センスが良いと思います。

今朝、コンビニに立ちよって、日刊スポーツ（広島版と思われる）に思わず手が伸びた。

今日のＪＲＡの重賞レース『毎日王冠』と『京都大賞典』のトラックマンの予想を知りたかったのが理由ではあったが、もうひとつ興味深かった。

それは…

『南陽工の「津田２世」岩本　阪神指名へ』

という１面の大きな見出しであった。

２年生の春、センバツに出場し、ＰＬ学園を破るなどでベスト８進出。
その時は、まだ身体が小さく、非力なイメージがあったが、今年の夏までにたくさんご飯も食べて、練習もたくさんして、身体も大きくなったし、スタミナも付いて、見事山口大会で優勝して甲子園に「カムバック」。

初戦の中京大学付属中京高校を相手に、先制してリードを奪うも、１－２の「投手戦」に惜敗した、山口県内では間違いなく「ナンバーワン」と言われた大型右腕である。
（その試合で、タイムリー内野安打を放った家重選手も、たまたま乗り合わせた公共交通機関で見かけたが、甲子園に出場する高校生は、「何か」が違っていたな（笑）。）

夏の甲子園全国大会でも、屈指の右腕として名前が挙がっていたし、いち早く目を付けたタイガースは、センスが良いと思った。

タイガースといえば、今年は秋山投手という高校卒業ルーキーが「救世主」となって現れた。私は素直に素晴らしい活躍だったと思っている。
昨年のドラフト１位の法政大学のエース・二神投手もいる。
記事によれば、どうもチーム内は「第２の秋山を探せ！」というコンセプトで動いている様である。

今シーズン２位で、恐らくＣＳのファイナルに進出すると思われ、まだまだ終わった訳ではないが、来シーズンも高いレベルで、ドラゴンズ、タイガース、ジャイアンツの間で、ペナントレースが繰り広げられそうな予感がする。

ジャイアンツは、是非とも、中央大学の沢村投手を獲得してもらいたい。
「即戦力右腕」が必要と思うからだ。