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かまくらdeたんか 鹿取未放

馬場あき子の外国詠、渡辺松男のそれぞれの一首鑑賞。「かりん」鎌倉支部の記録です。毎日、更新しています。

清見糺の一首鑑賞 112

2021-03-14 17:18:34 | 短歌の鑑賞
   清見糺鑑賞18         鎌倉なぎさの会  鹿取 未放


112 あおあおと馬日和なり 馬見んと人を誘えば歯をみがくこえ

 「馬日和」という造語が端的に気分のよさを示している。競馬を見にゆこうよと誘ったら、相手はのんびりと歯を磨いていたというのである。「こえ」だから電話で誘ったのだろう。(鹿取)

☆ 馬に歯という取り合わせがよく合っていて面白い。(07/9 日高堯子)

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