヒットで出塁。
大盛はバントの構えだったが、死球で、無死1塁、2塁のチャンス。
ここで、小園が5安打目のライトへのタイムリーヒット。これでほぼダメ押し。7-2。
栗林登板も遠のいた。
さらに西川がレフト線へのタイムリーツーベースで1点追加。8-2。
誠也の浅めのレフトフライで小園がタッチアップして1点追加。9-2。
誠也にとっては首位打者争いには、嬉しいアシストだ。

9回は島内が無難に抑えて勝利。

小園の5安打がうまく点に絡んだのと、大瀬良の粘りの投球が勝因。
西川も小園には及ばずも猛打賞で、相手には嫌な存在だったろう。

ヒーローインタビューは小園。
2019年7月26日、小園の4安打&初ホームランを神宮球場で現地観戦したが、何か縁があるのだろうか。
当時からは随分、プロらしい顔と体になってきた。
バッティングも守備も走塁も、まだまだ伸びしろはあるので、頑張って欲しい。

試合終了


試合結果


ヒーローインタビューは小園

「マスカレード・ナイト」(ネタバレ注意)

2021-09-23 23:00:00 | 映画
2019年公開の「マスカレード・ホテル」の続編。
前作の内容は、松たか子が犯人で、老婆に変装していたのは覚えているが、あとは忘れてしまった。

ホテルが顧客の仮面の下の顔を守る存在と思ったことはないが、高級ホテルの顧客はそうなのだろうか。
警察はもっと強引な捜査をするイメージなので、かなりソフトに見えた。

刑事は人を疑うことが仕事、ホテルマンは人を信じることが仕事という対比は面白かった。
それによって、同じ人物の見え方がまったく違ってくる。
仮に殺人犯かもしれなくても精一杯もてなすというのは、昔のスイスの銀行みたいだ。
ただし、人の見えていない部分を想像して対応する部分は刑事もホテルマンも同じ。
ある意味、すべての職業に共通することでもある。

今回もキャスティングでは犯人がわからないところが心憎い。
一見、みんな怪しい。
博多華丸は違うだろうと思いながら見ていたが。
しかし、一度疑いが消えた人間を再度浮上させるトリックはさすが。

ラストシーンで、2年後の続編をほのめかしているようにも取れたが、どうなんだろう。

今回も、極上のエンターテインメントだった。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:マスカレード・ナイト
製作年:2021年
製作国:日本
配給:東宝
監督:鈴木雅之
主演:木村拓哉、長澤まさみ
他出演者:小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、中村アン、田中みな実、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰希かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸、鶴見辰吾、篠井英介、石橋凌、渡辺篤郎
上映時間:129分


「Tribute to Chick Corea 小曽根真×上原ひろみ」(サントリーホール)

2021-09-22 23:59:00 | 音楽
サントリーホールにて、「Tribute to Chick Corea 小曽根真×上原ひろみ」を鑑賞。

二人の演奏から受けたイメージは、小曽根真の荘厳と上原ひろみの躍動。
上原ひろみの演奏を受け止める小曽根真の対応力も凄かった。
二人の達人の融合。最後はお互いのピアノを交換しての演奏でエンディング。
これぞライブ。
チック・コリアも天国から降りてきたに違いない。




「鳩の撃退法」(ネタバレ注意)

2021-09-20 22:50:00 | 映画
現実と小説が同時進行する展開は面白かったが、結局、現実が面白くないと話にならない。
偽札がどう巡ったかが物語の展開と絡み合って面白かったが、見所は俳優の演技。
藤原竜也と風間俊介のやり取りに漂う緊張感、トヨエツの存在感。
藤原竜也演じる元小説家の津田といろんな人々が絡む。
嘘だらけの中での唯一の真実が、こう来たかというオチ。

最後の不穏な終わり方は、何かを表現しようとしていたのか、よくわからないところもあったが、よしとする。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:鳩の撃退法
製作年:2021年
製作国:日本
配給:松竹
監督:タカハタ秀太
主演:藤原竜也
他出演者:土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、佐津川愛美、桜井ユキ、柿澤勇人、駿河太郎、浜野謙太、岩松了、村上淳、坂井真紀、濱田岳
リリー・フランキー、ミッキー・カーチス、豊川悦司
上映時間:119分


広島 vs ヤクルト(神宮球場 2021/9/19)打線がつながらない

2021-09-19 23:59:00 | 野球観戦
カープの先発投手は高橋昂也。ヤクルトは原樹理。
ペナントレースも終盤を迎えて、カープは目先の勝ち負けよりはチーム力アップが課題。
最近、坂倉の調子が落ち気味なので、そこをチームとしてどう補うかだ。





1回表のカープの攻撃。
野間、小園、凡退の後、西川がセンター前ヒットで出塁。
先制ホームランを期待したが、鈴木誠也は詰まり気味の力のないセンターフライで無得点。

1回裏のヤクルトの攻撃。
昨日、サイクルヒット達成の先頭の塩見への初球が死球。
続く青木への初球がストライクで一安心と思ったら、2球目をライトスタンドへのホームラン。0-2。
山田哲人をライトフライで、ここから気を取り直してと思ったら、村上にもライトスタンドへホームラン。0-3。
ライトの誠也は全く動いていなかった。打った瞬間ホームランとわかる当たり。
これがプロ入り通算100号。あの王さんを上回る歴代最年少記録だとか。
凄いとしか言いようがないが、怪我なく順調にいけば、追い越すことも夢ではないだろう。
続くオスナには四球。優勝争いをしていたらピッチャー交代だと思うが、続投。
何とか、中村悠平、サンタナを打ち取り、攻撃終了。

2回表のカープの攻撃。
坂倉、會澤、凡退の後、菊池がレフト線へのツーベースヒット。
林が申告敬遠で、打順がピッチャーの高橋昂也。
まさかの代打を期待したが、そのまま打席に入って、あえなく三振。

2回裏のヤクルトの攻撃。
西浦、原樹理が凡退の後、塩見がライト前ヒットで出塁。
続く、青木の右中間への当たりで、塩見が本塁を狙ったが、タッチアウト。
誠也が最短距離で捕球し、菊池へ送球、菊池のバックフォームはサード側にややそれたが、會澤の好タッチ。
守備のいい流れを攻撃につなげられるか。

3回表のカープの攻撃。
野間、小園、凡退の後、西川がライト前ヒットで出塁。
誠也のレフトへのヒットで、二死、1塁3塁のチャンス。
ここで坂倉に期待したが、セカンドゴロで得点ならず。

4回裏のヤクルトの攻撃。
先頭の西浦が左中間へのツーベースヒット。
原樹里が送りバント成功の後、塩見がセンターへのタイムリーヒットで追加点。0-4。

5回表のカープの攻撃。
高橋昂也の代打、田中広輔がセンター前ヒットで出塁。
暴投の後、野間がセンターへのタイムリーヒットで1点返した。1-4。
続く小園は強い当たりのファーストゴロでダブルプレー。
西川がライトフェンス直撃のツーベースヒットでチャンスを作ったが、誠也はサードゴロで攻撃終了。
ヒットは出るものの攻撃がちぐはぐで得点につながらない。

8回裏のヤクルトの攻撃。
カープのマウンドは、5回、6回は菊池保則、7回は島内が踏ん張り、この回からバードが登板。
先頭の西浦へ四球のあと、山崎に送りバントを決められる。
ここで塩見がまたもセンターへのタイムリーヒットでダメ押し。1-5。

9回表のカープの攻撃。
ヤクルトのマウンドは、7回は今野、8回は清水が抑え、この回から石山が登板。
先頭の林がライト線へのツーベースヒットで出塁。
途中出場の長野がライトフライで一死。
代打の安部がライト前ヒットでつないで、一死1塁3塁のチャンス。
しかし、小園は三振、西川はレフトフライでゲームセット。

カープはヤクルトの11安打を上回る12安打も、1得点。
ヤクルト投手陣の粘りに負けたとも言えるが、チャンスでの力みが目立った。
チャンスでこそ、つなぐ意識が必要だ。
また、選手起用にもアクセントが欲しい。
シーズン終了まで、これまでと同じ戦い方はもったいない。
いろんな可能性を試してみるべきではないだろうか。