昨今では、地域づくり・地域再生を進めていくにあたって、自治の大切さがいよいよ明らかになってきた。これまでは、地域を良くするためには行政に要望・陳情し行政は国から補助金等をとってきてそれを実現する、というパターンだった。そうではなくて、自分たちで課題をはっきりさせ、取り組みの計画をつくり、自分たちがまず汗を流し、コストを負担しながら、行政や企業、NPO、大学など外部からの支援を得る。地域の自治を進 . . . 本文を読む
いったん終了していた足助千年ゼミですが、あさひで復活です。
以下、主催の戸田友介さんから素敵な呼びかけ文が届きました。
次は直近ですが、7月16日、その次は8月21日です。
遠くからお出かけの方は宿泊できます。facebookで戸田さんにコンタクトしてください。
https://www.facebook.com/pages/%E3%81%82%E3%81%95%E3%81%B2%E5%8D . . . 本文を読む
先日、豊田市内で「じねんの学校で学ぶ」が開催された。講師は、私が自然エネルギーについて、自然農で専業農家をやられている佐藤敦巳氏、武術・整体の河野智聖氏、自然出産で有名な吉村医院の島袋伸子氏。ものすごくリッチな内容である。たくさんの学びと気づきがあって簡単には書ききれないので、今日はその一部だけ。
慣行農法では機械で土を耕し化学肥料や農薬を投入して作物を作るのに対して、自然農は耕さず、原則と . . . 本文を読む
私たちは、小学生のころから「計画的に行動しなさい」とたたきこまれて育った。意図し、計画し、実行する。最近ではPDCAサイクルと言って、行動したあとに反省して、それをまた次の行動に活かしなさい、ということがやかましく言われる。計画しその通りに行動すればよい結果が得られるとしたら、そのプロセスはマニュアル化できる。誰もがマニュアルどおりにやればうまくいくということになる。
ところが、自然相手では . . . 本文を読む
内山節氏によれば自然を「しぜん」と読むようになったのは明治からだそうで、natureの訳語としてあてたのだという。それまでは「じねん」と読んでおり、その意味は「自ずから然らしむる」ということだ。もちろん、自然(しぜん)というのはそういうものである。草のタネは気候が芽吹きにふさわしくなったら芽吹く。いろんな植物がいっせいに芽吹けば、一番成長の早いものが勝ち残って花をつける。花が咲けば虫がやっている . . . 本文を読む