だいずせんせいの持続性学入門

自立した持続可能な地域社会をつくるための対話の広場

林勝和尚との対話(8)

2016-08-25 15:14:06 | Weblog
私 リオ・オリンピックは意外と盛り上がりましたね。 和尚 そのようですね。ここにはテレビがないのでよく分かっていないのですが(笑)。いろいろ名場面があったのでしょうね。 私 そうですね。私が一番印象的だったのは、レスリング女子の吉田選手が決勝戦で負けたシーンでしょうか。 和尚 ずっと勝ち続けていた人ですね。ついに負けてしまいましたか。 私 オリンピック4連覇がかかっていたんですよ。つまり1 . . . 本文を読む
コメント

福蔵寺ご縁市

2016-08-02 15:56:42 | Weblog
「中には一年に一回開かれる市も少なくなかった。武蔵府中の大国魂神社のそばで開かれる野天市などは年一回であったが、いろいろのものが出品されたのでたいへんにぎわった。しかし、至極のんびりしたもので、客が金物屋に、『鍋が一つ欲しいのだが』と声をかけると、『今年は持って来ていませんから来年持って来ましょう』と約束する。一年くらい待つのは何でもないことであった。さて翌年になって持って来た鍋が大きすぎたので、 . . . 本文を読む
コメント

中野方町(4)団塊パワー

2016-07-26 12:35:47 | Weblog
 中野方町の地域づくり活動は、この1、2年が飛躍の年と言える。老舗と言える坂折棚田保存会の活動も、今年なごみの家という拠点施設ができてステップアップである。これは市が建てて、保存会が運営するもので、田んぼの作業に来た都会の人が休憩でき、カフェでくつろぐことができる。シャワーが完備されている。ゆくゆくは宿泊もできるようにするとのことだった。カフェを含め、会のメンバーが当番で担当する。ただし、水光熱費 . . . 本文を読む
コメント

中野方町(3)まめくら

2016-07-26 12:35:04 | Weblog
 小学校の隣にNPO法人「まめに暮らそまい会」(略称まめくら)が運営する福祉施設、まめの木がある。元は保育園の建物だった。昨年、少し離れた場所に子ども園が新築されて、この建物は取り壊される予定だった。それを地元から市に働きかけ、福祉施設として利用できるようにした。市は取り壊すつもりだった建物に耐震改修を施した上で地元に譲渡した。なかなかできることではない。このあたりにも中野方町の地域力・政治力を見 . . . 本文を読む
コメント

中野方町(2)異文化共生

2016-07-26 12:33:59 | Weblog
 中野方に最近移住されたSさんのお宅を拝見した。Sさんはボルタリングの愛好家で、ボルタリングのメッカとして全国的に有名な笠置山にしばしば岩登りに来ていたという。結婚を機に田舎への移住を決意、住むところを探しに中野方に来た。地域協議会長の案内で空き家を見て回った時に、今の家に出会い、土地と共に購入した。その家はもう廃屋と言っても良いものだったという。会長さんは、とても使えないだろうと案内物件には入れ . . . 本文を読む
コメント

中野方町(1)栗園

2016-07-26 12:33:01 | Weblog
 岐阜県恵那市中野方町(なかのほうちょう)を学生たちと訪問。まちづくりについて詳しく知ることができた。恵那市は13の町からなり、それぞれに地域協議会という住民自治組織と市役所の出先である振興事務所があり、連携してまちづくりに当たっている。恵那市は13の町の「連邦制」とも言えるほど、町の自律性・独立性は高い。  中野方町は、笠置山(かさぎやま)の麓に広がる谷間の村である。ただし、谷は広く開けていて . . . 本文を読む
コメント (1)

参議院選挙の争点は憲法改正するのかどうかである

2016-07-08 17:55:05 | Weblog
 日本に暮らしているとなかなかピンと来ないのであるが、世界の多くの場所は西欧の価値観とはまるで違う価値をベースに社会が構成されている。例えば、基本的人権の考え方も違う。池内恵『中東 危機の震源を読む』(新潮社2009年)によれば、イスラム教を国教とする国々では、信教の自由とは仮にそれがあったとしても、イスラム教へ改宗できる自由であり、イスラム教から他の宗教に改宗する自由はない。もしそういう人が出た . . . 本文を読む
コメント

学校への期待と幻想(2)

2016-06-07 14:19:06 | Weblog
  先日、豊田市の旭地区の田舎に大学生たちが合宿に来た。田舎の暮らしを体験して自分たちの人生を考えるという趣旨で、主に移住者たちの暮らしぶりを見る内容だった。私は最後の振り返りのワークショップを担当した。学生たちの多くが同じような感想を持っていた。「子どもたちが自由すぎる」、「叱られないのにびっくりした」さらには「彼らは大きくなったときに社会のルールを守れるのだろうか」という心配まで。だいたい移住 . . . 本文を読む
コメント

学校への期待と幻想(1)

2016-06-01 22:14:46 | Weblog
 子供の健やかな成長を祈る気持ちは誰しも共通である。心身ともに健康であって欲しい。のびのびと個性を生かし伸ばし、発揮できる人になって欲しい。やさしく思いやりを持った人になって欲しい。必ずしも好意的な反応ばかりではない社会の中で、力強く自らの道を切り開いていける人になって欲しい。そういう観点から言って、現状の日本の教育体制について、批判的な気持ちを持つ人は多い。  そういう思いは古くからあり、正統 . . . 本文を読む
コメント

合意形成について

2016-05-17 10:00:12 | Weblog
 大学院修士課程の授業「持続可能な地域づくり実践セミナー」で、持続可能な地域づくりの手法とそこに関わる学問のあり方について学習していた時のこと。学生から「市民参加が必要というけれど、様々な利害を持った人たちが参加して、自分の利益を主張すれば、話はまとまらないのではないか」という疑問が出た。そこで、私はそういう場合にはどうすれば合意形成できると思いますか、と聞いてみた。  面白かったのは、中国人と . . . 本文を読む
コメント