中国分がんこなパン屋

食い物について思うこと、趣味の音楽、山のこと。

いろいろあった

2015-01-27 | Weblog
先日ホームで父が亡くなった。91歳と8ヶ月だった。

自力で朝食の食堂へ行き、そこで意識を失い、2時間ほどで亡くなってしまった。

晩年拘束されたとは言え、66年連れ添った母に先立たれ寂しかったのだろうな。



遺してくれたもの














子供の頃うちの電蓄は父の自作だったし、その後ステレオに発展し、放送開始したばかりのFMチューナーも自作だった。

壊れた腕時計もたくさんあった。木箱には抵抗、コンデンサ、真空管などごちゃごちゃでジャンク屋のようだった。

古い引き伸ばし機と乾燥機も持っていて、写真はフィルムの現像から焼付け乾燥までやっていた。

夜暗い部屋での写真現像はおもしろかった。

ここ数年工具を使うことははほとんどなかったはずだが、道具は好きだったな。

道具はいくつあってもじゃまにならない。わたしが使わせてもらおう。

亡くなった日にアマゾンの荷物が届いた。父最後の買い物は酒ではなく自身の紙パンツだった。

亡くなった後も父のパソコンにはアマゾンやセシールなどから毎日メールが来ている。







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