名古屋大学大学院環境学研究科
地球環境科学専攻・地球環境システム学講座
千年持続学プログラム(担当 高野雅夫准教授)
博士後期課程学生募集のお知らせ
このたび名古屋大学大学院環境学研究科・地球環境科学専攻・地球環境システム学講座では千年持続学プログラム(博士後期課程)を新たにスタートさせることになりました。以下のようなお気持ちのみなさん、ぜひ進学をご検討ください。
●地球環境や持続可能な地域づくりに興味があり、自然に根ざした地域社会の再生に携わりたい。
●行政やコンサルタント、NGO職員等として現在地域づくりに携わっているが、従来の手法には限界があると感じている。森林・農地や水資源など自然環境の実利用に関する最先端の知識や、地域住民の参加と合意を促すためのスキルを身につけたい。
●将来、持続可能な社会をつくることが自分のビジネスともなるような、地球と地域の環境に関わる社会起業家になりたい。そのための技術開発やマーケティングを行いたい。
など。
修士の学位をお持ちの方が対象です。お問い合わせ、ご相談は担当教員
(高野雅夫 masao@nagoya-u.jp)までお気軽にどうぞ。
千年持続学プログラムの内容
1)教育目標
持続可能な地域社会を作り出すために直接役に立つ研究能力を身につけ、アカデミックな研究者としてだけでなく、社会起業家として、あるいは行政・シンクタンク・NPO/NGO・企業の中で、地域リーダーとして活躍できる人を育てます。
※千年持続学とは、千年先でもやっていられる暮らし方を今から実現しようというもので、そのためのヒントは千年前から続いているものにある、という考え方に基づく新しい環境学です。
(社)資源協会編『千年持続社会-共生・循環型文明社会の創造』日本地域社会研究所,東京,278p.,2003年.
2)カリキュラム
●オンサイト・リサーチ・トレーニングORT:主に東海地方の地域づくりの現場に入り、地元住民や行政のみなさんとともに、地域の問題の解明、課題の発見、地域づくり計画の策定、地域づくり実践活動およびその評価を行います。その中で個人研究テーマを設定し、博士論文の作成を行います。
●地域づくりスキル向上プログラム:地域づくりのプロセスに不可欠な、コミュニケーション、コーディネーション、ファシリテーション等のスキルを身につけるプログラムを実施します。
●地域デザイン演習:地域の人口、森林、エネルギー需給、食と農、産業と地域経済の実態把握とデザインおよび将来シミュレーションを行うための各種ツールについての講義と演習を行い、必要に応じて使いこなせるようにします。
●持続性学連携セミナー:他研究室、他専攻の学生とともに、持続可能な地域づくりについて発表と討論を行います。さまざまな立場から地域をとらえることができるようにします。
●千年持続学セミナー:月1回の研究室セミナーで博士前期課程学生や学部卒研生とともに研究発表と討論をすることで、個人研究の進展をはかります。
3)博士号について
以下の条件を満たして学位審査に合格した場合、博士(環境学)の学位が授与されます。
(1)必要な単位を取得する。
(2)査読付専門雑誌に第1筆者としての論文が受理される。
学位審査に入る前には、地域のキーパーソンへの発表と評価をいただく機会をもちます。
4)入試について
地球環境科学専攻・地球惑星科学系の入試の中で行います。千年持続学プログラムとしての特別な入試はありません。志望講座を地球環境システム学講座としてください。詳しくは募集要項をご覧下さい。
願書〆切 2009年1月14日
入学試験 2009年2月 12 ・13日(英語および口述試験)
5)応募資格
修士の学位をお持ちの方。分野は理系、文系を問いません。
6)授業料について
入学料 282,000円、授業料年間 535,800円(いずれも予定)
*各種免除制度や奨学金制度があります。
7)社会人の方へ
*平日は最低限月1回(半日程度)のセミナーに参加することが必要です。個別の研究指導は夜間や休日に行うことも可能です。
*できるだけ仕事の内容に重なる研究テーマを設定するよう工夫できます。
*入試は社会人特別選抜があり、この場合の試験は和文英訳は免除され、英文和訳と口述試験となります。
8)社会起業家志望の方へ
*自分のビジネスプランの内容について研究し、修了と同時に起業することをめざします。
*ビジネススキル獲得や経営プランの検討などについて、外部専門機関やプログラムとの協力や連携を行っています。ご相談ください。
9)受験希望の方は必ず事前に担当教員高野masao@nagoya-u.jpまでご相談ください。
10)高野雅夫准教授の研究・教育内容
ホームページ:http://www.eps.nagoya-u.ac.jp/system/masao/
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/daizusensei
*自立した持続可能な地域のデザイン
http://www.eps.nagoya-u.ac.jp/system/masao/sankan_design.html
*千年持続型科学技術開発
・らせん水車によるマイクロ水力発電
・有機肥料の養液栽培
・パッシブ地中熱利用
研究グループのページ:http://www.eps.nagoya-u.ac.jp/system/jizoku/main.html
地球環境科学専攻・地球環境システム学講座
千年持続学プログラム(担当 高野雅夫准教授)
博士後期課程学生募集のお知らせ
このたび名古屋大学大学院環境学研究科・地球環境科学専攻・地球環境システム学講座では千年持続学プログラム(博士後期課程)を新たにスタートさせることになりました。以下のようなお気持ちのみなさん、ぜひ進学をご検討ください。
●地球環境や持続可能な地域づくりに興味があり、自然に根ざした地域社会の再生に携わりたい。
●行政やコンサルタント、NGO職員等として現在地域づくりに携わっているが、従来の手法には限界があると感じている。森林・農地や水資源など自然環境の実利用に関する最先端の知識や、地域住民の参加と合意を促すためのスキルを身につけたい。
●将来、持続可能な社会をつくることが自分のビジネスともなるような、地球と地域の環境に関わる社会起業家になりたい。そのための技術開発やマーケティングを行いたい。
など。
修士の学位をお持ちの方が対象です。お問い合わせ、ご相談は担当教員
(高野雅夫 masao@nagoya-u.jp)までお気軽にどうぞ。
千年持続学プログラムの内容
1)教育目標
持続可能な地域社会を作り出すために直接役に立つ研究能力を身につけ、アカデミックな研究者としてだけでなく、社会起業家として、あるいは行政・シンクタンク・NPO/NGO・企業の中で、地域リーダーとして活躍できる人を育てます。
※千年持続学とは、千年先でもやっていられる暮らし方を今から実現しようというもので、そのためのヒントは千年前から続いているものにある、という考え方に基づく新しい環境学です。
(社)資源協会編『千年持続社会-共生・循環型文明社会の創造』日本地域社会研究所,東京,278p.,2003年.
2)カリキュラム
●オンサイト・リサーチ・トレーニングORT:主に東海地方の地域づくりの現場に入り、地元住民や行政のみなさんとともに、地域の問題の解明、課題の発見、地域づくり計画の策定、地域づくり実践活動およびその評価を行います。その中で個人研究テーマを設定し、博士論文の作成を行います。
●地域づくりスキル向上プログラム:地域づくりのプロセスに不可欠な、コミュニケーション、コーディネーション、ファシリテーション等のスキルを身につけるプログラムを実施します。
●地域デザイン演習:地域の人口、森林、エネルギー需給、食と農、産業と地域経済の実態把握とデザインおよび将来シミュレーションを行うための各種ツールについての講義と演習を行い、必要に応じて使いこなせるようにします。
●持続性学連携セミナー:他研究室、他専攻の学生とともに、持続可能な地域づくりについて発表と討論を行います。さまざまな立場から地域をとらえることができるようにします。
●千年持続学セミナー:月1回の研究室セミナーで博士前期課程学生や学部卒研生とともに研究発表と討論をすることで、個人研究の進展をはかります。
3)博士号について
以下の条件を満たして学位審査に合格した場合、博士(環境学)の学位が授与されます。
(1)必要な単位を取得する。
(2)査読付専門雑誌に第1筆者としての論文が受理される。
学位審査に入る前には、地域のキーパーソンへの発表と評価をいただく機会をもちます。
4)入試について
地球環境科学専攻・地球惑星科学系の入試の中で行います。千年持続学プログラムとしての特別な入試はありません。志望講座を地球環境システム学講座としてください。詳しくは募集要項をご覧下さい。
願書〆切 2009年1月14日
入学試験 2009年2月 12 ・13日(英語および口述試験)
5)応募資格
修士の学位をお持ちの方。分野は理系、文系を問いません。
6)授業料について
入学料 282,000円、授業料年間 535,800円(いずれも予定)
*各種免除制度や奨学金制度があります。
7)社会人の方へ
*平日は最低限月1回(半日程度)のセミナーに参加することが必要です。個別の研究指導は夜間や休日に行うことも可能です。
*できるだけ仕事の内容に重なる研究テーマを設定するよう工夫できます。
*入試は社会人特別選抜があり、この場合の試験は和文英訳は免除され、英文和訳と口述試験となります。
8)社会起業家志望の方へ
*自分のビジネスプランの内容について研究し、修了と同時に起業することをめざします。
*ビジネススキル獲得や経営プランの検討などについて、外部専門機関やプログラムとの協力や連携を行っています。ご相談ください。
9)受験希望の方は必ず事前に担当教員高野masao@nagoya-u.jpまでご相談ください。
10)高野雅夫准教授の研究・教育内容
ホームページ:http://www.eps.nagoya-u.ac.jp/system/masao/
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/daizusensei
*自立した持続可能な地域のデザイン
http://www.eps.nagoya-u.ac.jp/system/masao/sankan_design.html
*千年持続型科学技術開発
・らせん水車によるマイクロ水力発電
・有機肥料の養液栽培
・パッシブ地中熱利用
研究グループのページ:http://www.eps.nagoya-u.ac.jp/system/jizoku/main.html
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