なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

今日の勉強会

2011-08-18 00:45:39 | Weblog
今日は、8th Annual NY Symposium on International Emergency Medicineに参加してきました。
”international emergency medicine”自体あまり知られていないと思いますが、アメリカでも救急という分野は30年ほどの歴史しかありません。救急という分野を世界に広めるために、普段から教育などに携わっている分野ですが、災害医療もそのひとつの分野に入っているそうです。

その中で、2010年のハイチの地震と2011年の東日本大震災についての比較を発表を聞いていたのですが、先進国と発展途上国で普段の医療技術の違い、
国民性の違い(日本は地域で災害に対策を練っている)から始まり、DMAT,TMAT,JMATの3つの医療チームが介入し、災害医療にお互いに協力して貢献
したといっていました。その中でもTMATをすごく評価していました。というのも、ひとつの医療グループがここまで(ほとんど国レベル)統率して、医療品なども海外の援助に頼らずにできたのには、見習うところがあるといっていました。世界でもここまでできる組織はないだろうといっていました。
私の興味は、世界(アメリカ)からみて日本の医療はどのように評価されているのかということだったので、すごく満足のいくものでした。

ついでにスライドの中に知っている人はいないかなと思って、眼を凝らしてみていたのですが、なにやら薬局の佐藤さんらしき人を見た感じがします。
やっぱり彼は、グローバルな人間なんだなと改めて感じてしまいました。(笑)

http://www.ifem.cc/site/DefaultSite/filesystem/documents/8th%20Annual%20NY%20Symposium%20on%20IEM%20program%20and%20registration.pdf