試し酒

試し酒という落語がある。五代目小さんが得意だった。
友人と酒の話になったお大尽が自分の下男は酒が強く５升飲めると自慢し、そんなの出来るわけないという友人と賭けをする話。主人が負けると困ると考えた下男はいったん席を外ししばらくして戻り二人のまえで五升飲んでみせ、主人の勝となる。席をはずしていた間なにをして五升呑むことができたかと問われ下男は、
五升も一度に呑んだことないので試しに五升呑んできたと答えるのが落ちの噺。

これの逆をやった。先週末から８日間酒を休んだ。
入院すると一週間酒を飲めなくなるので試しに休んでみたのだ。

国民健康保険限度額適用認定証

先日市役所へ行き入院前に「国民健康保険限度額適用認定証」というのをもらってきた。同一医療機関での一ヶ月の健康保険対象医療費が一定額を超えた場合被保険者の自己負担額に上限がある。
限度額は所得により
150,000円(総医療費が500,000円を超える場合は超えた分の1％を加算)
80,100円(総医療費が267,000円を超える場合は声多分の1％を加算)
35,400円の三段階あり
上記の認定証を提出すれば退院精算時に自己負担限度額を払えばよい。
無い場合でも一旦総医療費の3割を支払い後で申請すれば支給される。
ありがたい制度だ。

しかし差額ベッド代や食事代など健康保険が適用されない費用は対象にならないので
なんやかやけっこうな出費になりそう。

はじめての入院

尿に血が混ざっているみたいで、かかりつけに紹介状を書いてもらい
泌尿器科を受診した。
ネットで調べるとガンの疑いがあるのですぐに受診しろと書いてあったからだ
CT検査の写真で膀胱に影があり内視鏡で見たらガンだった。一つでステージ１
初診から一週間、３回の通院で手術、入院の日取りが決まってしまった
内視鏡と電気メスで切除手術できるので、開腹はしないですむ
転移も浸潤もすることはほとんどなく、致命的になることはまれらしい
しかしガンだ。なんでこんなものができてしまったのかと思う
そんな訳で１２月半ばから正月まで休むことにした。オーバーホールだ
医者には登山は控えたほうが良いが、ハイキング位なら良いと言われているので入院前に一度高尾山にでも行ってみようかな。でも人でいっぱいかな
買ったもののぜんぜん読んでいなかったり、読みかけの本がたくさんある
遠出できないならそれらを読みたいしやりたい工作もたくさんある
あれもやりたい、これもやりたい
きちんと計画しないとなにもできないでおわってしまうだろうな

写真は本文とは関係ない山崎のサントリーウィスキー工場の中

先月末向日町教会の記念礼拝に出席のため京都へ行ったおりいとこにさそわれ工場見学した
試飲もできたよ

向かいの席のいとこはクルマなので試飲できません