宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

次回宝満山研究会例会は屋外作業

2010-05-03 | Weblog

次回の宝満山遺跡研究会の例会は
内山と北谷の間にある承天寺さんの境内地で
下草刈りや雑木の伐採・保存樹木のマーキング作業
などを予定しております。

この場所は昨年11月の例会で草刈りをしましたが、
遺跡見学が出来る最低の範囲でおこなったために
まだ、刈っていない個所が残っていました。

そして、今回は地元太宰府で活躍されている
「木うそ保存会」の方々と合同での作業を予定しております。
保存会さんでは承天寺さんとの間で協議をおこない、
太宰府の伝統工芸品である木うそ作りに欠かせない
「コシアブラ」の木の育成をここでされることになったそうです。
※詳しくは「木うそ保存会」さんブログ
「宝満山北谷でコシアブラを育てよう」
2010年03月29日記事をご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/kiuso0211/s/%BE%B5%C5%B7%BB%FB




期日;5月15日土曜日
集合;9:30 竈門神社駐車場
※乗り合わせて現場まで移動します。
持ってくるもの;草刈りの出来る衣装、軍手、飲料水、昼食
解散;15:00頃を想定

5月9日日曜日は宝満山の峰入り

2010-05-03 | Weblog

(昨年の宝満山峰入のポスターより)

来週の日曜日は宝満山の峰入りが行われます。

宝満山は江戸時代には英彦山とならぶ九州の
修験道のメッカの霊山として知られており、
山中には宝満二五坊とよばれる修験者の坊がありました。
山では春、夏、秋に「峰入り」と呼ばれる山岳の行場を巡る、
とても激しい行がおこなわれていました。
明治の神仏分離で行者達が離山してから途絶えていた
毎年の「春峰」が昭和57年に宝満山修験会の方々により復興され、
毎年、5月の第二日曜におこなわれています。

一般のかたも随伴で参加できます。
お昼を挟んで約半日の工程です。
「登山」もいいのですが
山岳宗教とは何か?
その醍醐味を味わってみては?




日 時 平成22年5月9日(日)午前9時
場 所 竈門神社集合
コース 竈門神社→一の鳥居(山伏問答・入峰作法)中宮→(女道)
→キャンプセンター(昼食)→心蓮上人墓→上宮(解散)
準備品 お弁当・お茶等は各自御持参下さい
服 装 軽登山の準備
下 山 午後2時頃 上宮(解散)

(http://www.dazaifutenmangu.or.jp/kamado/events.htm#nyuhoより)

詳しくは昨年5月10日の本ブログをご参照ください。