Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2009年6月14日(日)ハイキング後半は、なんと堡塁岩に試登!

2009年06月17日 | クライミングの記録
ハイキングの後半、そのままスンナリ下山せず、関西ロッククライミングの
聖地・堡塁岩に初めて寄ってみた。

この計画のため、今日は最初から登攀具を一式、担いできたのだ。
一部のジャラジャラ類をK菅クンが持ってくれたから、本当に助かった。

堡塁岩は、既に2パーティが登っていた。3つの稜線に合計50以上の
ルートがあるというが、一見して、そんなにあるのか分かりにくい。

空いていた中央稜の凹部を見つけ、イエティにビレイを頼んで、グレードも
分からないまま取り付く。

狭い半チムニー状のルートは、見かけ以上に困難。うまくルートが取れない。
全くのオンサイトのリードだけに極度に緊張し、落ちる恐怖が湧き起こる。
久しぶりに足が震え、ミシンを踏んだ。震えに動揺して心臓がバクバクしているのが分かる。

「そうそう、この感覚!」しばらく忘れていたぞ。これがリードの面白さだ。
中間ビレイして、改めて深呼吸。乏しいホールドに手を伸ばす。
足がキッチリ岩を掴んでいる。いける!
難所を突破すると、あとは時間の問題だった。テラスに出て、支点をつくる。
アドレナリンがぶわっと出たのか、やや興奮状態。いい気分だ。

運動神経のいいイエティに続き、何人かがトライ。
K菅クンにクライミングシューズを貸す。シューズを履くのは彼は初めて。

3点支持がキチッとできており、思い切ったムーブで、見事完登。

こうした光景を遠巻きに見ていたHやしさんまでも、チャレンジ心が湧いてきた様子。


G嬢があおり立てて、ハーネスの着け方を教えている。Hやしさん、かくして
初めてのクライミング。彼の懸命の登攀は、見る者を感動させた。
初めてで、このフェースを登れるとはスゴイかも。

フェースを変えて、きっしーが得意の懸垂下降。それを見て、新入部員のF越さんも
挑戦を決意。初めてハーネスを装着。恐る恐るだが、慎重に垂壁を下りていった。


一度に2人も岩デビューとは、今日はスゴイ記念日になったもんだ。

結局5時までたっぷり遊んで、バスで六甲道に下山。
午前と午後、まったく毛色の異なるアウトドア・アクティビティの一日だった。

ちなみに有志で、梅田に出て夕食。
7人で、ビール7.5リットルが瞬く間に消費された。恐るべし。

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