中国分がんこなパン屋

食い物について思うこと、趣味の音楽、山のこと。

前立腺針生検

2013-08-22 | Weblog
PSAが5.8と正常値の上限の4を超えたため、前立腺にガンがないか針を刺し組織を取って調べる前立腺針生検を受けた。検査前日の8月11日から2泊3日の入院。
注射よりは太い針を10回も刺すのだからあまり良い気分ではないが、痛くもなくすぐ終わってしまった。10分もかからなかったような気がする。
4時間つけていた点滴のチューブがうっとうしかったがとても久しぶりに読書に集中できた。
持参した「奥秩父 山、谷、峠そして人」そして追加で持ってきてもらった「銀のしずく」
普段なら一冊一週間かかるようなのを2冊も読め、ちょっといい入院だった。
2週間で検査結果は出るということだが聞きに行くのは9月9日。

この検査でガンが見つかるのは10人に2人であとの8人は受けなければ良かったということにもなるのだけどどうしますかと判断を求められた。調べると、受けずに様子を見るという選択肢もあったのだが結局受けてしまった。見つからなければよいのだが見つからなくても経過は観察しなければならない、針を刺した10箇所にたまたまガンがなかっただけかも知れない、前立腺がんで死ぬ人はそんなに多くない、前立腺がん以外の原因で死亡した70歳超の高齢者の25~50%の前立腺にみつかる寿命に影響しないと考えられるラテントがんというのもあるそうで、よく勉強し慎重に付き合うつもりだ。



秩父御岳山

2013-08-05 | Weblog
翌日5日のMRI検査をキャンセルしたくないので、歩行時間短め、ハイキングのような、危険の少ないところ。そんな理由で三峰口を基点に5時間ほどで周回できる秩父御岳山に行ってきた。ガイドブックには記載されていないがエアリア地図には破線で、古い地形図には登山道と表記されている強石南の尾根の南側沢沿いを西へ杉ノ峠へ通じる道で行こうと計画。
それらしき入り口から入り進むと民家の前に人がいる。だまって通過するわけに行かず挨拶し、御岳山への道を尋ねると、直進がルートのはずだがこっちは違う、その道は少し戻った上のほうだと正規ルートへの近道を教えてくれた。少々不安でもあったし明日のこともあったので正規の登山道で行くかと心変わり。ところが墓地の中階段を上がるがなかなかそれらしい道に出ない。出ないどころか道ではなくなってくるようだ。道間違えたなと思ったが民家の屋根が見えるし、登山道からそう離れていない感じだったので御岳の方角に進めばすぐに道に出るだろうと思った。そう思ったが1時間半かかって出た道はまだ杉ノ峠の手前だった。杉ノ峠からもやがて道があやふやになりどうもしばらくは一般道ではなかった。作業道と思われる道が沢山ありもうなんだかわからん、しかしどの尾根も御岳に続くことは解かっているので一番高いところを歩くとやがて登山道。林道を横切りはっきりした道で無事登頂。
ガイドブックより1時間よけいにかかってしまった。


秩父の街に戻りあらかじめ調べておいた銭湯「たから湯」へ。


とても古い昔のままの建物、少しペンキが剥がれていたが富士山と海の壁絵があったし内装も昔のまま。塩素臭がしないのと脱衣所に九条の会のポスターが貼ってあったのもうれしかった。この風呂はまた来ようと思った。

そして西武秩父駅近くで寄った酒屋のネコ


往復とも特急で楽した。