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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

沖縄三日目

2020-04-05 16:50:38 | 旅行記
3日目を更新したつもりが先に4日目を更新させちゃってた・・


三日目は、朝からひめゆりの塔を目指した。
ひめゆりの塔があるのは沖縄本島の一番南端。
那覇市から車で1時間くらいで着く。
途中、ニライカナイ橋を通って行くコースが理想だったけど、運転するのは夫だし、
慣れない道でピリピリしがちだし、喧嘩もたえない家族旅行なので、我慢する。
心の中で悪態つきながら。(運転できたらどんなにいいか)

今回の未曾有の台風により修学旅行等軒並みキャンセルで、ひめゆりの塔は例年になく空いていた。(と駐車場のおじさんが言っていた)
確かに、修学旅行生はおろか、旅行客さえほとんどいなくて、人を搔きわけること無くゆっくり見れた。

しかし、覚悟していたとはいえ、相当なものだった。
戦争で、これ以上生々しく辛い経験をさせられたのは、ひめゆり学徒隊以外いるだろうか、と思うくらい酷かった。私なら、その場で気が狂って死んでいたと思う。
人って、そんな状態でもやっていけるものなの??と。何で彼女たちがこんな目に遭わなければならなかったのか。沖縄の人に全てを押し付けておいて、今までよく知りもしなかったなんて、なんて無知な自分。
生き残ったひめゆり学徒隊の人たちの証言ビデオが海の前で撮影されているんだけど、美しいこの海を、長い間見られなかったという人がいた。手を繋いで逃げた友達をすぐ隣にいながら失った人もいた。
彼女たちの想いを、残された私たちは目を背けることなくきちんと知って、後に続く人に伝え続けることだ。祈るしかできない。


ひめゆりの塔をあとにし、那覇市を超えて本島の東側にある海中道路へ。
今日は台風の影響なく泳げるみたい。
海中道路を超えた先には4つの島があって、何も知らない私たちは、浜比嘉島で車を停めた。

そこには素晴らしい海が。


誰もいない。
プライベートビーチみたい。
海の家もない。


8月ならば容赦ない太陽に灼かれてきつかったと思うけど、10月の太陽は素晴らしい。
海もちょうどいい。透明な魚の群れがチラホラ海面に現れてはキラキラ消えていく。
こんなの初めて。

お昼ご飯は、このビーチから歩いてちょっとのとこにある古民家食堂てぃーらぶいに。


ソーキソバや沖縄の炊き込みご飯ジューシー。
沖縄は料理名も独特で面白い。
まさに、こういうとこで、こういうのが食べたかった。
おばあの味。優しい味。

昼食後、再び海。
日がな半日ここで過ごし、帰宅。

夜ご飯は、ホテルから歩いて20分ほど安里駅前にある「うりずん
ここは”世界ふれあい街歩き 沖縄編”にも出てて気になっていた栄町市場にある。
「うりずん」の隣は昔懐かしくなるような酒屋さん。ここが母体なのかな??
お店の佇まいを見た瞬間、期待以上のものを感じる。
数々の沖縄料理。かたっぱしから頼んでみる。
美味しかったのが、泡盛。特製古酒八年もの。泡盛って苦手かと思ってたけど、
これはしみじみ美味しかった。

ほろ酔いでホテルに帰り着くと、また打ち上げ花火が遠くに見えた。
二日連続見れるなんてラッキー。









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