Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年1月31日(金) 「大台町魅力発信モニターツアー」番外編。イベント終了後、宮川物産を取材

2020年02月07日 | 山にまつわるあれこれ
■メイン写真
宮川町の名産・ゆずを使用したドリンク「ゆずっこ」



2日間にわたる「大台町魅力発信モニターツアー」のプログラムが無事終了し、道の駅で
解散したあと、宮川町の特産品を製造する第三セクターの株式会社宮川物産さんで
取材させていただいた。ラッキー!!



奥伊勢フォレストピアの売店や、道の駅奥伊勢おおだいでも販売している、ゆずドリンク、
ゆずサイダー、キャラブキの佃煮や、鮎の甘露煮など。
地元産の食材を使い、さまざまな商品に加工しているのが宮川物産である。
今回は運よく、製造現場で、工場長の田村和也さんのお話をうかがうことができた。



宮川物産の誕生は平成6年。多気農協向けのフキの佃煮でスタートした。
今でもキャラブキの佃煮は主力商品の一つだ。



やがて他の食材の加工へと事業拡大を図り、現在は、大台町の新しい特産品・ゆずの
加工品に注力している。
ゆずを生産する奥伊勢生産部会には、隣の大紀町をふくめ85名の生産者がおられ、
年間20トン程度が採れるという。
ゆずの原木は接ぎ木で延ばし、3年後から収穫できるそうで、今後、生産量が伸びるのは
確実だという。









宮川物産では、ゆずドリンク「ゆずっこ」、ゆずサイダー(昨年発売)、ゆずとまとジュース、
柚子ぽんず、柚子ドレッシング、柚子カステラなど多彩なラインナップを扱う。



ドリンク類は、道の駅構内にある、大台町観光協会事務所横の自動販売機でも購入できる。



この工場では、果実の選別、洗浄、搾汁、タンクへの貯蔵、冷凍庫での保存、
最終商品への加工を行っている。



機械化による無人化よりも、手作業の行程を多くしているのは、第三セクターの宿命で
ある雇用確保の要素もあるが、多品種少量生産のフレキシビリティや、細やかな商品テストは
やはり人の手があってこそだろう。



鮎の加工品については、子持ち鮎の甘露煮などヒット商品がある中、
鮎の干物を真空パック化した商品が新しい"目玉商品"だ。



焼かずに食べられる、骨まで食べられる、ニュータイプの商品で、
もはや「干物」と言ってしまっているのがもったいない気がする。
「まるごとたべれる・ドライ鮎」などとして、新幹線駅の売店で売ったら、そのへんの
干物の値段をはるかに上回る値付けができるはずと思った。

今後も、ゆずを使った新しい調味料や飲み物は続々登場しそうだ。
大台町に登山に行った帰り、ぜひお土産として買い求めたい。

お忙しい中、貴重なお話をいただいた工場長の田村さん、ありがとうございました。


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