Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2010年4月3日(土)蓬莱峡で、今年初の登攀練習

2010年04月05日 | クライミングの記録
ようやく暖かくなってきたので、今年初めてのクライミングに出かけた。
ちょっと風邪気味で、腹も壊していたのだが、薬で封印しての練習だ。

今日の参加は7人。O田さんと、N原さんは、初のクライミング体験だ。
その他のメンバーも、1年ぶりだったりだったこともあり、全員でトラバース練習から始めた。

労山さんの大パーティが初心者講習会に来られて、蓬莱峡はたいへんな賑わいだ。
彼らの邪魔にならないよう、右側の斜面で、地味に練習する。

3点支持、懸垂下降、プルージック登攀…
午前中はひとつひとつ教えながらの練習。
インドアのジムで鍛えぬいたF山さんには、支点の工作をメインに練習してもらう。

午後はちょっと長いルートをやろうということで、いよいよ大屏風の方へ移動。
初心者は右手の斜面ルート。Mr.Dashが、ここはたやすく歩くように登ってリード。
あとのメンバーは、プルージック登攀だ。

写真はN原さんの果敢な姿


そして、F山さんの余裕の懸垂下降。


IM川さん、きっしーは、登攀、下降についてはもう自分のペースでできている。
今年はウチの山岳部も、選手層がさらに暑くなりそうな予感だ。
去年、初登攀でいきなり大屏風をやっつけたK阪さんは、ブランクがあってちょっと勘が鈍っていたようだったが、ひっくり返りながらも辛うじてついてきていた。

Mr.DashとF山さんは、物足りないので一番左の凹角ルートに挑む。
F山さんをそそのかし、初リードを頼む。
既にジムではかなりの腕前で、元々リーチも長い。
細かいスタンスが多いルートだが、なかなかスムーズに登っていく。
途中、ルートを捉えるのに左右、ちょっと迷っていたものの、巧妙にクリア。
それでも本人いわく、「うわー、ここまで来たら、後には引けないし、、、」と
緊張を強いられたようだ。

F山さんに上からビレイしてもらい、Mr.Dashが続く。
ここは、かつてリードしたことがあるが、結構、微妙だった。

今日はどうだろう。
気合を込めて岩にかじりついたが、途中で詰ってしまった。
爪先が、うまくスタンスにかからないのだ。
2回ほど、ザイルのおかげで助かるシーンがあり、ヘトヘトになって上に抜けた。
すっかり、力が落ちていた。
これでは今年のシーズンが思いやられるが、課題も分かったので、
なんとか追い上げていきたい。

5月には、沢登りもスタートだ。
今シーズンは、いったい、どの岩、どの沢を、何本登るのだろうか。



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