だいずせんせいの持続性学入門

自立した持続可能な地域社会をつくるための対話の広場

答えを生きる・問題を生きる

2008-04-27 02:48:52 | Weblog
 持続可能な暮らしというのは、今の日本でも個人的にやろうと思えばできる。実際にそのように暮らしている人もたくさんおられる。食料輸入がぱたりと止まっても、石油が入ってこなくても、何も影響を受けない暮らしである。とてもうらやましい。  もちろんそういうことが可能になるには、いろんな条件にめぐまれなければならない。その人の決意や努力だけではどうにもならないこともいろいろあるだろう。普通の人間にはなかな . . . 本文を読む
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山に上がる

2008-04-14 01:29:32 | Weblog
 内山節『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』講談社現代新書2008年には、群馬県の山間地、上野村でかつて行われていた興味深い習慣が紹介されている。それは「山上がり」というもので、借金などで生活が立ちゆかなくなった家族が、一定期間、村の山中で生活して再起を期すという仕組みだ。  山の中にはまず主食となる栗があり、山菜、茸があり、川には魚、さらには獣もいる。木を切れば煮炊きもできるし暖も . . . 本文を読む
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内なる音楽のながれ

2008-04-09 13:58:45 | Weblog
 トロンボーンの個人レッスンを受けはじめた。先生は名古屋フィルハーモニー管弦楽団のバストロンボーン奏者の小幡芳久氏だ。久々の生徒という立場で少し緊張した。(学生というのは先生の前ではけっこう緊張するもんだなと再認識。)  最初のレッスンは、音を4拍ずつ伸ばして音階を下がっていく、ということにほぼ終始した。先生が強調されたのは、この単純な音のつながりに、音楽のながれを意識すること、ということだっ . . . 本文を読む
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うんちく話(3)

2008-04-04 16:39:23 | Weblog
 もうすぐ名古屋市美術館でアメデオ・モディリアーニの展覧会がはじまる。今から楽しみにしている。モディリアーニの大規模な展覧会が名古屋で開催されるのはおそらく20年ぶりくらいだろう。当時私は大学生で、建替え前のうらぶれた愛知県美術館での展覧会だった。その時は衝撃をうけて3回くらい通ったような気がする。それからしばらくたって、名古屋市美術館ができ、「おさげ髪の少女」が収蔵され常設展示された。これま . . . 本文を読む
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旭山動物園

2008-04-03 06:20:19 | Weblog
 春の家族旅行で北海道旭川市の旭山動物園に行ってきた。どこにでもあるあまりはやらない地方の動物園が、リニューアルによって今では全国のみならず海外からも観光客がやってくる人気スポットになった。中部国際空港から旭川への直行便ができたのも旭山動物園のおかげだ。地域経済への貢献は大きい。  確かに見応えがあるし楽しい。アクリルガラス1枚へだてて間近に動物を見ることができる。人気のホッキョクグマ館では、 . . . 本文を読む
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