だいずせんせいの持続性学入門

自立した持続可能な地域社会をつくるための対話の広場

私の終活論−40億年の生命の歴史に学ぶ死生観

2018-09-27 08:24:00 | Weblog
(豊山町生涯学習講座「豊寿大学」2018年9月13日講義より)   今日は「私の終活論」というテーマでお話しします。終活をもうしているという方もいらっしゃるでしょう。いやそういうことは考えたくないという方もいらっしゃるでしょう。私は皆さんより大分若いですが、終活していますよ。その話をしたいと思います。ただ、普通にイメージする終活とはずいぶん違うものですので、そのつもりで聞いてください。 . . . 本文を読む
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日本一のモノづくり県の課題

2018-09-20 17:34:32 | Weblog
 今回、企業の社員向け研修会に同席して、愛知県の担当者から愛知県の総合計画「あいちビジョン2020」の内容を詳しく聞く機会があった。そのポイントはむちゃくちゃおおざっぱに言うと、愛知県は製造品出荷額日本一、輸出額日本一の産業県であり、この地位をいかに維持していくか、ということである。そのための中身は「リニアがやってくるのでこれを活かす」ということが中心であった。それ以外は国際的なコンベンションやス . . . 本文を読む
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オカネの話

2018-08-06 23:35:47 | Weblog
(「ミライの職業訓練校」8月4日のレクチャーの内容を再録します。)    みなさん、オカネは好きですか?そう聞かれて、「ハイ好きです」という人もいるかと思いますが、たいていはすっきりはっきりそう言えないのではないでしょうか。オカネに対しては複雑な思いがありますね。また、みなさんがモヤモヤする原因の一つはオカネですよね。オカネをどう稼ぐか、オカネがないと暮らしていけない・・・今日の話の . . . 本文を読む
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「最後の胡弓弾き」

2018-07-25 19:59:09 | Weblog
「木之助の村の胡弓弾きや鼓うちたちも、一人やめ二人やめして、旧正月が近づいたといっても以前のように胡弓のすすりなくような声は聞こえず、ぱんぱんと寒い空気を村の外までひびく鼓の音も聞こえなかった。これだけ世の中が開けて来たのだと人々はいう。人間が悧口になったので、胡弓や鼓などの、間のびした馬鹿らしい歌には耳を藉さなくなったのだと人々はいう。もしそうなら、世の中が開けるということはどういうつまらぬこと . . . 本文を読む
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若き自伐林家

2018-07-20 13:28:57 | Weblog
岐阜県東白川村を学生とともに訪問。自伐林家のIさんの山におじゃましてお話を聞いた。ごっついおじさんが出てくるかと思いきや、Iさんは30代。物腰の優しい好青年である。真っ黒に日焼けした笑顔がさわやかだ。誇りに満ちた表情で私たちのインタビューに答えてくれた。   +++++++++++++++++++++++++++++++++++    今日はようこそ私どもの山に来てくだ . . . 本文を読む
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計画的無計画

2018-07-16 00:46:08 | Weblog
 何事も計画的に、と私たちは子どもの頃から言われ続けてきた。目標を立て、それを実現するための道筋を考え、スケジュールを組み、中間地点での細かい目標を立て・・・夏休みの宿題などがその典型だった。朝は何時に起きて何時に勉強して、いつまでにこの宿題をやって、と夏休みの学習帳の最初のページに書かされたものだ。そして私は自慢ではないが、その通りにできたためしがない。しかもそのことについて子ども心に深く罪悪感 . . . 本文を読む
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東白川村「株式会社」

2018-06-05 11:47:31 | Weblog
 学生のフィールド実習で岐阜県東白川村を訪問。白川茶と東濃桧の産地として知る人ぞ知る村である。もちろん過疎・高齢化が進んでいるはどこの山村も同じである。日本中どこでもかつては養蚕で栄えた山間地であるが、養蚕が衰退した後に、この地方では桑畑を茶畑に変えた。お茶は暖かい地方でないとできないけれども、できるだけ寒冷なところで作った方がおいしいものができる。白川茶の産地は標高が高く、限界ギリギリで春先の霜 . . . 本文を読む
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岐阜県白川町黒川地区

2018-06-04 22:53:39 | Weblog
「今、黒川へ新たに農業をめざし、移住して来られる家族や若者が増えています。(現在66人程)・・・なぜこんな山の中に移住、と思い、来られた方々に聞いてみると『コンビニが無いのがイイ』『夜、まっ暗で星空がキレイ』『人が温かい』『古民家がイイ』『不便さがイイ』と私にとっては全く???・・・のことばかりです。物質的な豊かさが豊かだと思っていた価値観を考えてみる時代かもしれません。季節を味わう暮らし、生き方 . . . 本文を読む
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「自分らしく暮らし、働く場」としての田舎

2018-04-05 14:08:23 | Weblog
「従来、過疎地域に内在する価値として、食料生産、環境保全、水源涵養等の公益的機能が挙げられることが多いが、これに加え、『自分らしく暮らし、働く場』としての価値があることについても、本研究会の調査報告を通してあらためて広く認識される機会となることが期待されるとともに、今後の過疎対策のあり方を考えるに当たっては、このような視点を反映した検討が求められる。」 『「田園回帰」に関する調査研究報告書』(総務 . . . 本文を読む
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新年のごあいさつ

2018-01-01 17:35:40 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。  昨年はいろいろと感慨深いものがありました。私が環境学に参入したのは、2001年に名古屋大学に環境学研究科が設立されてからでした。それまで地球科学をやっていたので、その蓄積が活かせるものをと思い、自然エネルギーの研究を始めました。  当時はまだ自然エネルギーは篤志家がお金をかけて導入するもので、社会に広く普及する展望はまったくありませんでした。私は日本では . . . 本文を読む
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