Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

墜落した明治大学応援團リーダー部

2008-04-02 21:18:58 | 東京六大学応援団
昨年、明治大学応援團リーダー部に関する記事を2つエントリーしましたが、あってはならない危惧していたことが、現実として明るみになりました。
そして、つい最近、立命館大学応援団リーダー部でも暴力体質が明るみに出たことから、廃部解散の措置が大学当局から出された模様です(こちらを参照下さい)。

明大、応援団リーダー部解散へ 元部員の自殺受け(朝日新聞) - goo ニュース
応援団リーダー部を解散 明治大、学生自殺問題で(共同通信) - goo ニュース
明大応援リーダー部が解散へ=元部員の自殺問題で-上級生の暴行は慣行・調査結果 (時事通信) - goo ニュース
「いじり」と称し裸に=応援リーダー部員、自殺学生らに-明大 (時事通信) - goo ニュース
明大応援団リーダー部 いじめも伝統…反省なし(産経新聞) - goo ニュース

いずれにしても、高校3年間応援団を経験した者として、小生から申し上げることは…

・「いじり」と称する「いじめ」や暴力体質が、因習として根付いてしまっている以上は、大学当局のリーダー部の廃部・解散の措置は当然のこと
・「いじり」に関与した当事者達は、可能なら公の場で全ての事実関係を明らかにし、尊い人命を奪った負うべき責任を負うこと(立件が可能ならば、刑事罰相当は避けられない)
・一方で、存続が許されたバトン・チアリーディング部と吹奏楽部の現役諸君は、本件を真摯に受け止めて、汚名返上に全力を傾けて欲しい

ということ以外にはありません。

何故なら、小生は明治大学応援團や立命館大学応援団のOBでないことはもちろん、明治大学や立命館大学のOBでもないため、報道や大学や大学の応援団リーダー部のOBの諸先輩方から知り得た情報以上の情報を持ち得ていないからです。
現状は、これ以上の情報を持っていない以上、申し上げるべきことはこれ以上にありません。

ですが、これは応援団の経験の有無に関わらず、実は誰しもが感じていることではないでしょうか。

小生が、今になってこの記事をエントリーすることに躊躇いを感じ、むしろ遠慮した方が良いと考えたのは、上述したことも含め、タイムアウトするまで読むことが可能な上のリンク先の記事が既にタイムアウトし、読めなくなっていることから、本件に関しては、一定の結論が出たと理解したからです。
それと、本記事をエントリーすることで、天に召された元リーダー部員のご遺族はもちろんのこと、2部体制として新たな応援方法を模索することになった、明治大学応援團の現役部員にも、迷惑が及ぶと考えたからです。

しかし、東京六大学の応援団に関して一旦触れた以上は、避けて通るべからず…という見方もあるので、「総括」することにしました。

本エントリー記事によって、ご遺族や、2部体制となった明治大学応援團にご迷惑が及ぶとしたら、誠に申し訳ない気持ちで一杯です。

とにかく、「いじり」と称した「いじめ」が因習として、いつから根付いてしまったのか…そして、墜落の一途をたどる運命となったリーダー部が、どこでその進むべき道を間違えたか…それを徹底究明されることを望んで止みません。
仮にリーダー部が「新生」されるとしたら、ここをしっかり究明して、同じ道をたどらないようにすることが必須です。ただし、そのための年月は、相当に長くなる事は必至でしょう。

3月8日には、臨時のOB会が開催されたと聞きます。

そこで、当然ながら話題として挙がっているはずの本件に関し、「いじり」に関与した当事者らが発言を求められた際に、どのようなことを語ったのか…複雑ですが、知りたい一方で、知るべきではないような気持ちです。

尊い人命を奪っただけでなく、明治大学応援團OB会の会長でもあり、応援団の良くないイメージを払拭しようと奔走なさった八巻先輩のご尽力までをも踏みにじり、応援団に対する良くないイメージを再び植え付けてしまった当事者らの罪は、とてつもなく重い…。

2部体制で、新たな応援方法を模索していくことには、まさに「棘の道」が待っていると思いますが、とにかくその姿を、「応援団を応援する立場」として見守りたいと思っています。

そして、本来あってはならない暴力体質によって、天に召された元リーダー部員のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。合掌。

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