Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

第54回 『六旗の下に』 鑑賞記(6)/東京大学運動会応援部

2008-05-22 18:54:04 | 東京六大学応援団
第54回『六旗の下に』の観賞記シリーズ。

第6回目の今回は、東京大学運動会応援部の演技内容と、観賞しての小生の感想を紹介します


【プログラム】

応援歌「闘魂は」
学生歌「足音を高めよ」
運動会歌「大空と」
運動会大淡青旗紹介
吹奏楽団指揮→紹介は省略
東京大学応援歌「ただ一つ」
ビクトリーマーチ


【司会進行】

リーダー部の幹部が不在のため、リーダー部2年生が担当。
途中、当時はしかの流行が話題で、「はしかの感染が確認されたため」と言って交代して2人で担当するという工夫が見事であった。
リーダー部の最上級生が2年生(現・3年生)という状況を、逆用した演出で、よく考えられていると感じた。


【各論/詳細】


●応援歌『闘魂は』

東京大学には校歌がないため、実質この『闘魂は』が第一応援歌の扱い。
テクも、元々リーダー部員ではない主将が務めていたが、それなりにメリハリがあって良かったように感じる。


●学生歌『足音を高めよ』

『闘魂は』と同じく、主将がメインリーダーを務めていたが、特に不可はなく頑張っているように感じた。


●運動会歌『大空と』

リーダー部の幹部不在という状況から、拍手演技が披露できない事情から、この運動会歌『大空と』を披露するに至ったものと勝手に推測している。
曲自体はゆったりしており、六大学が一同に会するこうしたステージ演技で披露されると、新鮮味がある。
テクも、副将が務めていたが、主将と比較すると、ややメリハリ感に欠ける。しかし、元々リーダー部の幹部でないことを鑑みれば、これ以上を望むのは酷かもしれない。


●大淡青旗紹介

小生が現役だった当時は、司会者が「国から予算が下りないので、新調もままならず老朽化著しい」などと自虐的に紹介していたが、鮮やかなスクールカラーの淡青色の立派な団旗。
山口県出身の2年生(現・3年生)リーダー部員が旗手を務め、3本ポールで組み立てた大淡青旗で“団旗礼”を披露したが、2年生ながら素晴らしく鍛えられていた。小生の現在の住まいがある山口県出身ということもあり、親近感を持ったことは確かだが、大いに期待を寄せたい人材である。
リーダー幹部が不在という深刻かつ寂しい状況を感じさせない“団旗礼”で、立派の一語に尽きる。彼が存在する限り、東京大学の将来は大いに期待できる。


●東京大学応援歌『ただ一つ』

東京大学には校歌がないので、応援歌『ただ一つ』が校歌の役割を担う。
主将がメインリーダーを務めるが、見苦しい点はなかった。リーダー部員でない割には、そつなくこなしている感じ。


●ビクトリーマーチ

東京大学は、基本的に『鉄腕アトム』の主題歌をベースにマーチをアレンジしている。
幹部2名のダブルメインで披露されたが、悪くはなかった。


【評価】

リーダーテクニック:★★☆☆☆
チアリーディングテクニック:★★☆☆☆
司会進行:★★☆☆☆


【編集後記】

東京六大学の中ではバンカラ色が元々強い印象だが、今回はリーダー部の最上級生が2年生という危機的な状況であったため、テクを披露しているのは、何度も紹介しているが、実はリーダー部の幹部ではない。
したがって、途中の紹介も簡単に済ませてしまっているが、リーダー部員でないがために、これが精一杯というのが正直なところである(酷なことも言えなければ、逆にほめちぎることもできない)。その割には健闘している部類には入るだろう。

今回の幹事大学でもあるので、雑務で多忙を極めること必至であったと思われるが、何とか成功を収めたことは素直に評価したい。

とにかく、東京大学に入学する新入生が、リーダー部にたくさん入部することを切に願って止まないというのが、応援団を応援する立場として言えることである。

ただ、運動会大淡青旗の旗手を務めた2年生(現・3年生)リーダー部員の存在は大きく、今年度もリーダー幹部が不在という寂しい状況であるが、彼らがリーダー幹部となる来年度は、非常に楽しみではある。


【予告】

次回(第7回)は、このシリーズの最後を締めくくる形で全体を総括します。

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