Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

7月9日(日)計画していた道が見つからなかった大峰・大天井岳(1)

2006年07月10日 | 山登りの記録
前日午後の気象情報では、日曜日の降水確率は70%。てっきりもう中止だと思っていた。ちょうど、今夜はお客さんがやってくる。というわけで、際限なく飲んだ。客人を送り出すと、かなりフラフラ。居間でそのまま寝てしまった。すると、ともちゃんが、足蹴にして起こす。「降水確率が40%になってるよ!明日、例会あるよ!」

飛び起きるMr.Dash。ぐわんぐわんと世界が回る。ともちゃんはなんと既にパッキングを済ませてくれていた。助かった。

で、日曜の朝。まだ回ってる中、車を出す。橿原神宮でメンバーを乗せる。道の駅吉野路黒滝で、チョイ悪M居車と、宇宙人I村車と合流。3台で松ヶ茶屋跡へ。ここに1台置いて、2台で小南トンネル経由、洞川、五番関へ。トンネル入口に着くや否や、雨が降り始める。うそ~!せっかく決行したのに、結局降るのか?

小降りになるのを少し待ってから雨具を着込み出発。あずまやの奥から、急登で稜線へ。五番関の女人結界は、「女」の文字が落ちていた。面白いのでギャルズ全員で記念撮影(写真)。

ここから西向きに尾根をたどる。基本的に左側が植林、右が雑木林。時に両側とも自然林になるので気持ちいいルートだ。辺りは、ヒグラシの蝉時雨。薄い霧がかかる中、カエデやブナの樹林帯が神秘的だ。そのうち雨もあがって、心地よい風が稜線を抜けるようになってきた。

たいした登りもないまま、大天井岳のピーク。展望はイマイチだが、静かに憩うのによい場所だ。ここからは、奥駆道ではなく、岩屋峰と書いてある道をとる。実はこれが大きなマチガイだった。やがて右に小天井岳に向かう尾根が派生すると信じていたのだ。しかし、歩けど歩けど、小天井岳に着かない。ちょっと下りすぎて、やっと、岩屋峰から大原山へのルートをとっていたことに気づいた。情けない!

今から戻っても、正規のルートが見つかるかどうか分からないし、そのルートがちゃんとしているかも分からない。昭文社の地図ではコースタイムを書いていないところが余計に怪しい。このまま進むと、洞川の集落に下りるので、車を置いた場所からはかなり遠くなる。Mr.Dashは、他のメンバーには洞川で洞窟観光でもしてもらって、その間に単身、小南峠を越えて車を取りに行く悲壮な決意を固めていた。さすがに、もう酒は抜けていた。(つづく)



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