なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

先輩後輩

2010-02-06 22:17:05 | Weblog
ハイサイ。Kです。


先輩ってのはいつでも凄くって
絶対かなわない存在だなぁって思うことはよくあると思います。
また同期には絶対負けたくないって思うこともよくあります。
同期には負けたくないですよねー。
やっぱり同じ時期に医者になって、同じように研修している同期には負けたくない。

けど今話した二つを一緒に考えてみたらどうでしょう。
同期には負けたくない。先輩はかなわない存在。
じゃあ、先輩が同期だったらどうでしょう。
やっぱり負けたくないですよね。

あの先輩にはかなわないなぁと考えていては先輩にはいつまでもかないません。
先輩はかなわない存在ではなく、越えなければいけない存在なのです。
なぜ越えないといけないか。

1年目が1年目の研修をしていて、2年目が2年目の研修をしていれば
研修としてはプラスもなく、マイナスもなく維持はできるでしょう。
しかし研修としても、病院としても、医療としても日々進歩しなければいけません。
とすると、研修も毎年毎年いいものは残し、改善するところは改善し
そしてステップアップを目指さなければいけません。
先輩を越えることができなければ、研修としては
少なくとも今年の維持かマイナスでしかありませんよね。

前研修委員長と考えていたのは
僕らは全国の病院の研修からするとまだまだかもしれない、
けど、毎年毎年ステップアップすることで、
数年後、十数年後にはもっとよりよい医療を提供できるような研修ができる
研修病院を目指してがんばっていこうと話していました。

毎年毎年僕が学んだことすべてを後輩に教えることで、
1つ下の後輩には僕が学んだことすべてを1年早く、
2つ下の後輩には僕が学んだことすべてを2年早く
3つ下の後輩には僕が学んだことすべてを3年早く教えていけば、
それぞれの後輩は、僕と同じ学年になるころには、僕を圧倒的に越えて行けるはず!
そうすることで、中徳の研修は毎年毎年良くなっていくはず!

先輩は越えなければいけない存在。
後輩は越えてもらわなければいけない存在。
そのために、自分も謙虚に、いやひたすら学び、すべてを惜しみなく教えることで
よりよい研修ができるはずじゃないかなぁ。

じゃあ実際どうでしょう。
2年目は自分が1年目の時の2年目を越えられそうですか?
3年目は自分が1年目の時の3年目を越えられそうですか?
僕はどうだろう。。
なんだかんだ言っても、先輩を越えていくのは難しいですよねぇ(反省)
1つ上の先輩を、2つ上の先輩をいまでも越えたと思えたことは。。
実際ないですねぇ。でも近い目標がいるということだけでも刺激であり
モチベーションには繋がりますよね。
ここにいても、僕にとってやはり目指すのは、あの先輩かなぁ。
負けられません!!!

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