だいずせんせいの持続性学入門

自立した持続可能な地域社会をつくるための対話の広場

由布院・江藤農園

2013-01-21 23:14:50 | Weblog
   温泉で有名な大分県由布院に学生たちと観光地としての持続可能なまちづくりについて調査に来ている。今日は地元の専業農家である江藤農園の江藤さんを畑に訪問し、観光業と農業の連携について聞いた。由布院の駅のすぐ裏、借りているという畑には、わずかに芽がでたタマネギとまるまるとしたカブ、アカカブがうわっていた。目の前には冷たく乾いた青空の中にうっすらと雪をまとった由布岳がどーんと。絶景である . . . 本文を読む

由布院

2013-01-21 23:06:33 | Weblog
   由布院といえば言わずと知れた温泉観光地である。でも私が子どものころは、ひなびた湯治場というようなイメージだった。今のようにあか抜けた温泉地のイメージは80年代に築きあげられてきた。 そのまちづくりを学びに学生たちと由布院を訪問。先ほどまで、まちづくりの先頭に立って旗をふってきた亀の井別荘中谷健太郎(なかやけんたろう)さんにお話を伺ってきた。今は亀の井別荘の落ち着いたカフェでこの記 . . . 本文を読む

言葉では足らない(6)

2013-01-12 06:17:26 | Weblog
「もし明日死んでも、後悔はしない。もし長く生きながらえるなら、努力を怠るつもりはない。」(Twitter 『ガンディー魂の言葉』 @gandhi_tamashii)  ガンディーのものとされるこの言葉を深く味わいたい。日々の暮らしに何か不満があったり、自己不全感があったり、こうしたいけど実現していない、というようなことがあれば、人は「死んでも死にきれない」のである。つまり、「明日死んでもよい」と . . . 本文を読む

言葉では足りない(5)

2013-01-06 18:24:26 | Weblog
  【「自分らしさ」って何かしら? 自己紹介のように肩書きを説明尽くしても「自分」を説明したことにならないし、自分の主体性や主観なんてものも、結局は親の考え、社会や時代の影響があるのではないかしら? 「自分らしさ」って何?】 【近代以前は生き方は身分制社会による所与であり「自分らしさ」に悩む必要はなかったの。でも近代以降、自由な生き方が可能になったことで同時に個性の追求と当惑、生き方 . . . 本文を読む

新年のごあいさつ

2013-01-01 09:38:51 | Weblog
「県外の人に会うと『福島県民は私たちに何をしてほしいのか言ってほしい!』と迫られることがある。私の答えは『何をしてもらうのでもなく、自分たちの手でやる』ということだ。」(伊藤江梨「ふくしまはいま、どんな状況なのか―若手世代が内側から見つめて」http://www.47news.jp/47gj/furusato/2012/12/post-886.html)  激動の2012年の最後に、福島からとて . . . 本文を読む