だいずせんせいの持続性学入門

自立した持続可能な地域社会をつくるための対話の広場

何をやっても詩人になる

2012-05-13 12:04:28 | Weblog
   福島県田村市は福島第一原発から30km圏のすぐ外側にありながら、幸いに放射線量の少ない「クールスポット」である。そこにある蓮笑庵(れんしょうあん)を訪問した。ここはちいさな山のふもとに画家の渡辺俊明氏の自宅、アトリエ、ゲストハウスが配された静かな山里である。俊明氏は正統的な美術教育を受けたわけでなく、伝統にとらわれない奔放な画風で知られる。仏教やキリスト教に題材をとった絵画や版画 . . . 本文を読む
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福島で生きるということ

2012-05-13 09:41:16 | Weblog
   今回の福島訪問では新しい出会いがあった。私がブログで福島に行くことを書いたのを見てコンタクトをしてくださった人がいた。そのSさんとそのお仲間、私たちの福島の仲間たちが集まって、7人で夕食会をした。  自由な雰囲気でおしゃべりするなかで、いくつも印象深い話があった。Sさんは野の花が好きなのだが、それを摘んで家の中で生ける、という何でもないことが、福島ではためらわれる。その花は放射 . . . 本文を読む
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カエルの戒め

2012-05-12 22:23:57 | Weblog
   5月の連休、2泊3日でいつものように戸上昭司さんのマネージメントで福島を訪問。これもいつものように飯舘村の小林麻里さんのお宅を訪問する。里は今、春まっさかり。家の裏の水路ではサンショウウオの卵がぎっしりと孵化を待っている。蓮池や田んぼはカエルの大合唱である。多少下がったとはいえ、相変わらず放射線量は高い。しかし、生き物たちは、いつもの春と変わらない圧倒的な豊かさである。  カエ . . . 本文を読む
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