『第４９期 王位戦 第７局』など…

７月から開幕し、昨日タイトルの行方が決した『第４９期 王位戦』…。
結局、深浦 康市 王位が１００手までで勝ち、初防衛に成功しました。
朝日オープン１期と合わせてタイトル獲得が３期となり、同時に九段への昇段も決まりましたね…おめでとうございます。

挑戦者の羽生 善治 名人は、このタイトルを奪取・復位すれば、今年度中に『七冠制覇』の可能性もあったわけですが、深浦王位がその「ストッパー」になり、残念ながら今年度中の達成はなくなりました。

しかし、このシリーズ…７月中旬から始まってフルセットの末に深浦王位の防衛で閉幕しましたが、色々な意味で見ごたえがあったように感じます。
将棋の内容も、両対局者の対戦戦績が物語っているように、大きく差が開くような対局は少なかったように個人的には感じています。あえて差が開いたといえば、第５局と第６局の、いずれも羽生名人が勝った将棋でしょうか…。

昨日まで行われた第７局も、後手一手損角換わりからの早繰り銀で進み、１日目の昼食休憩前には駒がぶつかり、終盤は検討陣の意見が割れるほどの難解な攻め合いの将棋で、ゆっくり並べて勉強すれば、奥深さも学べそうです。来週火曜日に宅配される『週刊将棋』が楽しみです。

羽生名人は、今年度中の『七冠制覇』はなくなっても、来月１８日から開幕する『第２１期 竜王戦』で、どちらが勝っても「永世竜王」の称号獲得がかかる大事な対局が待っています。
盛り上がるシリーズになることは間違いないので、良い内容の将棋を見せてほしいと思います。


ところで、すっかり秋めいた陽気になり、少し過ごしやすくなったところで、夏の疲労が出始めた小生…２０日から４連休でそれを癒したつもりでしたが、なかなか疲労感が抜けないようです。こういう時に歳を重ねた事を感じますね…。

業務の方も、研究テーマ終了まであと半年ですが、いよいよ肝心なデーターを取る段階にきており、忙しくなってきました。２１日に記事をエントリーして、平日にエントリーが叶わなかったのはそのためで、暫くこういった状況が続きそうです。
過ごしやすい陽気に合わせて、業務のピッチも上げていかなければなりませんが、頑張りたいと思っています。


ブログの方は、暫くこんな感じの記事のエントリーが続く（しかも、週末のみの更新）と思いますが、来月の落ち着いた頃から、『応援団に捧げた青春』シリーズの再開を軸にして、応援団に関することが中心になる様に「模様替え」しようかな…と、現時点ではぼんやり考えています。
中身の濃い３年間を過ごし、その３年間のまだほんの序盤（１年生の１学期まで）しか紹介していないので、徐々にその後を紹介していきたいと思っているところです。


今週末は、相撲をテレビ観戦したりしながら（昼から三段目力士の相撲を見るのも、なかなか面白いですよ…）リラックスして過ごし、週明けから忙しくなりそうな業務に良い体調で臨みたいと思います。

来週からは、娘の幼稚園の運動会があったり、その翌週の３連休は、家族で倉敷へ旅行に出かける計画があるので、公私共に忙しくなりそうです。