Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

興南高校、付け入る隙与えず…

2010-08-16 09:09:09 | 高校・大学野球
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興南8―2明徳義塾 興南が全員安打で快勝(共同通信) - goo ニュース
島袋0封!春夏へ興南大勝/夏の甲子園(日刊スポーツ) - goo ニュース

この試合も、最初からじっくりテレビで観戦しました。

春夏連覇に挑戦する、もう1校の「横綱」、沖縄・興南高校。

四国の名門、独特の哲学を持つ馬淵監督率いる高知・明徳義塾高校が対戦相手でしたが、力の違いを見せつけて、春夏連覇へまた一つ近づきました。

興南の島袋投手。
この夏、始めて見ましたが、自ら作って与えてしまった場合でも、相手に上手く安打を打たれてしまってピンチを迎えても、全く動じずに、取りたい場面でしっかりアウトが取れるのは、流石です。序盤の7奪三振が最後まで効いていた感じです。
途中、我喜屋監督からも、「直球狙いに相手が来ているから、注意しなさい」とバッテリーに指示があった様ですが、試合中盤では、その指示通り、緩急をつけて相手打線を封じ込めることができた点でも「凄み」がありました。

独特の投球フォームで、今大会屈指の左腕との評価が高い実力を、遺憾なく発揮していたように思います。
センバツ優勝時からも、おごることなく成長を続けていることが良くわかりました。

打線も、4番の真榮平(まえひら)選手が、やや「線」を切ってしまっているように見えましたが、気がつけば先発全員安打ですから、「強力打線」は健在でした。
試合終盤で、明徳義塾を「諦めさせる」様な得点の挙げ方も、明徳義塾の馬淵監督が「打線が勝ち方を知っている様なチーム」と脱帽なさっていた様に、そつがない印象を受けました。あとは、持ち前の「集中打」が発揮できるか…でしょう。

一昨日の早稲田実業学校高等部は、「ストライクゾーン」に来た甘め投球を逃さずに、「コツコツ」と安打にしていたのとはやや対照的に、興南打線は、ストライクゾーンを「広げて」、ややボール気味の投球をも安打にしてしまうところに、「強さ」を見ます。1回表の、5番・銘苅(めかる)選手のレフト前ヒットで2点目をたたき出したのがその象徴でしょう。

結果的には、名門・明徳義塾に付け入る隙を与えずに、しっかり「勝った」内容だったと思います。

投打ともに、春からの成長も感じさせる興南高校。

春夏連覇達成なるでしょうか。

準々決勝以降の抽選にも依るとは思いますが、思い切って、自信を持って、挑戦して欲しいですね。

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