ダプール・バリ 神々の島の台所

インドネシア・バリ島から愛をこめて。

核と暮らす日々

2015-04-29 01:20:57 | 日々雑記
友人のFさんに教えてもらったサイト。
ROL(Republika On Line)4月29日のネット記事

バンカ島に続いて東カリマンタンでも原発の建設が検討され始めました。

池澤夏樹による「楽しい終末」(1993年著)の中に、『核と暮らす日々』という章があります。
その中で、池澤夏樹はこう書いています。

「(前略)科学がいずれは核の秘密を発見し、倫理がそれを爆弾に仕立てることをとめ得ないのだから
ホモ・サピエンスは核兵器を作るべく最初から条件づけられて世に生まれたことになる。
この決定論のどこが誤っているのだろう。爆弾との共存という馬鹿げた事態は歴史的な必然だったのか。
それならば、人は滅びるほかない。」

「覚えておくべきは人はすべて愚かであるということ、少なくとも世界中で稼働中の数百基の原子力発電所を
完全に無事故で何百年も運転できるほど賢くはないということだけである。」

私は核兵器も原子力発電もある意味、同じものだと思っています。
武器か、発電所かの違い。

みなさん、お覚悟はできていますか?



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