4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

ロンドンの素敵な家に住む理想の夫婦といるいるこういう女・・でももうちょっと何とかしてあげてよ。映画『家族の庭』

2021-01-28 07:34:53 | 映画あれこれ
マイク リー監督作品。イギリス映画ってハリウッドがいくら真似しようとしても決して出せない独特な何かがある。ジョークもアメリカ人のそれとはちょっと違うし(でも、この映画を見てつくづく、アメリカ人やイギリス人と会話するならジョークの一つや二つ言えないといけないというのが改めて理解できた)

この映画に登場するのは、ロンドンに住み、休みの日には市民菜園に精を出す、絵に描いたような理想の老夫婦トムとジェリー(64歳未満)30歳になる息子が1人。孝行息子で度々週末には食事に訪れる。
そんな夫婦のところへ遊びに来る友人。
物語の核は、奥さんの職場の友人(女性。ジェリーよりはちょっと年下そうだけど、ほぼ同年代、バツ1独身)この女性が、いるいるいるよ、こういう人。やることなすことアイタタタタ。もう見てられないよー、なんだけど、女性として、わからなくはない。何とかしてあげたい。。ということで、2時間、この人に目が離せないまま終わる。他にもいくつかこじんまりしたことがあって、うんうん、思わず肯きたくなる感じ。

いや〜、今度はマイク リー監督にハマった。

『家族の庭』予告編

超少ない直近の私の楽しみ。

2021-01-27 07:58:38 | とりとめもない話
最近の楽しみ。

其の1  辻仁成のブログ 
   相変わらず読んでいる。日に2回も更新されるので、読んでも読んでも追い 
   つかない(嬉しい悲鳴)紹介される料理が飽き飽きした夕食の献立に一役も
   二役も買っている。

其の2  インテリアのインスタを覗く。
   見る度に叫びたくなるくらい素敵なインテリアの写真の数々に悶える。
   もう、自分のインスタなんて更新しないんだ😎 

あれれ、わざわざ上げる必要もないくらい楽しみ少なかった😂 

だのに、結構幸せな私だから、こんな世の中に呑気で良いね〜。


食べこぼしから成長を感じる、しみじみ。

2021-01-26 07:48:45 | わたし的育児日記
小3の娘はわりとお行儀が良い方だけど、食べこぼしは未だにすごい。

「もう、信じらんなーい😑

と言いながら、テーブルや床を拭く。

「お兄ちゃん見てよ、何にもこぼしてないじゃん」

小6の息子は、テーブルも床もきれいなままだ。

夫から言われて気づいた。

「〇〇も昔はこうだったよな〜」

そうだっけ??

そうだった。

息子も昔はすごかったのだ。

それが今じゃ大人みたいにきれいに食べるようにいつの間にかなっていたのだ。

最近だと、パン屑なんかも手で集めて捨てている。

お行儀よくて嬉しいけど、どうしちゃったの😲 とびっくりする。

こうして大人になっていく。

息子、もうすぐ中学生・・・



”子供と映画を楽しみたいなら何をおいてもこの映画!! 「イルカと少年」

2021-01-25 10:46:44 | 映画あれこれ
冬の雨が結構好きなんだけど、週末は久しぶりに冷たい雨が降り続いた。
緊急事態宣言下の東京には恵みの雨かもしれない。

なので今週は、”子供と映画を楽しむ”に相応しい映画を見た。

「イルカと少年」
実はず〜ーっと借りっぱなしでなかなか見なかったんだけど、(理由は子供たちを誘ってもゲームに夢中で全然乗ってこなかったから😤 )諦めてもう返そうかと思っていたら、週末雨の絶好のチャンス。

映画でも見てみるか〜になって、ついに上映。

か〜、やっぱりこれは絶対にいい映画だと直感した自分間違ってなかった😀 
本当に嘘じゃなく、最初から最後まで面白さが散りばめられてあり、もう文句なしに素晴らしいこれぞ映画!!っていうイルカと少年を取り巻くヒューマンドラマだった。

ステイホームの今、是非是非家族で見て下さい。

もし映画館でやってたら、映画館で見たかった作品でもあります。

映画『ドルフィン・テイル』予告編(字幕)

ケン ローチ三昧な週末

2021-01-19 15:27:04 | 映画あれこれ
再び緊急事態宣言下の東京。

真冬の公園は大賑わい。

私は相も変わらず家で映画三昧。
今回は、ケン ローチ三昧。

最初の一本は、「この自由な世界で」

33歳、シングルマザーのアンジーはもうすぐ中学に上がる息子を実家に預けて、ロンドンで友人とルームシェアして暮らしている。ある日、セクハラからのパワハラで職をクビになり、いい加減雇用される側から雇用する側になろうと前職のキャリアを生かして、移民への仕事斡旋会社を立ち上げるが・・

雇用する側、される側、イギリス人は仕事を自国民のみならず移民とも取り合わないとならず、賃金は減り、斡旋料は裕福な誰かの元へ。

この自由な世界がもたらした結果がこれである。

まるでドキュメンタリー映画でも見てるみたいな気分。どうなっていくのか目が離せない。度重なる出来事に心が折れたかと思いきやの、タフな展開。
最後まである意味あっぱれな、観る側の心に問題提起し、いつまでも重くのしかかるそんな映画だ。


そしてもう一本は、「エリックを探して」
映画『エリックを探して』予告編

「わたしは、ダニエル ブレイク」と「この自由な世界で」の2本を観た後だったので、あ、この監督こういうタッチの映画も作るんだなあと、社会のあり方を問いかけつつも、今度はほっこりとするファンタジーと抱腹させる痛快な最後。
こちらも満点。とても面白かった。


そして3本目が、「天使の分け前」
映画『天使の分け前』予告編

こちらも系統としては「エリックを探して」に似ている。
ただどの映画にも共通する主人公は、本当に普通の人(今作は、ちょっと、いや、結構悪い前科者だ)
天使の分け前、とはウィスキーを蒸留する樽から毎年2%が蒸発して消えていく。それを蒸留所では「天使の分け前」と呼んでいるそうだ。(なんてロマンチック)
生まれついてのチンピラのロビーは顔に傷も残る前科者。父親の代からの因縁の相手と会えば喧嘩をする日常。職なし。
ただそんなロビーにも愛してくれる女性がいて、その女性との間に子供が産まれる。
今度こそこれまでの自分にサヨナラして、真っ当になろうと試みるも・・
そんな中、ふとした優しさからウィスキーの味を知り・・

全くしょうもない奴らと思いながら、最後がとても粋で良かった!!




映画『わたしに会うまでの1600キロ』

2021-01-05 07:33:24 | 映画あれこれ
映画『わたしに会うまでの1600キロ』予告編

新年に見るに相応しい期待通りの映画だった。
ローラ ダーン演じるお母さんは素敵な人だった。
リース ウィザースプーンもぴったりのハマり役。

そして、実在のシェリルは本当に美人で、確かにこんな人が歩いていたら注目されただろう。よくぞ無事歩ききった!!

何これ何これ、どうなってるの?! ジャファル・パナヒ監督作!映画『人生タクシー』

2021-01-04 20:39:20 | 映画あれこれ
ジャファル・パナヒ監督作!映画『人生タクシー』予告編

この映画をよく知らないまま見ていて、果たしてこれは、役者なのか、ドキュメンタリーなのか、タクシーの乗客は摩訶不思議な人たちばかり、最後に迎えに行く姪っ子は生意気で、いるいるこういう女の子って感じ。と思って見ていたら、気付いたら引きつけられていて、最後のシーン、え、え、嘘でしょ、何何??まじ?

気になって調べたら、まあまあそういうことだったの!!
映画.com作品情報:人生タクシー

面白かったよ〜確かに。運転中、電話し過ぎなのがちょっと気になっちゃったけど・・

イランの首都テヘランのリアルが詰まってる。

義父が逝く

2021-01-03 21:30:47 | 日々是好日
昨日、夫の父親が亡くなった。
突然だったけど、もう危ないとは暫く前から言われていた。
義父はもうしばらく前から施設にお世話になっていた。

男3兄弟の長男である夫は、突然の訃報に悲しみに沈む間もなく、対応に追われた。
遠く離れているので、施設と葬儀屋、兄弟、次から次へと電話し、夜になった。
私は飛行機のチケットをエクスペディアで取ったけど、慌てて復路の日(まだ未定)を
間違えて、慌てて取り消したり、結局電話でオペレーターの人と話して落ち着いた。
慌てて取るものじゃないと肝に命じた。オペレーターの人は、1月2日だというのに、本当に親切に対応してくれて、こんなに上質なオペレーターは日本でしかあり得ないと改めて思った。

そして今朝夜明け前に夫は出かけて行った。
私たち家族は、コロナなので行かないことにした。
3兄弟で父親を弔う。

こんな時、兄弟は多いに限る。
3人寄れば文殊の知恵。
私自身、父が亡くなった時、心細くて兄弟がせめてあと1人いたら良かったのにと強く思った。だから本当はもう1人子供が産みたかったんだけど。

うちは出張とかある仕事ではないので、いつもはウザいくらいに思っている夫がいない夜というのは、こんなに寂しいものなのかと初めて知る。
子供の頃、父がたまに飲みに出ていない土曜の夜を想い出す。
テレビの日本昔ばなしの歌を聴きながら、ちょっと何だか心細い土曜の夜。

義理の父に会ったのは、実に2回くらいで、最後に会って別れたあとで、私は大泣きしたのだったけど、殆ど知る時間がなかったけど、めちゃくちゃ明るい人だったんだって。娘がラテン系みたいに明るいのは多分おじいちゃん似なんだね。

今頃、兄弟思い出に浸って飲み明かしているのか、連絡はない。

正月も終わる。


あけましておめでとう。今年も本を読もう〜LET'S スウェーデンの暮らし

2021-01-02 10:10:07 | 私の読書日記
コロナで明け暮れた2020年も終わり、2021年、呆気なく訪れる。

実は私は2021年のお正月をとても楽しみにしていたのだが、、(と言っても、他人から見ればものすごく些細な楽しみです😅 )
夢破れ、大人しくステイホームの元旦を過ごす。

年末は、「スウェーデンの保育園に待機児童はいない〜移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし〜」 という本を読んだ。

雑誌やテレビでチョイっと紹介される憧れの北欧暮らしより、もっとじっくり向こうの暮らし、子育てや保育園のこと等が日本と比較しながら分かりやすく正直に書かれていて、とても面白かった。保育園(待機児童問題)や、育休、子供が風邪をひいたとき用の有給など、日本もこうなって欲しいが詰まっていた。
そして、暮らすには少々不便な社会=万人に優しい社会がスウェーデンで、暮らすには最高便利な社会=エッセンシャルワーカーに無理を強いる社会=日本なんだなあと思う。便利でサイコーでこれが当たり前って思っている人の裏で、安い賃金で昼夜問わず働かされている人たちがいることを日本人は忘れている。

私的には、やっぱり大学まで学費無料は大きいなあと思う。
うちは子供二人、大学までちゃんとやれるかしら?と不安がいっぱいだし、
もし、学費無料なら、私は絶対もう一人産んでいた。
正直、夫の年齢も考え、大学まで行かせることを考えると、二人で手一杯だなと思ったのだ。
そして、無料となれば、社会人の学び直しも出来、現にスウェーデンは大学生の5人に1人が社会人経験者なんだって。誰にでも等しくチャンスが与えられる社会って素晴らしい。

そのほかにも、転勤のない社会や(希望転勤はいいけど、そもそも日本の転勤システムってもう時代錯誤)日本と比べて楽ちんな保育園生活(保育園で朝食も出してくれる!!)もちろん、保育士さんたちの労働条件も◎
ただ、病院については、簡単にはかかれないみたいだから、日本に軍配。
そして、コロナの今、スウェーデンの医療が心配だ。(最初の集団免疫作戦失敗から、隣国フィンランドやノルウェーと全然感染者数が違う)


今は我慢の時期だから、家でこうして本を読んで過ごそう。