Mr.Dashのぶろぐ館

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2020年2月22日(土) [金剛]635段の階段を登り、杉尾不動山の巨石群から神福山へ

2020年02月24日 | 山登りの記録
■メイン写真
杉尾不動山の巨石群へ向かう長い長い階段を登る


■今回のコース
橋本市民病院前バス停→明王寺→不動山巨石群→行者杉→神福山→千早峠→(五條林道)→
ロープウェイ前バス停


昼頃から雨の予報。下山にはエスケープルートもあるので決行する。
役行者が金剛山地から大峰山系へ橋を架けようとして、石材を集積したという
「不動山の巨石群」を観に行くのが今回の主目的だ。



南海林間田園都市駅からバスで橋本市民病院前へ。
農道を明王寺へと向かう。
「不動山巨石群」へいざなう標識があるので分かりやすい。



道端にフキノトウがひとつだけ。



立派な公衆トイレを過ぎ、明王寺に到着。真言宗の寺で、山号は法輪山。



寺の横から、635段の長い階段が延びている。見上げると心が萎えそうになる。



実は遠回りながら巻き道も存在する。しかし、この日はストックの使い方に意識して
ゆっくり階段道を行く。



地元住民がボランティアで建設した休憩舎に着く。
すぐ前に楠公の腰掛石がある。



巨石に謎の丸い穴が開いているのを見つける。
ここに耳を当てると不思議な音がするという。環境省選定の「日本の音風景100選」に
選ばれている。「紀ノ川の音」「あの世の音」「この世の音」、どれが聞こえるだろうか。
低い「ゴォー」という音がしたが、何も聞こえないという人も。



巨岩の下に、まだ新しい祠が3つ。不動明王が中央に、左に金剛童子、右に八大龍王を
祀っている。



その上部にもしばらく巨石が散在する。
そうか、これらを積んで、はるか大峰まで橋を架けたかったのか…
絶対足りないぞ。

植林帯を登っていく。道は明瞭。少しアップダウンがあるが、上り詰めると
ダイヤモンドトレールに出るのだ。
歩き始めてしばらく行くと、ぽつぽつと雨が降り始めた。予想よりちょっと早いかな。



途中の小ピークには、不動山590mのプレートがある。



眺めは皆無、支尾根上の目立たないピークである。



樹木の生存競争。面白いな。



最後は急登と呼ぶほどではないにしても、じわじわくる坂。
これをしのぐと、ダイトレに合流する。



ほどなく行者杉に到着。
時間的には少し早いが、このあと雨が本格化しそうなので、屋根のある行者杉で
昼食とする。



ダイトレを東に歩き、神福山へ。
単にダイトレを歩くだけなら、ついすっ飛ばしてしまうピークだが、
れっきとした葛城第十九番経塚なのである。
やはり展望に恵まれないと、人というのは足が遠のくのかな。
それでも山頂の二つの祠には10個入り玉子のパックがそれぞれ備えてあった。



天誅組が五条代官所を襲撃した時に越えた千早峠。
計画では、さらに中葛城山を越えて久留野峠から下山する予定だったが、
雨脚が強くなってきたので、ここで五條林道をショートカットして下山することに。

服はレインウェアのおかげで濡れていなかったが、ザックはザックカバーを通しても
濡れていた。それも金剛バスの座席下から噴き出す熱風で、富田林駅に
着くまでにソコソコ乾いた。
道中、さすがに誰にも会わなかった。


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