4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

子どもの本心を聞きだしたい時には・・

2020-04-07 13:49:04 | わたし的育児日記
去年のことになるけれどフランス人作家カトリーヌ パンコールの三部作からなる小説にハマっていて、そこに出てきた子育てに関するセリフをずっとここに載せようと思っていて、今に至る。すごく真理をついてるから、未だに時々思い出す。

どういうシチュエーションでの言葉かというと、小学六年生くらいの男の子を持つ父親に、同じく子供を持つ母親(二人は夫婦ではない)がアドバイスするのだが。この父親は忙しいので、たまにしか子供と接することがない。その束の間に息子の本心を知りたい、深く関わりたいと思うのだが・・

子供とどれだけ長く過ごしたかじゃなくて、どう過ごしたかが大事ってよく言われるけれど、そんな簡単なものじゃないわ。

子供と一緒に過ごした時間の長さも大事なの。
だって、子供って親が何か訊いてもすぐに答えるわけじゃないでしょう。
たとえば、一日中一緒にいたのに、夕方になって、家に帰ろうと車に乗ったら突然いろいろなことを喋り出したりするものなのよ。今まで黙っていたようなことや、子供ながらに抱えている不安を話し始める。

こう言うと、あなたはまさにそうやって子供が何か打ち明けてくれる時間が大切で、それまでの時間は無駄な時間だと思うかもしれないけど、でも実はそうじゃないの。

学校から帰宅した子供が、なんとなく不機嫌で、親としては何かあったかと気になり、いち早く聞き出したくなる時もあるかもしれないけれど、いきなり聞いても、答えてくれない。無理にこじ開けようとすると、余計事態を悪化させかねない。
うちの場合は、お風呂の中で心を開いて話し始めることも多いです。

この場面を読んで、改めてそうか、そうだったのか、と思わされたので。

長いこと学校が閉鎖されてツライけど、出来ることなら楽しく”親子”したいものですね!!


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