前回の記事では、がれき問題の技術的・政策的側面について、私の思うところを述べた。今回は、まったく同じ話を別の観点から語ってみたい。
多くの人が目にした、がれきの写真。環境省が新聞に全面広告を出した写真である。私はこれをみて、とても心がざわついた。まず理解したのは、がれきという物質があるわけではない。そのひとつひとつは、特定の○○さんのお宅の建物の柱の一部だったり、△△さんのたんすに入っていた . . . 本文を読む
被災地のがれきの広域処理が問題となっている。愛知県の大村知事は、中部電力やトヨタ自動車の敷地、名古屋港などの臨海部に新たに焼却施設や灰の埋立処分場を建設して、宮城県、岩手県のがれきを受け入れる構想を発表し、また県内の市町村に対し、がれきの焼却を受け入れる意向があるかどうかを調査している。
被災地に積み上げられたがれきは、一刻も早く片付けることが大切と私は思う。それは被災地の住民の心のケアとい . . . 本文を読む
ありのままを受け入れることこれは現状を追認することとはちがう現在をマイナスからではなくプラスからスタートしようとすること責任を問わないことではなく未来への責任を自覚し自覚させること
山の草たちは現状を悲観しないありのままを受け入れてありのままに生きているそしてありのままに死んでいくありのままにタネを宿し
だからだいじょうぶ私たちもこの星に生まれた生き物だから草たちのように生きて . . . 本文を読む
怒りに基づく行動は怒りを呼び起こす顔のない相手に怒っても宙をまって自分に返ってくるだけ
怒りの奥にある気持ち絶望?それとも生きがい?人間はしたたかな生き物マイナスのパワーでも生きられる
怒りをぶつけないで他の誰にも自分にも竹林の奥でさんざん泣き喚き涙が涸れるまで泣いたらもうだいじょうぶ
愛に基づく行動は愛を呼び起こす顔のない相手に人間らしい顔をとりもどさせる
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不安なのは自分で自分の回りを塀で囲っているだけ差し出されている手が見えない少し勇気を出して自分の手を伸ばしさえすればだいじょうぶ
もうここで生きていくと決めたのならここにはすべてがあり足らないものは何もないすべては約束されているからだいじょうぶ
それでも不安になる夜はア・リ・ガ・トとつぶやいてみよう今ここで生きていることに感謝しようそれでもう十分だからだいじょうぶ
いつか愛す . . . 本文を読む
「本当に大事なものは 隠れて見えない ささやかすぎる日々の中に かけがえのない喜びがある」Miyabi(竹内まりや)作詞の「いのちの歌」の一節である。
福島で、そして愛知で、放射能とどう向き合うかということを、仲間たちとそれぞれに悩みながら、対話を重ねている。福島に住み続けることを決意した人たちにとって、放射能とともに生きていくとはどういうことなのか。愛知でこどもたちを放射能から . . . 本文を読む