中国分がんこなパン屋

食い物について思うこと、趣味の音楽、山のこと。

奥多摩蕎麦粒山~棒ノ折山

2013-04-16 | Weblog
4月14日4:41の始発で途中御茶ノ水、立川、青梅と3度乗り換え奥多摩駅へ。
駅をつけず奥多摩だけだとどうもしっくり来ない。子供の頃は氷川だった駅だ。
そして高尾は淺川だったのは覚えている。相模湖が与瀬だったのは記憶にないが、
相模湖辺りの地形図は今でも与瀬だ。地形図の名称はずっと変わっていないのかな。
駅名や町名を簡単に変えてしまうことに私は反対。淀橋、角筈、十二社、柏木などが西新宿や北新宿になってしまったがなにか不都合があったのだろうか。

3度乗り換え奥多摩駅発7時25分の東日原行きバスで川乗橋へ。けっこう大勢が降りた、10人以上いただろう。そこでは電話が通じたのでその後8~10時間電話は通じないであろうからその旨を家へ伝え、写真撮ったり荷物をつめなおしたりして、歩き始め5分で鳥屋戸尾根登山口標高420m。ここへ入るのは私一人のよう、はじめは展望のない人工林の中をせっせと上るが、新緑の広葉樹が現れると明るく気持ちがいい。 

 

北へ北へと高度を稼ぎ1255mの笙ノ岩山へ所要時間2時間20分。登山口から3時間で蕎麦粒山に到着できれば第一希望の目的地青梅行きの都バスの停留所がある上成木に16:30~17:30に到着しうまく行けば16:50悪くとも18:25発のバスで帰れると考えていた。1473mの蕎麦粒山へはあと標高差220mだが平面距離ではまだ半分ほどで1時間以上かかりそうだ。早くも棒の折山から上日向へ下りることになりそうな気配。11:30に着いた蕎麦粒山はけっこうな賑わい。ここでゆっくり1時間過ごしてしまいもう完全に上成木は無理、上日向行きに決定。


きれいな蝶がいた


銃走路の目印となる新秩父線50号鉄塔、傾斜地で真上を向くとくらくらする。


暗い尾根道にカタクリがひっそり。


棒の折山15:40あとは下りるだけ。
ひたすら下るけっこう急な暗い道に膝ががくがくつま先は痛い、
林道に下り立ち携帯電話を見ると通じるようでここで家に無事下山をあるきながら報告。
いつもは家に帰るまで酒は飲まないのだが川井駅行きバスの時間までずいぶんあるので酒屋のような看板の百軒茶屋でビールブレイク。



川井駅鉄道橋。電車だと特に帰りが楽だ。
 
  


Lady Gaga

2013-04-10 | Weblog
先日朝ラジオでTonny Bennett とLady Gagaのデュエットを聴いた。「 The Lady Is A Trump 」
Lady Gagaはニュース番組にも登場したことがあるし、福島原発事故についてなにか言っていた記憶があり、
その内容についても悪いイメージはなかったのだが、こんなに歌がうまいとは知らなかった。
このあいだ観たMddy Watersに飛び入りしたMick Jagger は大人のバンドで子供が余興で歌わせてもらっているという感じで 
どうしようもなく下手だったのだが、彼女は彼とは違ってた、ちゃんとJazzになっているのだ。
You Tubeで聴くことができた。付けほくろがマリリンモンロー。
聞き惚れて衣装に目が行くのに時間がかかってしまったほどだ。
もちろんTonny Bennettがすばらしいことは言うまでもない。
彼の85歳を記念した「Duett 」というアルバム に収録されていて、このアルバムにはスタンダードのほかにわたしにはとても懐かしいBlue Velvetが入っている。当時フォークソング以外で英語で歌えた歌はこの歌くらいじゃなかったかな。
この歌ももうスタンダードなのか。

母とドライブ

2013-04-04 | Weblog
両親のホームで内装改修工事が始まるので、部屋の整理の手伝いに行った。
クッションフロアを木のフローリングに換え、壁のクロスも張り替える。
私が行ったときにはあらかた整理は済んでいて、ごみを棄てたり、ごちゃごちゃのコードを
ひっこ抜くくらいしかやることは無かった。部屋で昼食後昼寝の父をおき、お腹が痛いとほとんど食べなかった母に外の空気を吸わせようと思い散歩に連れ出したが、風が強く散歩は無理。

 

せっかく出たのだから車でその辺ぐるっと一回りしてみようよ。
出発するとすぐ、さっき部屋出るとき行ったばかりなのにもうトイレに行きたいと言う。
300m走ったところの公共施設で早くもトイレ休憩。車椅子対応の広いトイレがあり、
よかったのだけど、便座が冷たいと文句を言っていた。

クルマに戻ると、ええ天気やなぁ、きれいやなぁ、あったかいなぁ、と少し元気がでたようだったがクルマからは降りず、一時間ほどで戻った。
青い空に八重桜や若葉が明るく、山が笑うさまは私も気持ちよかった。

部屋に戻りなにかすることは無いかと探していたら、食器棚の上に写真が貼ってある。
おせちの写真ではがして裏をみると、「吾が家のおせち2008年」と母の達筆な字。
五年前にはまだつくっていたんだ。父はしょっちゅう友達を連れてきて飲み食いとても賑やかな家で母は料理が得意だった。私の友達もよく来て食べ泊まった。


市川の我が家の周りも若葉が元気だ。すけすけだった雑木林がきらきらの葉で美しい。
いろいろな花が咲いているがこの時期私が一番好きなのは白く上品な梨の花だ。
みな同じようで品種はわからないがどれもとてもきれいだ。



真間山には石楠花


山門

仁王像


石段では中学生がトレーニング、俺もがんばらなくちゃ。
真間山は弘法寺(ぐほうじ)だが真言宗ではなく日蓮宗の寺。
昔日蓮宗の坊主に賭問答に負け改宗したそうだ。

矢切野菊の墓西蓮寺の跨道橋から下の眺めも好き、特に花の時期がいい。

トップの桜も野菊の墓。(4日撮影)

                                                

鎌倉

2013-04-01 | Weblog
天気予報では曇り一時雨だが降ったとしてもたいした降りではないらしい。
晴れ予報より人が少なくていいんじゃない、と、鎌倉行きを決行。
横浜あたりでは電車の窓に雨粒が当たっていたが、ほんのつかの間、北鎌倉に着いたときは
ホームも濡れていなかった。濡れていなくてよかったのだけれど狭いホームに人がいっぱい。円覚寺のある西側に臨時出口があるが、私たちは線路西側の三ヶ寺を巡る予定なので踏み切りを待ち西口を出る。西も東もどちらも改札を出て北に行く人はいないようだ。
小旗をもった先導者が率いるグループがいくつもあり行く先々で一緒になるのはいやだなと思うが、それは杞憂で私たちの第一番の目的地浄智寺に人は多くない。ゆっくり歩けるいいスタートだが花は少ない。浄智寺西脇のハイキングコースを登っていくとだんだん山道になりやがて尾根通しの登山道のようないい雰囲気の道に。
適度なアップダウンを繰り返し約20分で葛原岡神社に到着。
お花見おグループが一組、真冬の服装で寒そう。桜の木にくくりつけた冷たいビールありますの広告がまた寒そう。暖かいお茶で一服後、下山開始。雨だったらパス予定だった切通し化粧坂(けはいざか)をくだり海蔵寺に向かうが、この切通しも町では味わえないようなとてもいい道、湿って滑りやすい箇所には補助のロープが設置されていてオクサンには新鮮だったと思う。
海蔵寺は花がきれいな寺だった。私がわかっただけでも、何種類かの桜、ミツマタ、石楠花、椿、山吹、いろんな花をみることができた。
建長円覚古寺の~、なんというタイトルか忘れてしまったが、歌、また1192(いいくに)、公暁、大銀杏、露座の大仏、等等子供の頃を思い出す。
海蔵寺の次に向かった寿福寺は北條政子縁の寺で、興味あるのだが境内は一般解放はしていないそうで、雰囲気のいい参道を見ただけ。その後寿福寺の北の名前を忘れてしまったが鎌倉唯一の尼寺という寺をみて後線路を渡り小町通りへ向かうとだんだん人が多くなり
小町通りへ出る頃には人ゴミに圧倒され早く帰りたくなった。







化粧坂










おなかがすいたので蒲鉾屋の二階で食事。
あまり期待していなかったのだけど予想に反し(失礼)おいしかった。




 
コーヒー真っ黒くなくておいしかった。