なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

ハイサイ!

2009-04-19 17:09:14 | Weblog
ハイサイ!Kです。

あぃ!てぃーだかんかん!
でーじ熱いやっさ~(笑)

こっちも暖かくなってきました。
そろそろ海炎祭の季節でしょうか?
懐かしいな~。
あ~沖縄行きて~!!!
だからよー!(笑)


またまた中徳との比較を。。
まずこっちのすごいところは、
GF:12000件/年、CF:8000件/年、ERCP:670件/年等々
カメラは大変なことになっています。。
10列平行で午前も午後も内視鏡。毎日3-4件のERCP。。
超音波内視鏡やNBI(早期胃癌の発見につかうやつ?)もしょっちゅうやってます。

しかしこれはこれで。
病棟へ目を向けると、ヘパリンロック・創部のイソジン消毒・ガーゼ交換。。
外科と内科が完全に壁があるようで、
コミュニケーションがうまくいってないみたいです。
また、ここは大学病院からくる3年目研修医も多いのですが、
大学病院では処置をあまりさせてもらえないのか
注射器が持てない(エア抜きがわからない・局麻ができない・片手でできない)や
外科処置を行って来なかったためか、ナートができなかったりします。
既往歴は心筋梗塞・高血圧・脳梗塞・肝硬変と書くのがよくみられます。

大病院としてのメリット・デメリットがみえた1週間だった気がします。
しかし同時に僕ができることも見えてきました。
南徳でもやってきた生食ロックや検査歴(過去1年半での検査の種類)の導入や
後輩レジデントに対する過去カルテの調べ方や既往歴の書き方。
既往歴の経時的変化や内服から予想される既往歴の読み方など
学ぶこと(カメラやケモ)も教えることも満載です。

さっそく河本や奥村にも色々相談しに電話してしまいました。
垣根のない中徳でさまざまな事を学ぶことができ、
そして決して深くはなかったのですが、
広く多科に渡る基本的な処置や勉強、
全身状態の見方や患者さんへの接し方、
身体所見の取り方や病歴聴取の仕方は
今後も一生の財産になると確信しました。

またこれからは一つ一つをさらに深めれるよう
死にものぐるいで勉強してます。(初)

中徳の後輩達へ。
中徳では学べることがたくさんあります。
やろうと思えばカメラもできるし、カテの横にも入ることはできるし
救急もみれるし、カンファもあるし、グラム染色もやれる
おそらくオペにも入らせてもらうこともできるでしょう。
でも中徳からでたら、制限されてできないこともたくさんあるから
中徳におる間に、今よりもっともっと貪欲にやってくれ。

ではまた。チバリヨ=!

     患者さんと話すときは『うちなーぐち』が抜けないKより。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いまにし)
2009-04-19 19:22:25
他病院に出たからこそわかる中徳のいいところ悪いところ。どんどん指摘してください。
ほかの病院で可能で、中徳では制限されていたことも、具体的に指摘してあげてください。言われないとわからないかね。
私が聖路加で研修したときに、完全に負けているなと感じたのは、鑑別診断に対するこだわりです。いかに多くの鑑別診断をあげて、きちんとルールアウトしていくかを非常に大切している病院でした。中徳ではある程度まで考えたら、それ以上は余裕がないというのが正直なところです。病気は疑わないことには診断できません。鑑別診断はとっても大事です。
K先生の健闘を祈っています。
返信する
Unknown (とどろきです)
2009-04-20 20:21:18
病院面白そうですねえ!
慣れるまでは大変でしょうが頑張ってください!僕も近況報告書いてみまーす。
返信する

コメントを投稿