Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年12月10日(土) 鈴鹿山系南端部、那須ヶ原山から高畑山を絶景を求め縦走!!

2022年12月15日 | 山登りの記録
■メイン写真
小笹山から見た溝干山(左)と高畑山(右)


■今回のコース
駐車スペース→2合目(あずま屋)→黒部滝→那須ヶ原山→三ツ頭→唐木山→小笹山→
坂下峠→溝干山→高畑山→溝干山→坂下峠→駐車スペース

鈴鹿山系の南端部、特に鈴鹿峠から南は、標高が1,000mを切り、少し地味な印象があるが、
歩き甲斐のあるアップダウンの稜線や、時折現れる大展望はまったくすばらしい。
北へ琵琶湖方面、南へ伊勢湾を見ることができる山というのも、それほどない。
今回は天気に恵まれ、ご自慢の展望も抜群だった。

道幅狭小、最後は穴ぼこだらけという傷んだ林道を行く。地上最低高が十分に確保された
四駆車がお勧めだ。廃屋の手前に数台が駐車できる空き地がある。



駐車地からほんの少し戻って橋を渡り、クルマは入れない林道を詰める。



2合目のあずま屋から先は登山道になる。
あずま屋からは黒部滝が見える。沢を渡り、急坂をこなして4合目(標識のみ)へ。



尾根筋に乗ると、1つ目のシカ除けゲートがある。開閉するカンヌキがシカの角で
できているのが面白い。



ゲートのすぐ上で振り返ると、鈴鹿山系主峰がズラリ。雨乞岳、御在所岳、鎌ヶ岳などが
並んで見える。



2つ目のシカ除けゲートを過ぎ、檪野ダムからの道と合流したら、いよいよ最初のピーク、
那須ヶ原山に着く。山頂には那須ヶ原神社の祠が鎮座する。



山頂からの眺めは、アカマツの枝越しに琵琶湖方面に少しだけ。



西へ稜線をたどる。油日岳への道を分ける。



このあたりの尾根は、短いが急峻なアップダウンの連続だ。



登って降りて、下って上がる。



三ツ頭のピークには、テープが巻いてあるだけ。狭い尾根上で展望もなし。
少し下ったところにわずかに平坦地があるので、そこで少し早めのランチとした。



その先で突然、伊勢湾方面が大きく開ける。明星山と亀山市街、そして津市街など。



風化花崗岩のザレザレ道にウバメガシなどの落ち葉が溜まり、滑りやすいのなんの。



ということで、三点確保を促す注意看板も取り付けられている。
固定ロープは、いつ張ったのかわからないような古いものなので、過信できない。



唐木山に到着。
ここがマイナーな山かと疑うほど、大勢のハイカーが食事をとっていた。



唐木山からは布引山地北部の山々が一望できる。



唐木山の西側は垂直の岩でできており、ストレートにたどることは難しい。
そこで南側を大きく巻き下り、標識のところで登り返すことになる。



登り返した岩場からは、甲賀の里と琵琶湖が望める。



次の小笹山は、平凡なピークだ。



激下りの末、坂下峠に出る。コースタイムの目安も書かれている標識はありがたい。



溝干山へは、またまた固定ロープが張られた強烈な上り坂。
標高差で155mを登り返して、絶景の頂に立つ。



御在所岳、鎌ヶ岳も、さっきより少し近くに見える気がする。



ひとがんばりで、高畑山に着く。この日6座目となる。
高畑山こそ、360度の眺望で、この日の展望ナンバー1の山といえる。
伊勢湾の対岸や、琵琶湖の対岸までも見渡すことができた。



下山は坂下峠へ戻り、東へ谷筋を下る。大雨による土砂の流出が激しかったようで、
斜面がごっそり抜け落ちているところもあった。
やがて林道終点に出ると、そこからは舗装道をもとの駐車地に下るのみ。
歩いた距離以上に、細かなアップダウンの繰り返しで体力が奪われるが、
それだけの充実感を得られる好ルートだった。

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