2010年4月17日(土)姫路・山神社へクライミング練習

プロガイドのＵ炭氏がよく行くという、姫路の山神社のゲレンデに
初めて行ってみた。

実はこの計画、週の真ん中になって、夜に本屋の山岳図書コーナーで
たまたまイエティと鉢合わせし、そこで突然決まったものだ。
何人か、クライミング経験者に声をかけたが、あまりに急だったので
他に誰も乗ってくれず、Ｍｒ．Ｄａｓｈ、ともちゃん、イエティの３人だけと
なった。が、結果的にはこの少人数体制のおかげで、終日、目いっぱい登攀を楽しめた。

岩場へのアクセスは、予めＷＥＢで調べていたので比較的簡単に見つかった。
ミツバツツジが咲き乱れる山肌は本当に美しい。

そんな中、堂々たる岩場が眼前に立ちはだかる。
昨夜まで雨が降っていたので、西向きの岩肌はまだ濡れている。
よって、乾いていた東向きの緩い壁に取りついて、身体を慣らす。
ここは簡単だが、事前情報の少ない岩場で、岩の質を調べるのには最適だった。

次に、その奥にある６ｍほどのボルダー風の壁に挑む。
裏手からイエティが這い上がり、まずトップロープを設置。


一見、ガバが多いようだが、なかなか手ごわく、Ｍｒ．Ｄａｓｈは、
支点まであと１ｍのところで敢えなくギブアップ。
イエティが柔軟な身体を活かし、なんとかクリアしたのはさすが！
しかし、ここは次は登れそうな気もする。

最後、ザイルの回収は、これまたイエティに経験を積んでもらう。
支点にメインザイルを通し、ダブルにして懸垂下降し、ザイルを引いて残置物なしに
完全回収する。今日、彼がこの練習を積めたのは非常に大きい。


午後は、ようやく乾いた西向きの大壁に移動する。
今日は、この広いゲレンデを我々３人いで貸し切り状態だ。なんという贅沢。

そんなに立っているわけでもなく、高さも１５ｍほどであるが、時折、ホールド、
スタンスとも細かいものがあり、意外に難儀する。
簡単すぎても面白くないので、ちょうどいい。

ともちゃんが、クラックに挑む。


イエティはチムニーからオーバーハング気味の岩角をつかんで見事にクリア。
向こうにガバがあって、見た目以上に簡単だったというが、そこに手を伸ばす勇気はすごい。

帰りは、明石江井島酒館で夕食。
イエティと、ともちゃんは明石地ビールをグビグビやって全種類（全酒類）制覇。
明石焼はたいへん美味かった。ドライバーのＭｒ．ＤａｓｈはキリンＦＲＥＥのみだが、
それでも大満足。
大充実の一日となった。また近いうちに、行きたいな。